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記者発表案(ただし妄想)。
シルバーウィークも最終日。
皆さん、お出かけの疲れは残っていませんか?
私も渋滞に巻き込まれて、ご飯やさんは大行列で・・・ETC効果はスゴイ。


さて、久しぶりに
夕方のローカルニュースをじっくり見ました。
お気づきの方もいると思いますが、祝日のニュース番組(ローカル)は
非常に薄い。
というのを再認識しますね。
=「内容が薄い」という意味です。


たとえば30分のニュース番組があると想像しましょう。
その中には「8~10本のストレートニュース」と「2本の企画VTR」があって
最後にお天気コーナーがあって・・・みたいな。

もし月~金の通常営業日であれば、まずもって8~10本のうち
半分程度が“パブリックなネタ”で埋まります。
つまりは行政主催の行事やイベント、知事会見や地方議会、
裁判、警察の行事、各種機関の統計発表など、
公的機関が地方ニュースのネタを支えているといっても過言ではありません。
さらに地元企業も、社員が平日働いているので
何かのイベントや記者会見のたぐいはすべて営業日の平日に開きます。

でも祝日は役所も休み、裁判所も休み、会社も休み。
その日のニュースはどうしてもネタが少ない。
というわけで「内容が薄い」という感じになってしまうのです。

“続いてはイベントの話題を3つ続けて・・・”

(んなもん、どうでもいいわ・・・)みたいな。


で、思ったんですが、
企業の製品発表とか明るい話題提供を
あえてこういう日にぶつけてみてはどうかな?
と・・・

<メリット>
・平日であれば「行政もので、クルーが(or紙面が)足りないので・・・」
と断られがちな企業の記者発表も、
ネタが不足しがちな祝日であれば取材してもらいやすい
・さらに面白ければ「尺を長くする(紙面を多く取る)」可能性もある

<必要条件>
・「会社内でただ発表する」よりは「外で市民も交えて」と、公共性を持たせる
・祝日=家族でも見られるよう、テーマ設定やエッセンスを加える必要も

<課題>
・関係する社員は休日出勤になる=手当が必要
・「発表(イベント)後の記者からの問い合わせ窓口」を会社にしづらい
⇒広報担当者は会社に詰めて、問い合わせに備える必要

<提案>
・「取り上げてもらうために休日手当もやむなし」との上の理解が必要
(社員も自宅でニュースを見られる=インナーブランディングの一環)
・広報担当者は問い合わせ用に会社支給の携帯電話を持つ
(在宅でも問い合わせに応じることが可能。ただし危機広報時は使わない)

地方の企業広報担当者の皆様。いかがでしょうか?
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【2009/09/23 20:22】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(4) 
tags:【ニュース】 【広報】

民主党のメディア活用力は?
まだ総理就任すらしていないのですから
あまり過熱しすぎず、長期的に見守りたいところですが
少なくとも「オッ?」と思う点が。

民主幹事長に小沢氏 菅・岡田氏の入閣確実(9/3)
官房長官に平野博文氏起用へ 国家戦略担当は菅氏が有力(9/4)
菅・国家戦略相、岡田・外相 鳩山政権の骨格人事固まる(9/5)
※いずれもasahi.comの記事

これまで新内閣人事といえば、首相の号令の下
丸1日、ごにょごにょと偉い人たちが話し合いをして
「○○派から何名」と予定調和的な指名をするのが通例でした。

今回の場合、毎日少しずつ新しい内閣の陣容が明らかになる。
国民の期待も少しずつ広がっていくような・・・
毎日新しい記事として、話題を小出しにしているのが
もし意図的な民主党のメディア戦略なのだとしたら、なかなか良いと思います。
【2009/09/06 21:58】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

「日テレ社長がバンキシャ誤報で引責辞任」の衝撃
「バンキシャ!」の誤報がきっかけで
日本テレビの社長が引責辞任しました。

私には「衝撃」です。

【日テレ社長辞任会見】「重大な監督指導不行き届きの責任をとりたい」
(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090316/crm0903161844025-n2.htm

(記事より抜粋)

--誤報の原因をどう把握しているのか?

久保社長「一般論でいえば、私が代表取締役の職を辞したということで、すべての説明をつけたい。誤報の内容、きっかけ、報道にいたるすべてをひっくるめて、報道機関の一員として、あるいは日本の民放初のテレビ局としてこれまでテレビジャーナリズムの先頭を走ってきた自負がある。さまざまなメディアが登場するなかで、日本テレビが長い伝統に培ってきた内容の質を含めて、自負をもってみんなでここまで育ててきた。それが大きく損なわれた

--日テレの報道姿勢の何がどう問題だったのか?

久保社長「すべての取材対象がそうだが、とくに公的機関に関して、疑惑について報道する場合は、一般の場合とは異なる性格がある。特に今回問題になった岐阜県については裏金づくりの疑惑が幅広く存在すると、さまざまな検証がなされ、岐阜県としては襟をただして、いろんな措置を取ってきた。その後のことだけに、相当な幅広い取材と裏付け(が必要だった)。法的な整備もあるが、内部告発に関しての報道機関の取材は相当、慎重にやらなければならない。内部告発の中には大きな事案に発展することも含まれているが、その取り上げ方には、相当の慎重さが必要だ。さまざまな情報提供の仕組みが発達している状況からいって、10年20年前の内部告発とは相当状況が違う



・・・正直に書いて、いいですか?

たった1つの誤報で、トップが辞任するというのは
私にとってはものすごい衝撃です。

こんなことがスタンダードになってしまうと
記者もディレクターも怖くてオンエアができません。



いくつかの記事を読む限り、要旨は以下の通りです。
①岐阜県は過去に裏金問題があり、改善に努めていた
②日テレは「それでも裏金がある」との情報を得た
③慎重に取材を進め、ある程度の「ウラ」が取れたと判断しオンエアした
④その後の調査で「誤報」と分かった。内部告発者は逮捕。

※なぜか産経さんがすごーく力を入れて報じているので
興味があればこちらをどうぞ。

◆異例の立件「バンキシャ!」虚偽証言 日テレが乗った“迫真ストーリー”
(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090315/crm0903151301007-n1.htm



放送局には毎日、それはそれはいろんな情報が寄せられます。
番組内容に対するクレームや、個人的な悩みごと相談、
そして「内部告発」と思しきものも、ちょくちょく向こうから飛び込んできます。

記者は内部告発に端を発する「疑惑」をデスクから受け取ると
それとな~く、気づかれないように、周辺取材を始めます。
でも「ものになる=オンエアに値する情報」は10本中1本くらいの印象でした。
ほとんどは、ムダ足だったり、先方に怒られたり・・・。
「内部告発」の扱いはすごく難しいのです。

それでも当時の私は
“自分は情報のプロだ”という意識が少なからずありました。
周囲の同僚や先輩も、そう自認しているフシがありました。
(※ジャーナリストだと自負したことは1度もないですけどね)

