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カメラマンと技術スタッフの体力・根性がスゴイ件
「会社案内のビデオ」
なるものを仕事で作っています。
といっても、実際に撮影するのは外注さんで
私はコーディネーター&社内調整の係です。

きのうとおととい、
久しぶりに「撮影する側」に回りました。

工場の中で朝から夕方まで
1日3ヶ所ずつの撮影スケジュール。

・・・で、バテまくりです。

以前なら1日5現場とか平気だったのに、何という体たらく。
(しょんぼり・・・)


カメラさんや技術さんは、撮影用の機材もろもろ
ずいぶんと重い荷物を運んだりします。
朝イチに集合して、セッティングして、すぐ撮影して
汗かきまくりで、終わったらすぐバラして、次の現場。
休憩もろくすっぽ取れないのに、彼らは平気です。


当時は気づかなかったことですが、
「カメラマン」「技術さん(音声・照明その他の担当スタッフ)」は
1日何時間撮影があろうが、どれだけ熱いor寒い状況だろうが、
キチっと自分の職務を果たす
人が非常に多いです。

根性のカタマリ+体力のカタマリ。

文句なしにリスペクトです。


もしあなたが撮影を仕切る側、つまり記者・ディレクターになったら
(あるいは、暑い中そういう仕事をしてる人を見かけたら)
ぜひ彼らをねぎらってあげてほしいな、と。
私からのお願いです。
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【2008/07/09 22:17】 | 報道・制作の経験談 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【技術】

文系と理系で就職活動の方向性が異なる件
きのう設置したブログパーツ「あわせて読みたい」

カラクリがどうなっているのかはよく分かりませんが、
「あなたのブログ読者はこんなのも読んでるよ」
と教えてくれるらしく、楽しみに今朝チェックしました。

いろいろなブログが表示されました。
なかなか面白いシステムですね。

全てのリンク先を読み、
・宣伝、販売目的のいわゆる「スパムブログ」が少ない
・比較的若いブログ作者が多い

などの共通点を見つけましたが、一番興味深かったのは
「意外にも理系の読者が多いのでは?」
という傾向でした。

もうひとつ裏付けるデータがあります。
私のブログの「検索ワード」です。

ほとんど技術職のことを書いていないにもかかわらず
「テレビ局 技術職」
という検索ワードが、開設当初から上位に入り続けているのです。
(あとリンク元のISPに技術系の専門学校も多い)

初めはノイズ的な感じかな?と思っていたのですが、
どうやら
「理系の人ほどネットで就職情報を検索するのでは?」
という(当たり前といえば当たり前の)仮説が成り立ちそうです。

逆に、文系の人は
「文章を書く」「物事を説明する」ことに比較的経験があるので
それほど情報検索に熱心ではない。
もっと言うと「我流に走ってしまいがちなのでは?」という仮説も。

大学ドメインの検索キーワードだけ絞り込んでみると
もっとそのあたりの傾向がつかめるかもしれません・・・。
何か分かれば、またここで書きます。
【2008/04/12 19:50】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(1) | コメント(0) 
tags:【技術】

Yahoo!動画の野球中継に必要な人員の数はいかほど?
最近ビックリした話を。

パ・リーグ全球団の来期試合を「Yahoo!動画」で配信
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080125/gte.htm

 ソフトバンクの100%子会社であるG.T.エンターテインメント株式会社(GTE)は、プロ野球パシフィック・リーグ全球団から2008年度主催試合のインターネット配信権を取得。さらに、パ・リーグ5球団から2009年度のネット配信権と、08、09年度のCS/CATV/IPTVの独占放映権を取得した。
 インターネット配信権を取得した試合は、オープン戦28試合、パ・リーグ公式戦360試合、セ・パ交流戦72試合、パ・クライマックスシリーズ5~8試合。これにより、GTEは、ソフトバンクグループが提供する動画ポータルサイト「Yahoo!動画」や、携帯電話向けの「Yahoo!動画(ベータ版)」などを通じて、パ・リーグ全試合のライブ、ハイライト映像を配信していく。


ちなみに私はスポーツ大好きなので、
「野球中継のディレクター」はものすごく楽しい仕事でした!
(今でもバイトで呼んでくれるならやってもいいかなと思うくらい・・・)
でもアレってすごく大変なんですよ!特に機材と人手がたくさん必要。

キー局が中継すると10台以上のカメラを使いますが、地方局はお金がありません。
いちばん簡素なところでは「4カメ」体制というのが最低ライン。
バックスクリーンとネット裏、1塁側と3塁側に1台ずつカメラを置く。
でもボールを追うのに精一杯で選手の表情などおさえられたものじゃありません。
私がいた局は「6カメ」がスタンダードでした。

さて問題。
6カメ体制に最低限必要な人員の数はどのくらいでしょう?