つまり
「内部告発に振り回されて、結果として上手に事実を伝えられなかったこと」
それ自体は、確かに問題だと思うのですが
内部告発をもとにした取材には、若干のリスクが内包されているので

“○○の証言で明らかになりました”

で始まるニュースは、ともすれば公平さ・公正さを欠いているかもしれないよ
という認識は、放送局内部だけでなく、視聴者や社会にとっても
「織り込み済み」という印象を私は持っていたのです。



たしかに間違った報道はよくない。謝って訂正すべきでしょう。
でも「トップ辞任」という組織としての人事は別問題です。
これをやってしまうと、裁判のようなもので

“100%立証できている事実しか報道できない”

という報道側の自己規制が生じてしまう可能性もあるのです。
少なくとも、私が現場の記者だったら
今後「内部告発」に関するネタは一切触りたくない気持ちになるでしょう。
「もし自分の報道で何かあったら・・・」と保守的にもなるでしょう。




・・・ちなみに私は「バンキシャ」のファンでもなければ、
日テレの支持者でもありません。(むしろその逆です)

しかし、テレビ局を応援する立場の人間として
今回の事態を非常に重く捉えているのです。

皆さんはどう感じますか?
【2009/03/16 21:35】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】 【体験談】

広告費削減の波~有名雑誌が続々と「休刊」
このブログは
「放送局や新聞社への就職」が主なテーマですが
おとなりの出版業界も大変そうです。

有名雑誌の休刊が相次いでいるのです。

『就職ジャーナル』休刊、Webでの就活に押され(Markezine)
http://markezine.jp/article/detail/6813
 リクルートは、月刊就職情報誌『就職ジャーナル』の休刊を発表した。1968年に創刊された老舗雑誌がまたひとつ姿を消すことになった。

 『就職ジャーナル』は、新卒学生のための就職情報誌として、就職にまつわる総合的な情報を提供し続けてきたが、学生の就職活動・企業の採用活動は Webを通じたコミュニケーションが一般的となってきたことから、2月28日発売号(通巻487号)をもって休刊することとなった。

 リクルートは2011年春に入社予定の学生向けには、Webサイト版『就職ジャーナル』のサービスを本格的に開始するとしており、6月からのサービス開始を予定している。


ギャルブーム火付け役の雑誌『Cawaii!』が休刊(ニュース-ORICON STYLE-)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/63058/full/
 主婦の友社が発行する10代向けギャル系女性誌『Cawaii!』が、5月1日(金)発売の6月号で休刊することがわかった。主婦の友社によると部数が伸び悩み、今回市場の拡大は困難だと判断したという。

 同誌は96年3月に創刊され、“読者モデル”として一般の女子高校生をモデルとして起用する読者参加型雑誌の先駆けだった。森本容子、土岐田麗子ら人気モデルを輩出し、 現在は、アイドルユニット・AKB48の板野友美や『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日系)にも出演した高橋優らが専属モデルを務めている。

 18歳以上に向けた『S Cawaii!』や、中学生向けの『Hanachu』などの姉妹誌も発売したが、同誌の売上げが伸び悩み、休刊が決定した。日本雑誌協会ホームページによると、08年7月~9月の発行部数は11万3400部となっている。


文芸春秋:「諸君!」休刊へ(毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090303dde041040058000c.html
 文芸春秋発行のオピニオン誌「諸君!」が、創刊から40年となる5月1日発売の6月号で休刊する。同誌は左派全盛だった69年5月、月刊「文芸春秋」の兄弟誌として創刊。福田恒存、山本七平ら保守系論壇人が寄稿した。80年には、社会学者の清水幾太郎が核武装論を展開し、注目を集めた。

 05年8月まで1年間の平均部数は8万部強だったが、08年9月まで同部数は約6万5000部に落ちた。実売は4万部を切っていたという。同社全体の広告収入の落ち込みもあり、休刊を決めた。


ほかにも
「エスクァイア日本版」(男性誌)
「DTPWORLD」(出版業界誌)
「フロム・エー」(求人情報誌)などの雑誌が休刊とのこと。

景気が悪くなれば、
企業予算で真っ先に削られるのが「広告宣伝費」。
まして雑誌を買う側もフトコロがさびしく、
インターネットや無料の情報収集が中心となれば
やむを得ないのかもしれません。

でも、これから業界を志す学生さんにとっては
何とも心許ないニュースですね。



・・・ここだけのお話。

ワタシは放送局で働いていた時分、
ほんの一瞬だけ「出版社へ出向」したことがあります。
「放送局のブランド力を活かして新たなタウン情報誌を作ろう」
ということで子会社を作り、雑誌を創刊したのですが
わずか数ヶ月で「休刊」の運びとなりました。

最終号を出す前後の編集部の空気は
そりゃあもう、サミシイものがありましたよ。
デスクも営業もバイトさんも、基本的に最後の締切日でお別れです。
最終号が並ぶ本屋のにぎわいをよそに、編集部は撤収作業・・・
誰かとは別の雑誌の編集部でバッタリ再会したりなんかして。


私が携わったタウン誌は
「採算ベースに乗らずじまいで休刊」という初歩的な失敗でしたが、
上で紹介したような雑誌は、確固とした地位を築きながらも
時代の趨勢によって休刊に追い込まれるわけで
編集部の皆さんの心中は、さらにフクザツなものがあるでしょう。

心中お察し申し上げます。お疲れ様でございます。
【2009/03/11 21:27】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】

中川財務相問題~「手放しの批判」は、もう止めよう。
ここまでスピーディに「辞任表明」とは。

まったくもって違和感しか覚えません。

「私自身のけじめ」 中川財務相一問一答(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090217/fnc0902171328006-n1.htm

 「昨晩と今朝、病院に行って診てもらいまして、かなり腰やあるいは、風邪、疲労がたまっているという診断を受けた。現在、国会に置いて、二次補正予算、関連法案、平成21年度予算、関連法案の審議の大詰めを迎えているが、私としては、この仕事に全力をあげて取り組むとともに、この予算、予算関連法案が衆議院で通過をしたならば、私自身のけじめとして、ただちに辞表を提出したいというふうに考えております。重ねて総理、あるいは国民の皆様、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたこと、おわびを申し上げる」

--直ちに辞任する考えは

 「やはり、自分の与えられた仕事の緊急の課題を全うするということも大事だと考えて、こういう決意をした」

--自分の健康管理ができない大臣が予算審議できるのかと野党からはやめてほしいという考えが出ている。

 「予算審議に全力を尽くして体をはって、この問題に取り組んでいきたい」

--予算と関連法案が通ったあとに辞任するのか。意志は官房長官、首相に伝えたか

 「予算、関連法案の衆議院の通過に全力を尽くすということ。それから総理、国対委員長には私の意志を伝えて、全力を尽くしてやれということでした」



・・・何か違うんだよなぁ。


政府・自民党は、あからさまに

「補正予算と21年度予算を通すためには
辞任表明でも何でもやって、とにかく事態と世論を沈静化させたい」


ただこの1点で、人事を動かしているのでしょう。

でも皆さん。
よくよく思い返してください。


中川財務相が記者会見で失態を演じてしまったのは

「G7」
先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議。


世界的な経済危機に対し、
各国がむやみに自国の経済を囲う「保護主義」を排除し、
財政金融政策をフル稼働して、
足並み揃えてこの難局を乗り越えよう!
という国際的な約束が交わされた場所です。

日本は世界第2位の経済大国です。
ところが。

「財務相」・・・泥酔疑惑で、帰国後2日で辞任表明
「日銀総裁」・・・与野党の対立で空席が続き、
           しかたなく総裁代行から繰り上がり


世界はこんな日本を
どれだけ冷ややかに見ているのでしょう?
どれだけ信用してくれるのでしょうか?


・・・想像するだけで悲しくなります。

ただ大臣の首をすげ替えるだけでよいのか?
ただ「総理の任命責任」を追及するだけでよいのか?
私たちは辞意表明だけですべてを忘れ去ってもよいのか?


政府も与党も、野党もメディアも、そして国民も、
「日本を良くするため」に大切なことを1つ1つ丁寧に考えて
じょうずに歩みを進めていきませんか?

目先だけを見る「手放しの批判」は
もう今日でおしまいにしましょうよ。



****************************

最近、自分のブログに政治の話題が増えたことに気づきます。

と同時に、

自分が心のどこかで「政治」に対する期待を捨てきれず、
この混迷の時代を何とかして欲しいと切望していることにも気づきます。

日本の政治家がみんなダメだとは思っていませんよ。

地盤や看板に頼らず、地道に勉強して、アイデアを練って
毎日駆けずり回っている人たちもいるはずです。
この「愛国者」たちに、もっとチャンスを与えてください。
お願いします。


<追記>
けっきょく「辞任」でしたね。
・・・
【2009/02/17 21:25】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】 【つぶやき】

中川財務相の失態はリスク管理に原因がある
最近つくづく思うことがあります。

与党も野党もマスコミも
「国民の政治に対する期待を高め、失望を減らす」
という同じ目的意識を共有すべきです!

<正しい・正しくない><ふさわしい・ふさわしくない>

こういった価値観や「べき論」の争いレベルから脱却して
本当に今、危機を迎えている(と思われる)日本と世界に対して
自分たちはどんな優先順位で何をすべきか?どう情報を発すべきか?
真剣に考えてもらわないと困ります。

その上で必要なら選挙で国民に信を問えばいい。
必要なら議論を引き伸ばして、大いに意見を戦わせればいい。
さらに必要なら、メディアが評価するか咎めるかすればいい。
強くそう思うのです。


中川財務相:かぜ薬が原因、飲酒を否定…官房長官(毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090216k0000e010049000c.html

 河村建夫官房長官は16日午前の記者会見で、ローマで行なわれた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で、中川昭一財務・金融担当相が時折、ろれつの回らない口調でやりとりしたことについて、「酒が原因ではない。かぜをひき、かぜ薬を多めにのんだのが原因」と説明した。

 飲酒が原因ではないかとの記者団の質問には、「昼食にワインが出たようなので、手付かずだったわけではないと思う。たしなむ程度のことはあっただろうが、深酒はしていない」と強調した。

 河村氏は16日朝、中川氏から電話で事情を聴き、「自己管理に務めるように」と注意した。

 中川氏は先月の衆院本会議で行なった財政演説で26カ所を読み間違え、議事録を訂正。この際も「飲酒が原因ではないか」と指摘されたが、政府高官は「腰痛の薬が原因だろう」と説明していた。


この記事を読むまでは、テレビのニュースしか見ていなかったので
「よく分からんけど、しょうがねえなあ・・・何なんだろ?麻生政権って」
と呆れるだけだったんですが、

中川さんには前歴がある

と分かって、ちょっと調べてみました。

中川昭一財務大臣の酒癖 - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4377335.html


本文引用は避けますが、まあ酷い・・・。
さらに。

中川昭一 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E6%98%AD%E4%B8%80
(引用)
自他ともに認める大の酒好きであり、事あるごとに禁酒宣言をしているが、なかなか長続きしない。2000年の総選挙の際、選挙事務所で酔った姿が全国に放映された。当選直後、ダルマに目を入れる際には酔っ払っていた事と墨の量も考えずに行った為に黒い涙の様になってしまった程である。ネット上では、中川秀直と区別するため、昭一を「中川(酒)」、愛人スキャンダルのあった秀直を「中川(女)」と表記することが多い。


まあ99%、中川財務相は「酒に酔っていた」のでしょう。

で、今後の予言。

おそらく
「中川さん、真相は?」
→「いや酒のせいでは」
 →証言・検証が出回る
  →本人認める「酒飲みました」
   →「辞任すべきだ!」
という一連の流れになるでしょう。(何日か何週間かは知らないけど)


でも今のうちに断言します。
これは中川さん個人の問題ではありません!



この人は「酒をやめたくてもやめられない」
「ものすごく大事な公務だと分かっていても酒で体調を崩してしまう」
つまり、病気と同じだと思うんです。


企業で「リスク管理」を少しでもかじった人なら分かると思いますが、
基本的にリスクというのはいつも存在します。消すことはできません。

1)まずリスクを認識する
2)被害規模、発生頻度などを総合的に評価する
3)リスクを軽減するための策を検討する
4)全体のバランスと優先順位をつけながら対策を実施する
5)実施後、あらためて評価する
6)評価をもとに、さらに良いリスク軽減策を検討する


これを繰り返しながら、良好な状態に近づけるよう努力するのが
本当のリスク管理だと私は理解しています。


まず、中川さんには前歴があった。
この時点で、リスクがある程度把握できたわけです。
(彼の政治家としての能力云々、とは別の次元ですよ)

つまり、この人は一種の病気なんだと。

じゃあどの程度の頻度で深酒をするのか?
どんな条件で何をどれくらい飲むと人前に出せないほど泥酔するのか?
ふるうのは暴言か、暴力か?そもそも、そんなに酒を飲む理由は?