とりあえずの答え。
<球場内>
1カメ・・・バックスクリーンからホームベースを狙う
2カメ・・・1塁側スタンド上段から、ボールの動きなどを狙う
3カメ・・・3塁側スタンド上段から、ボールの動きなどを狙う
4カメ・・・1塁側スタンド下段から、選手やベンチの動き、表情などを狙う
5カメ・・・3塁側スタンド下段から、選手やベンチの動き、表情などを狙う
6カメ・・・バックネット裏から、ピッチャーや電光掲示板などを押さえる
※試合が始まるとカメラマンは身動きが取れないのでバイト君が何人かフォローにつく
実況アナウンサー・・・言わずもがな、の花形ポジション
解説者・・・アナウンサー1人では進行が単調になりがちなので1人~2人必要
アナD・・・アナウンサーのそばでメモを渡したり、進行を手助けするディレクター

<中継車>
ディレクター・・・試合の流れやデータなどを駆使しながら、中継を演出する
スイッチャー・・・6台のカメラから送られる映像を瞬時に判断し、最高の映像に仕上げる
裏スイッチャー・・・リプレイ専用。表スイッチャーとは違う視点で映像を切り取る。
編集・・・「試合のダイジェスト」や「リプレイ」などを試合中に編集し、すぐにスタンバイ
VTR収録&出し・・・収録の管理&事前に作ったインタビュー映像などを送出する
TD・・・テクニカルディレクターの略。中継技術に関する一切を取り仕切る
音声・・・スタンドの音声で臨場感を出しつつも、実況の声をしっかり届ける
テロッパー・・・スコア、選手名、データなどさまざまなテロップを選び、切り替え
データ入力・・・テロップに反映される試合中のデータなどを入力

てなわけで、6カメ中継には最低でも20人程度のスタッフが必要です。
・・・で、話をYahoo!動画にもどすと、何と「毎日3試合を同時中継」だそうです!

ということは、最低でも1日60人のスタッフが必要で
各地を転戦するのだから、交代要員も含めて倍の人数は欲しいところ。
機材の数も「球場固定カメラ」かと思いきや、地方球場の試合までカバーするらしい。
さらに毎日ダイジェスト映像もあるらしく、編集スタッフもどこかにいるに違いない。

う~ん、いったいどれだけの資本を投下しているのか!?
すげえな Yahoo!動画。

てなわけで、私は時間がある限り、プロ野球を楽しませていただきます。
マスコミ志望者の皆さんは
「何台カメラがあって、何人体制でこの中継やってるんだろう?」
「なぜテレビ局は手を出さないパリーグ中継が、ネットでは成立するんだろう?」

などと考えながら見ると、また違った驚きや発見があるかもしれませんよ。

Yahoo!動画 - パ・リーグ 熱球ライブ!
http://streaming.yahoo.co.jp/special/sports/pacific_league2008/

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/03/21 23:25】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】 【技術】

デジタル化が描いた番組制作の未来と現在(後編)
昨日のエントリをまとめると

1)デジタル化は、視聴者との「情報のやりとり」を軸にした新しい番組制作を
見出す光明になるはずだった。
2)しかしデジタルテレビの「情報入出力機器」としてのポテンシャルがやや低く、
いざ視聴者が“能動的に”テレビと情報のやりとりをしようと思うと、物足りない。
3)NHKの例を見ると「デジタルテレビは投票機能が中心」にならざるを得ないが、
ケータイなどをうまく組み合わせると、視聴者とのやりとりを軸にした番組づくりはできる。
しかし情報をさばくための莫大な資金・マンパワーが必要となる。

で、テレビ局がとる選択肢は2つ。

◆思い切って設備投資・人的投資をして魅力あるコンテンツを創生するか
◆従来の枠を超えない程度のカネ・ヒトで、可能な範囲の新しい制作方法を探るか


当然、意欲のある会社は前者を選びたいと思うはずですが
そこでキーになるのが「企業としての経営」だといえるでしょう。


ここでたとえ話を。

私が今勤めているメーカーは1年の売上が数百億円です。
しかし売上の数%でしかない、十億円前後の設備投資をしたとしても
大きな経営判断が必要で、投資家の材料や新聞のネタにもなります。

一方私がかつて勤めていた放送局は1年の売上が70億円程度。
その会社が、1年分の売上に匹敵する70億円の設備投資をして
デジタル化に取り組みました。これはとんでもないこと!のはずです。

なぜこんなことをしてもローカル局は何とかなっているのか?
それは利益を生み出すための原価がメーカーに比べて少なくて済み
本気になれば短期間で設備投資の回収が可能だからです。(大雑把な説明ですが)

ただ実際問題、それでも3~4年前から
「デジタル化の投資がすごい額なので、何とかしなければいけない」
という経営層の危機感は現場にも伝わっていて
いろんな変化が目に見えて表れるようにはなりました。

・カメラチャーター(1日10万円以上する)をデスクが嫌がる
・テープの使い回し回数を増やすよう指導が入った
・必要経費であるはずのタクシー代に上司のチェックが入る
・アナウンサーのプロダクション化が進む(アナウンサーだけ別会社に所属)
・アウトソーシングの推進(記者・ディレクターがプロダクションから派遣される)
などなど・・・。


とあるブログの書評から引用します。

テレビ放送のデジタル化に伴い、
膨大な設備投資を強いられるTV局は、
力のない地方局からバタバタとつぶれるかもしれない。

ネット広告がテレビCMを超える日 | phas.jp


こういった言説はphas.jpさんに限らず、定説化している部分もあって
私が就職活動をしていた10年前からささやかれています。
数年前には「ココとココが合併するらしい」なんて噂が
まことしやかにささやかれていました。(今はどうなんでしょうね?)