こういった評価をもとに、対策を検討すべきだったのです。
少なくともこの人を大臣(しかも重要ポスト)に配置した以上、
政府は彼を守るべきだったと私は思います。

具体的には
□酒を飲まずにすむようなカウンセリングの実施
□海外への医師の同行
□深酒をしてしまった場合のメディア回避方法検討
□周囲の補佐者への周知


これを実施することで
年間どれくらいの手間と予算が必要かは分からないですが
政府予算なら数百万~数千万をかけてでも
彼を守る必要はあったでしょう。国の威信もありますから。

与党にも同様の責任が問われます。
彼が禁酒宣言をしてもやめられない、ということを重く見て
相談に乗ったり、上手く導いたりできる同僚・先輩はいなかったのか?
少なくとも、先月の衆院本会議で失態を晒してしまった時に
何がしかのアクションを検討すべきだったのではないかと思います。

また側近の方。
「これはまずい(汗)」と思ったら、会見に出ないのも1つの手でしたよね。
白川総裁が代行で出て
「大臣は体調を崩しておりまして・・・」と説明すれば
少なくとも今回ほどの責めを受けることは無かったでしょうよ。

さらに野党&メディア。
もちろん政府与党の責任追及は大切でしょう。
おそらくまた「任命責任」云々で麻生さんも責められるでしょう。
しかし、それだけで終わらせてはいけないと思うんです。
みんなで1つの良い方向を導き出すことが「本当にやるべきこと」で
誰かを咎めたり批判するだけでは、何の価値も生まれません。

長々と書きましたが、今回の事件はけっこう重い
「日本政治の課題」を浮き彫りにしているような気がします。
私たちも真剣に考えなければ。
【2009/02/16 22:00】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(1) | コメント(2) 
tags:【ニュース】

結局のところ民主党がしっかりしなければ。
08年度第2次補正予算が衆参両院を(いちおう)通過し、
09年度予算の本格的な審議が始まっています。

ここ数日のニュースでも
麻生首相や民主党議員の姿をよく見るようになりました。

・・・で、思うんですが
現在の日本の政治のキーワードって何ですか?

私の印象では、どうも民主党が論点を絞りきれず
あっちをつついてはワーキャー、こっちをつついてはワーキャーと
浅い攻撃を散漫に展開しているようにしか感じられません。


昨日は「給付金」きょうは「かんぽ」明日は「渡り」・・・。

毎日コロコロ変わる政治のキーワードに、私は少し混乱ぎみです。


簡単におさらいさせてください。

現在の民主党の戦略は、
(1)消費税(2)天下り(3)道路特定財源の一般財源化(4)雇用
の4テーマを軸に、与党を徹底追及すること。


ふむふむ。
まあ、ここまでは分かります。

でも確か(1)消費税(2)天下り(3)道路特定財源の一般財源化は
4年前の選挙(民主党惨敗)でも言ってましたよね。
「郵政民営化だけじゃない!」みたいなテーマで
何とか多彩な論点を引っ張り出そうとしていたのに
「改革を止めるな。」のワンフレーズポリティクスの前に敗れ去った民主党。

民主党ってものすごく真面目な党だとは思うんですが、
「あれも大変」「これも問題」と数を並べ立てた挙句
「だから民主党にお任せ下さい」という論理構成にすると、

・政権運営やったことないのに、本当にできるの?
・え~っと、結局なにが問題で、何をしてくれるの?


こういった批判を免れられません。
じゃあ、1つのキーワードに絞り込めば、という気もするのですが
どうもメディアに登場する言葉は「民主党4テーマ」とは異なっています。


年が明けて、にわかにクローズアップされているのが
「かんぽの宿一括譲渡問題」と「渡り」のお話です。


<1>4行で分かる「かんぽの宿」譲渡問題

◆日本郵政が「かんぽの宿」70施設をものすごく安値でオリックスに一括譲渡契約
1/9 鳩山邦夫総務相、にわかに怒り始める「疑わしい取引だ!」
1/29 日本郵政の西川社長「譲渡案をひとまず横に置き、原点に立ち戻って再検討」
2/4 総務省が入札経過などを16日までに詳しく報告するよう命じる ←今ココ

〔背景〕
・郵政民営化に反対していた鳩山総務相ほかの自民党議員がバックアップ
・麻生首相も「ゆきすぎた小泉改革を見直す」とお墨付きを与えているらしい
・民主党は表立って批判していない ←ここがよく分からないところ

<2>5行で分かる「渡り」のお話

◆年末に「渡り(官僚OB2回以上再就職)」のあっせんを認める政令が閣議決定
1/16 自民党の行革推進本部(中馬本部長)「現行の政令は容認できない」
1/29 衆院本会議で麻生首相「厳しい批判を踏まえ、今後は認める考えはない」
2/3 政府が人事院の抵抗にもかかわらず、改革の道筋を示した「工程表」を強行決定
同日 衆院予算委員会で麻生首相「各省庁の天下りあっせんを今年一杯で廃止する」

〔その他〕
・麻生さんが個人的にグイグイと舵を切っている
・人事院の谷総裁なる人が急にテレビに出始めたのは昨日から
・民主党、4日の代表質問で攻撃予定だったのに肩透かし ←ここが悲しいところ


いろんな意見もあろうかとは思いますが、
民主党に苦言を呈したいのは
2つの話題とも、自民党・政府の中で内紛が起こっている話題にもかかわらず
どうも詰めが甘く、何の信頼も国民に与え切れていないこと。


何をやっているのか?と。

挙句、前原さんの「サギだ!」という怒声だけがクローズアップされるようでは
かりに今すぐ解散総選挙になっても、国民の失望を拭いされないかもしれません。

しっかりしてくれ、民主党。

別にどっちを応援というわけじゃないんですが、ね。
日本を良くしてゆくためには2大政党がしっかりと議論して
前に進んでいくしかないでしょ?
【2009/02/05 21:53】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

【まとめエントリ】スポーツ・バラエティ番組の真実がわかる11エントリ
スポーツやバラエティには「人を感動させる」力があります。
いかにして人に感動を届けるのでしょう?
そこにはどんなシステムがあるのでしょう?


スポーツ中継における「演出意図」~大阪国際女子マラソン
国民的謝罪要求システム~倖田來未の失言騒動から
Yahoo!動画の野球中継に必要な人員の数はいかほど?
無名の芸人がステージで爆笑を取れる理由
プロが積極的な情報公開をする目的

オリンピック中継で学ぶ「テレビ局のお仕事」
オリンピック中継で学ぶ「テレビ局のお仕事」2
五輪は終われど、テレビ局はここから正念場
バラエティの現場に学ぶ知的生産術
プレイングマネージャー・とんねるずのあくなき闘争心
ただひたすらに、希望を持って
【2009/01/24 21:10】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

【まとめエントリ】元記者がニュースの裏側を斬る22エントリ
「元記者にしか書けない報道の裏側」「ニュース作りの実情」
折々のニュースに触れながら書いてきました。
全て読めば「地方放送局の報道の実態」が手に取るように理解できるはず・・・。


4分40秒は異常だ!と思う。~NHKニュースより
元同業者でも恥を覚えます~NHKインサイダー問題
インタビューの必要性~センター試験の編集から
「安さ」より大切なもの~中国産ギョーザ問題
週末ローカルニュースに変革の余地はあるか?

1ドル100円割れに報道は何ができるのか
続)1ドル100円割れで報道は何ができるのか
NHKがついに禁断の扉を開く!?
おお子どもたちよ、我を許したもれ
いとも簡単に「論点を固定」するのが報道の悪いクセ

番組制作にも通じる「良いコンテンツの条件」とは?
記者はプレスリリース1枚を「10秒」でチェックする
「報道制作的な仕事の進め方」は効率的だけど・・・
同じ人間なのに「男」と「男性」
「ローカル報道が最も輝く切り口」の話
「アメトーク」にマーケティングの新境地を見る

『サキヨミ』の視点そのものは大切だけど・・・
漁船の一斉休漁・・・ほかに成すべきことは?
事故米報道がオカシクなる「3つの理由」
「全紙一面トップ」は当局の意図!?
「段ボールを持った捜査員」を撮影できる秘訣
多事争論「アンカーパーソンの先駆者」
【2009/01/24 20:53】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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勝手に選ぼう新語流行語大賞2008
・・・たわいもないネタです。
まあ、大半の方々は批判してると思うんですけどね。


ノミネート60個の中にも
正直「ナンだコリャ?」というものが多すぎて
そろそろ本気で審査員代えませんか?という感じですが、
よりによって今年の大賞は「アラフォー」と「グ~」でした。

他の方がどう感じているかは別として
あなぐま的には
「違うだろ?」
ということで勝手に選出!
(ぱんぱかぱーん)


まず「新語・流行語」ですよね、この賞。
ということは自然「アラフォー=新語、グ~=流行語」という位置づけになります。

2008年は、世相としてはけっこう暗くてツライ1年だったと思うのですが
そんな中「バブル世代の女性が元気だよ」と言うだけの「アラフォー」って・・・。

バブルだけでも流行語の嵐で、この世代の皆様は注目集めすぎなのに
さらに「ちょいワルおやじ」とか、”もういいよ分かったから!”ってな感じで
バブルとコギャルに挟まれた「ロスジェネ」としては少し胃もたれするんですよね。

せめて「メタミドホス」とか「サーチャージ」とか「フリーチベット」とか選んで
国民の記憶に少しでもとどめておくべき年だろ・・・と。
てなわけで、今年の新語は
「サブプライム」
を勝手に表彰!


次に流行語部門。
グ~、は「エドはるみ」というタレント個人のブレイク度という意味では、
記録的なものがあったのは確かです。

(無名から1年で24時間テレビのマラソンランナー。そしておそらく紅白登場。)
しかし、世間の人がそこまで使ってたか・・・!?と問いたい。

だったら、同じ定型句の素晴らしいアレンジとして
そこいらの飲み屋でさんざん耳にした
「ルネッサ~ンス♪」
のほうが絶対流行語。
髭男爵に栄誉を授けたいと思います。

皆さんなら、どの言葉を選びますか?

※ちなみに私個人は、
「オモロォー!」「悔しいです!」「あると思います」
「少々お待ちを~」「カッチカチやぞ!」「・・・違うか?」
どれも奥さんとの日常会話で使ってました。
【2008/12/01 22:38】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(3) 
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多事争論「アンカーパーソンの先駆者」
「アンカーパーソン」という言葉をご存知でしょうか。


かつてはアンカーマン・アンカーウーマンとも呼んでいましたが、
ニュースを伝える人物のことを指します。
日本でよく使われる「ニュースキャスター」とは少し意味合いが違います。

Wikipediaの解説文を引用すると、
「現場で取材したニュース素材が、記者、編集者、技術者らを介して
あたかもバトンのように受け渡され、最後に番組の出演者(アンカー)から
視聴者に伝えられる様子を例えたもの」という意味になるそうです。
放送ジャーナリズムが発達していたアメリカで
50年以上も前に誕生したこの「アンカーマン」という存在は、
もはやテレビのニュース番組に欠かせない存在となっています。


日本の陸上チームが北京オリンピックのリレー競技で大健闘を果たし
感動を呼んだのは記憶に新しいところです。
彼らが活躍できた大きな要因の1つに、戦後教育の中で
体育の授業に必ずと言っていいほど「リレー」が組み込まれ
日本にリレーの文化が根付いていた、という事実があることは
誰しもが認めるところでしょう。

しかし、同様にアメリカからの影響を多分に受けているはずの
日本の放送ジャーナリズムでは、
この「アンカー」という文化がなかなか根付きませんでした。
私が思うに、個人の意見よりも集団の意見を尊重する日本文化のなかで
特定の一個人がブラウン管を通じて自己の見解を表明し、
その論拠を余すところなく語り、
さらに全ての批判と賞賛を甘んじて受け止める
ということ自体が、大変なチャレンジだったに違いありません。


筑紫哲也さんは
日本を代表するアンカーパーソンの一人であり、先駆者でした。


わたし自身は、就職してから
「ライバル系列の看板番組」となった筑紫さんの語りを
見聞きすること自体少なくなってしまいましたが、
就職する前、そして退職した後は機会あるたびにチャンネルを選び
その見識に触れてきたつもりです。

ブログ上でこうして、筑紫さんの語りを真似て書いてみると
「柔らかくかつキッパリと、格調高くそして論理性にあふれる語り」
というのが、如何に難しいことかと痛感します。
そして同時に、こうやって再現できてしまうような気がするほど
彼の語り口が私たちの「心」にしっかりと刻まれ、
根付いていたことにも気付かされます。


筑紫哲也さんが18年半続けてこられた
「news23」の最後の番組出演の模様は、
インターネット上の動画サイトで見ることができます。
本来は、映像とともに音声が伝えられてこそ意味があるのですが
敢えてその一文を書き起こしてみたいと思います。

2008年3月28日OA 多事争論「変わらぬもの」
http://jp.youtube.com/watch?v=_4DHs40h93U
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5203492

(中略)
変わらないのは長い間、みなさんの支持によって作られた
この番組のありようであります。
それを私たちは「News23のDNA」と呼んできました。

力の強いもの、大きな権力に対する「監視」の役を果たそうとすること。
それから、とかく一つの方向に流れやすいこの国の中で
ま、この傾向はテレビの影響が大きいんですけれども
少数派であることを恐れないこと。
多様な意見や立場をなるだけ登場させることで、この社会に自由の気風を保つこと。
そういうことが含まれております。

それを実際にすべて全うできたとは言いません。
しかし「そういう意志を持つ番組であろう」とは努めてまいりました。
この18年間、人は変わったんですが、そのことでは変わりはありません。
同じようにこれからも松明(たいまつ)は受け継がれていきます。

「この18年間の間、どうして番組が生き残れたんだろうか?」
ということをこの際、私はあらためて考えてみたんですけど
やっぱり一番の理由はやはりごらんいただいている皆さまからの
信頼感の支えが大きかったと思います。
どうぞこれからも、変わらぬ、変わらずNews23をよろしくお願い致します。


日本の放送ジャーナリズムの歴史は
今、転換期を迎えています。
次の時代を担うであろう学生の皆さん、
現場で日夜頑張っている現役テレビ局員の皆さん、
さらに毎日テレビをご覧になっている視聴者の皆さんに
ぜひ筑紫さんの言葉を今一度かみ締めて欲しいと願います。

そして、故人のご冥福をお祈りいたします。
【2008/11/10 23:00】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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「段ボールを持った捜査員」を撮影できる秘訣
昨日の要旨から。

11月4日、連休明けの火曜日に
「小室哲哉氏 逮捕へ」の記事が各紙の一面を独占した現象は、
当局からの「事前レク」があったゆえの
仕組まれた状況だったのでは?と私は推測しています。


では、なぜ大阪地検特捜部は
意図的にメディアを誘導したのでしょうか?