ネットの記事をたどると、この本では
「2018年あたりにネット広告の収入がテレビ広告を上回る」という説を唱えていて
そのあたりで経営の淘汰も進むだろうと予測しています。
しかし。
あなぐまの経験を元に推測すると、淘汰はもう少し先かなと感じています。
理由は4つあります。

1)団塊世代の大量退職による人件費の圧縮と組織の若返り(マンパワーの増加)
2)各局が推進しているであろう経営のスリム化による資金繰りの良化
3)新聞や雑誌、看板など他の広告媒体の衰退による、相対的な媒体力の向上
4)テレビ局の経営構造から見て、デジタル化の設備投資回収は10年程度で可能



では、本エントリのタイトルに掲げた「デジタル化が描いた番組制作の未来」はどうか?

総務省が推進する「デジタル放送による変化」という狭義の意味では、かなり難しいでしょう。
しかしデジタル化もっと広く「ネットを代表とする情報技術の広がり」だと捉えた場合、
番組が本当に面白く、価値のあるものかどうか?で他媒体と競わなければなりません。
つまりテレビ局の媒体価値の源泉である「番組制作」の未来が問われているのです。


かつてのラジオ、映画、新聞がそうであったように
影響力で頂点にあったメディアが転落するとき、そのスピードは本当に速い。
そして立ち直るにはかなりの時間を要します。
まだ現在テレビは影響力最大のメディアだと思います。ネットの話題でも中心ですし。

この10年は「本当に視聴者に役立つ、面白い、大切な情報とは何か?」を問い直し、
メディアとしてのレゾンデートル(存在意義)を追求する原点回帰の番組制作を望みます。
そしてメディアとしての権威や影響力を維持できるよう努力するほかありません。
そのためのカギは、お金ではなくマンパワー。局員が不祥事を起こすなど言語道断。
大変な時代ですが、私は今の若手と未来の制作者にやはり期待してしまうのです。
・・・まだ、可能性は残されています。


※あともう1点、放送編集機材(プロ仕様)に技術革新が進んで、チープ革命というか
低価格化が進み多くの人の手に渡るようになると、YouTubeやニコ動がもっと盛り上がり
テレビのメディアパワーを脅かすのかもしれないなあ・・・という予感もあります。
携帯カメラの高機能化の方が近道かもしれませんが。

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/02/27 22:20】 | 放送局の気になる実態 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【営業】 【技術】 【制作】

記者から見た「理想の技術マン」の資質
私は「技術」とほど遠いところを歩んできた文系人間ですので、
技術者が持っている自負というか性質を十分理解できていないかもしれませんが
技術マンの助けがなければ、テレビ局の仕事はできません。
このことを報道・制作志望の方は自覚してください。

ディレクターとして中継やロケ、スタジオ進行などを通して
たくさんの技術系の人と仕事をさせてもらいました。
そんな中で「一緒に働きやすかった人・そうでない人」の話をします。

技術マンは、やはり職人気質の人が多く
「自分が仕事をするフィールド(技術)についての知識、経験を高める」
ということを第一の目的にして、日々の仕事を積み重ねる傾向にあります。

ただ、記者・ディレクターがいろんな現場で仕事をさせられるのと同じように、
技術さんも本当に幅広い分野での仕事を求められます。
思いつくだけでも「ニュース番組のスタジオ進行」「バラエティ番組のロケ」
「スポーツ番組の中継」「音楽や舞台などのステージ収録」などなど・・・。

ディレクターや記者の仕事は
「この番組はこういう意図だから、この映像と音声をこんな風に録りたい」
と考えること。
技術さんの仕事は
「それが最も効果的に表現できるようには、どんな技術的なサポートをすべきか」
を考えること。

ところが、両者の考えが必ずしも一致するわけではありません。

そんな時に「ここにカメラを置いた方がもっと分かりやすい!」とか
「これでは現場の音声がクリアに拾えないから考え直したほうがいい!」とか
一緒になっていいものを作ろうとしてくれる技術スタッフが、私は好きでした。
というのも、技術系の人の中には、
「自分の仕事だけちゃんとやっていればいい」「現場には興味がない」
みたいなタイプの人も多いからです。

この記事を読んでいる技術職志望の皆さんに、あなぐまからのお願い。
ぜひ、
「好奇心の幅広い」技術者
を目指してほしいなと思います。
文系科目の成績が高い・低いとかいう話ではなくて、
「小泉政治ってどう思う?」とか「地元の歴史って興味ある?」とか
そんな話題を切り捨てずに、興味を持てる人物になって欲しいのです。
実際、テレビ局の技術マンは報道・制作志望者と同じく、とても好奇心が強いですから。


<関連リンク>報道の現場は怒号が飛び交うのが日常茶飯事《この就活ブログがスゴイ》③番組1本作るのがいかに大変かあなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しい
【2008/02/22 21:26】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【技術】

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