簡単に言えば
「この立件が誇るべき・自慢すべきものだったから」
というのが私の結論です。


記者時代の経験を話しましょう。
よく「家宅捜索」や「強制捜査」のニュースで

段ボール箱を持った捜査員たちが
列をなしてズラズラと建物に入る(or出る)


そんな映像を見たことがありますよね?
実はこの映像には3つのパターンがあります。

(1)「いつどこに捜査員が入るよ」というあらましを
事前にだいたい教えてもらっていて、しっかりと撮影できるケース


(2)独自取材の中で「いつ入るらしい」とキャッチして
張り込みなどの努力の末に撮影できるケース(スクープ)


(3)入った後で「実は入ったらしい」と知るケース
 →まだ間に合うようであれば現地に行き
  「今入ってます」「あ、出てきました」
 →もう終わってしまった場合は
  「捜索が入ったビル」みたいなテロップでごまかす

(1)だけが性格を異にします。
(捜査員の方がそう思っているかどうかは別として)
(1)は「撮ってほしい捜査」
(2)(3)は「撮ってほしくない捜査」なのです。


ではなぜ「撮ってほしい」のか?

たとえば社会的インパクトの大きい犯罪であれば、
「それをしっかりと検挙する我々!」をアピールすることは
地元や上層部の評価につながります。

聞けば今回のような「著作権をめぐる詐欺事件」は珍しく
今回の立件は「一罰百戒」つまり見せしめ的なものだとか。
おそらく犯罪の立証には、慎重な理論構築と証拠集めが行われ、
「今後の類似犯を防ぐに足りる」と自信を持てるものが揃ったからこそ
逮捕・起訴の流れに踏み切ったと見るべきでしょう。

※逆に言えば、今回ほど派手に取り上げられたのに
結果「証拠不十分で不起訴」というような始末になってしまえば、
大阪地検の名折れということになりかねませんね。


相当な時間をかけ、それなりの自信を持っているのであれば
「いつでも動ける」=「であればメディアの後押しをもらおう」
という発想が生まれても不思議ではありません。


※もっと露骨な話をしましょう。
11月1日(土)の時点で、ネットには「Kプロデューサー逮捕へ」と出ました。
本人が読んでいれば「逃亡の可能性」もあったはずですから、
本来なら、その日のうちに任意同行で身柄をおさえるべきだったのです。
もし海外に逃げられたり、自殺されたりすると大失態ですからね。
しかしながら、彼らは4日(火)の朝まで十分に待ってから動いた。
なぜ・・・?
全てが予定調和だったことを示す証左にほかなりません。
土日祝日に動けば、公務員は「休日出勤」となってしまい、
数十人の捜査員の「手当」が必要となってしまうはずですよ、きっと。


ゆえに私は、11月4日の報道を見て
「当局が意図を持ってメディアを誘導し、
このような報道に結びついた」と考えているのです。

さらに今後「起訴」「初公判」と続いていくのですが、
このような発端で動き始めた事件ですから、
おそらく「小室容疑者に有利な情報」というのが
メディアにほとんど出ずじまいで終わってしまうのでは?
と推察しております。
【2008/11/06 22:34】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】

「全紙一面トップ」は当局の意図!?
昨日は朝から晩まで
小室哲哉容疑者のニュースばかり。
少し疲れてきた方も多いかもしれません。

詐欺が事実であれば、
ニュース自体は「それは彼が悪い」で終わります。
しかし受け手の印象はさまざまでしょう。

・お金がたくさんあっても幸せとは言えないんだな
・海外事業なんて生半可に手を出すものじゃない
・慰謝料とか高級外車とか、いかにも芸能界って感じだね
・ああ、時代の寵児もこんな成れの果てか・・・
・最近テレビで見たけど顔相がおかしかったよね
・久しぶりにカラオケでも行こっかな?


いずれにせよ「社会的影響の大きな人物」であったことは間違いなく
当局も、彼を立件するにあたって
「メディアをしっかりと意識した」手法を採用した
こと、
皆さんは気づいたでしょうか?

つまり、

「見せしめ」的立件

という要素が非常に色濃く出ている報道なのです。


1)紙媒体
全ての始まりは「11月4日付けの朝刊」。
主要一般紙・スポーツ紙が全て一面で「逮捕へ」と報じました。

朝の情報バラエティなどでは
「奇麗に見出しが揃った新聞十数札を並べたカット」が
必ず使われていました。・・・だって圧巻ですもの。

これはおそらく「作られた状況」だと私は考えます。


4日の朝刊は、基本的に「11月3日の出来事」を掲載します。
一面トップをどのネタにするかは各社が自由にできるはずですが、
どの新聞社も、3日に起こったいろんな出来事を押しのけて
「4日にも逮捕される見込み」をトップで報じたわけです。

「逮捕へ」というのはいわゆる観測球で、
独自取材で“ある筋”から情報を仕入れた場合によく使う表現です。
過去の私の経験から言えば、
このような観測球的記事が各社一斉に出る場合は、「スクープ」ではなく
検察側からの「半ば公のリーク」があったのではないかと推測できます。

なぜなら「単独取材」であれば、少しでも早く、
たとえば3日の夕刊や、極端な話、号外を出してでも
「他社より早く報じたい」と考えるのが基本姿勢ですから。
※今回は号外が出てもおかしくないインパクトだと思いますが、
どこも出していませんよね?・・・なぜ?



11月3日は祝日で、1日からの3連休でした。
公的機関は基本的にずっと「お休み」で
大阪地検特捜部も連休中だったはずです。
しかし4日の朝にピッタリ報じてもらうためには、
たとえば前日なりに、各社を集め
この情報について「レク」しなければいけない
はずです。

ネットでは数日前から
「大物プロデューサーKが逮捕へ」という噂が流れていました。
もしかするとかなり早めのタイミングで、非公式のレクが開かれ
「4日朝刊より解禁」という紳士協定が結ばれていたけど
ちょっとだけ漏れた(あるいは意図的に漏らした)のでは・・・?
と、これは想像しすぎですかね。

スポーツ紙の場合、
日曜日にいろんなスポーツイベントが目白押しなので
月曜の一面を確約するのは難しいのですが
(3日の朝刊なら石川遼選手とか天皇賞とか日本シリーズとか)
火曜紙面であれば、空いている可能性は高いと想定できますよね。


2)映像媒体
4日の朝刊が届くタイミングに合わせたかのように、
映像媒体もいっせいに朝ニュースから報じました。
あくまでも「新聞がこう報じています」という姿勢を貫きつつ、
午前8時ごろから「任意同行 → 逮捕・家宅捜索」
という流れになったのですが、各社の撮影スタンバイはバッチリOK!
ヘリコプターから見た「車を取り囲む報道陣」の映像は
昨日、何度となく目にしましたね。

容疑者が滞在していたのはホテルだったそうですが、
捜査員はあえて地下や裏口からこっそりと連れ出すのではなく
衆人環視の中で歩かせました。これも恐らく当局の意図です。

スムーズに捜査を進めたいのであれば、
メディアは遠ざけるのが常套手段ですから。

私も年に何度か経験しました。
たとえば「これはひどい」と誰もが感じるような凶悪犯の場合、
身柄を移される先の警察署で副署長に問い合わせると
「○時ごろに着くと思うよ」と教えてくれることがあるのです。
容疑者は自分の顔を上着などで隠してもらえるわけでもなく、
フラッシュをバシバシ焚かれて歩く・・・社会的制裁というやつです。


なぜ、大阪地検はこんな「計らい」をしたのでしょう?
長くなってしまいましたので、続きは明日。
【2008/11/05 21:48】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】

事故米報道がオカシクなる「3つの理由」
毎日続く、事故米の報道。

少し前なら冷凍ギョーザ。
賞味期限の改ざん。産地偽装。狂牛病に鳥インフル。
私が記者だった数年前からまるで「無限ループ」のようです。

ただ不安をあおるだけの報道が毎日続くと
さすがに疑問の声もあがりますよね・・・

2008-09-16 変じゃない?“事故米”報道(Chikirinの日記)
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080916

“基準の2~6倍のメタミドホス”
こういう報道が多いでしょ。これって“現在の日本の規制基準値の○倍”という意味だと思うのだが、日本は米に関して非常に基準値が高いのではないか、という気がするよね。そうだとしても、理由はもちろん食の安全のためだ!ということなのだろうが、一方でこういった農薬基準をすんごい厳しくすることは「海外からの輸入を抑制するために非常に有効な方法」のはず。非関税障壁としても意味がある。なので、「日本の基準の2倍から6倍の農薬残留量」というのが、「世界の他の国では特になんの問題もない量」なのか、「世界でも大問題の残留量」なのか、というのがまず知りたい。
(中略)
どこか一社くらいは、マスコミもきちんと全体の構図の解説をやるべきじゃないかな、と思うよね。



ポイントが3つあります。

1)マスコミも「基準の何倍ならどうだ」という基準を出したいのはやまやま。
でも誰のどんなデータや論拠に従えば良いのかが分からない。
地方のテレビ局なんて、身近な農学部の教授あたりを適当につかまえて
それっぽくコメントしてもらったものをOAしてるところが多いと思いますよ。
(彼の専門が何であるかは知らずにね)

2)一旦騒ぎが起きると90%安心だなと思ったとしても
「10%の不安に目をつぶってはいられない!・・・はず」という、
正義感というか一種の錯誤を抱き続けてしまうのがマスコミの習い。
デスクも記者も“引くに引けない状態”になって、世論を読み違えてしまうのです。

たとえば3人街頭インタビューして、2人は無言で立ち去ったとしても
1人が「やっぱり不安」と答えれば、
「ほらやっぱりね!」と現場の記者は思いこんでしまう。
じゃあ100人インタビューすればいいじゃん!ってことになるんだけど
残念ながら時間的余裕がない。

だって締め切りはすぐ目の前に迫ってるんですから・・・。

3)行政機関も毎日小出しにリストを公表するもんだから
出された方もニュースにせざるを得ないというような気もします。

もう少し詳しく経験に基づいて言えば、例えばBSE問題。
最初にローカル(県庁)で記者会見が開かれた時に
「たまたま体が空いていた」という理由で私が取材しただけなのに、
2~3日そのニュースが続くと、デスクに呼ばれて
「お前、この問題の担当な。しばらくは続報を続けろよ」
とご指名を受けます。
(同じテーマは同じ人が続けて取材するほうが、何かと効率的だから)

発表ものがあればその日は1本OAできるのだけれど
何もなさそうなら、街に出て、関係ありそうな人を片っ端から探します。
できる限り「情報」と「恨み・不安の声」を集め、
そのうち「ウチも困っている/被害にあった」というところに出会えれば
ラッキー!ということで
「独占インタビューです」とか「独自取材で明らかになりました」とか
そんな見出しを(デスクに)付けられて、放送することになるのです。

私の妄想では、今そんな境遇におかれてる記者が
日本中に100人以上は存在するに違いない、と見ています。

Chikirinさんの「視聴者から見ると、それおかしいよ!」という声は素晴らしい。
こういう意見をどんどん公表していって、旧態を改めてゆくしか
日本のマスコミを救う手はないのかな?と思います。

正直、今はアメリカの経済危機のほうが
100倍以上「ニュースバリュー」があると思いますよ。
【2008/09/18 21:22】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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この人を選んで、信じたのだから仕方がない

星野JAPANにファン失望「まるで消化試合」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20080823047.html
(途中から引用)選手たちも皆、うなだれた。3点本塁打を放った青木宣親選手(26)は「国民の皆さんに申し訳ない」。主将の宮本慎也選手(37)も「本当に申し訳ない。責任を感じている」と話し、出てくるのは謝罪の言葉ばかりだった。
 スタンドで声援した兵庫県伊丹市の島野幸子さん(32)は「ベンチから声が出ていない。チーム全体で盛り上げようという元気がなかった」。東京都の会社員(38)は「まるで消化試合。これが実力か」と手厳しかった。 (共同)


・・・おっしゃる気持ちは分かりますけどね。
でも、本当のプロ野球ファンなら、知ってるはずです。

星野さん、短期決戦は弱いんですよ。


こちらをドゾ。

星野仙一(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%87%8E%E4%BB%99%E4%B8%80

星野監督はセリーグで通算13シーズン、監督として指揮をふるい
優勝3回、2位5回、3位1回。
13シーズンでAクラス9回なので、非常に優秀な監督と言えますが
見方を変えると
「9シーズンも優勝を狙えるチャンスがあったのに、優勝は3回だけ」
とも言えるのです。

さらに。

3度、日本シリーズに挑戦したが
ついに1度も「日本一」の栄冠は勝ち得なかった。

これは大きな事実です。

選手にとっては「心を通じ合える」優秀な監督ですが、
逆に言えば「非情には徹しきれない」のかもしれません。

何より、星野さんの作るチームは
もれなく
打てない。
これも短期決戦で苦労する理由かもしれません。


だからある意味、はじめから分かっていたことだし、
それでもこの監督を信じて、応援したのだから
悔いはないよ。

・・・そんな意見を持っているファンだって
いるのではないでしょうか?
【2008/08/23 20:32】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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ウサイン・ボルトが陸上競技人口を減らす!?
そう思いたくもなるよな、痛快な走りでした。

「100m決勝」は
競馬で言えば新潟1000m。
最初から最後まで騎手の言うこと聞かず、
ゴール前はハミをはずして舌を出して
それでも後続を4馬身ちぎった!みたいな。

昨日の「200m」は
競馬で言えば東京1600m。
4コーナーですでに先頭に立ち、
直線に入っても引き離す一方。
でも馬はオーロラビジョン横目に
「もう勝ったも同然だからゆるめちゃお♪」


いずれにせよ物心ついてからの私が
最大の衝撃を覚えた陸上選手。
まさに名馬。
グラスワンダーの朝日杯を思い出します。
直線最後で彼が走りを緩めてしまうのも
限界で走ると脚が壊れてしまう」という
サラブレッドの習性を知ってか知らずか・・・。

彼に負けたアスリートの中には
別次元の走りを前にして

 ○П_ 
「俺もうダメだわ・・・」

と引退してしまうのではないかとさえ、勝手に心配。
逆にジャマイカや他の国で、やたら足の速い子供を持つ親は
「うちの子もやれるんじゃないか」と勇気付けられることでしょう。

いやあ、何にせよ
“あっぱれ”!
【2008/08/21 21:17】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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漁船の一斉休漁・・・ほかに成すべきことは?
油は高い。魚は安い。
私たちにどうしろというのか!



先日のニュースで報じられていた
青森かどこかの漁師さんの叫びです。
確かに悲痛です。
私も投機による原油高騰には憤りさえ覚えていますが、一方で
「一斉休漁以外に、方策はないものか?」と疑問も抱きます。



私の実家は「島」です。
父は船で商売(人を運ぶ海上タクシー)をしていましたが
諸事情により先日、船を売却しました。
今は雇われて、漁師をしています。

重油の高騰はとんでもない勢いです。
10年前の約4倍。

しかし海上タクシーの料金は、組合が定めた一律価格だったので
もし商売を続けていたら、今ごろ「赤字の泥沼」でしょう・・・。

で、漁師になった父の話によると、
今は月に10日前後しか漁に出ていません。
原油高騰に加え、近海での魚の数が減っていて
「漁に出ても赤字」という状態になりかねないからです。


さて、冒頭の言葉を伝えたニュースでは
その後こんな解説を加えていました。

1)重油の高騰
2)しかし「魚の価格」を上げることはできない
3)なぜなら市場は魚離れが進んでいるから
若者の声「魚?・・・あんまり食べない」
4)このままでは廃業する漁船が増える
5)漁獲高が減るので、需給の関係で価格は上がる
6)ますます魚が敬遠される → 悪循環ですねぇ・・・


もちろん、それなりに理屈は通っているのかもしれません。
しかし「一斉休漁」の根拠は、

国に支援をして欲しい!

の1点張りで、ビジネスとしては根本的なことが欠けています。
「魚離れ」を食い止めることがまず先決だと思いませんか?

たしかに消費社会は成熟して、人々の価格への要求はシビアです。
でもその一方、一連の偽装や諸問題を通して
「良い食べ物・安心できる食べ物はそれなりに高い」
ということを消費者は学びつつあります。

魚に好き嫌いはあるでしょうが、魅力的な食べ物です。
そもそも日本は島国で、海の恵みに支えられて生きてきました。
上手に「ブランドづけ」「美味しさのプロモーション」ができれば
悪循環は食い止められるはずなのです。

しかし昨今の魚プロモーションは
「さかなクン」にしろ、「おさかな天国」にしろ
メディアが仕組んだ「ラッキーパンチ」的なネタに任せっぱなしの印象です。

一斉休漁を仕組んだ、漁連のエライ方々。
どうか、日本の美味しい魚が適正な価格で取引されるよう
もっと積極的にブランディングや広報を学んでくれませんか?

お米の人たちは頑張ってますよ。
【2008/07/17 22:17】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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教員採用試験、他の県だって当然・・・
最近のニュースより。

◎大分県の教員採用試験をめぐる一連の不正

私も経験者なので分かります。
教員を志そうと一時期考えたのですが、身近な人たちに
「もし口利きできるような人がいれば頼った方が良い」
とアドバイスをいただいたこともあるからです。
(当然ながら、そんなもん使う自分自体が許せないので
コンタクトすら取ろうとしませんでしたが・・・)

他の都道府県でも水面下で調査報道を進めている記者が
たくさんいることでしょう。
暑い中ですが、頑張ってください。


◎青森 取材ヘリ墜落で捜索打ち切り

何がつらいって、このニュースを取材していた
各局の記者たちの表情がおしなべて沈んでいたことです。
特に中継は見ていてツラかったです。

おかしな話かもしれませんし、当然の話かもしれませんが
取材をしていて「誰かが亡くなった」という場合でも
99%以上、知らない方だからこそ
記者はある種の冷静さを保つことができます。

(もちろん知らない方の場合でもケースによって感情移入はします)

しかし今回のケースでは、
各局の記者・クルーは亡くなった方を知っている。
「明日はわが身」だと思わざるを得ない。
このあたり、画面を見ていてじゅうぶんに伝わってきました。
ご冥福をお祈りします。


◎「サキヨミ」キャスターの山本モナ、スキャンダルで出演見合わせ

昨日の放送では、伊藤アナウンサーが
「先週、声高らかに新しい番組の始まりを宣言しておきながら
このような事態になったことを、恥ずかしく、情けなく思います。
期待していただいた皆さんに申し訳なく思います」

と冒頭のあいさつでコメントしていました。

私が最初の週のオンエアについてコメントしたのも
ある種の期待の裏返しでもあります。

「ピンチはチャンス」

現状は「番組自体の信憑性が非常に低い」という最悪の状態ですが、
今後の巻き返しにわずかながら期待を寄せて見たいと思います。
【2008/07/13 23:55】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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食いだおれ人形の騒動に思ふ
最終日にはたくさんの人が訪れ、
「寂しい」「今後も大阪に残ってほしい」と口々に
大阪名物との別れを惜しみました。


・・・てな原稿でしょうか?

情緒に浸るのは分かりますが、
売上が最盛期の半分になったから閉店するわけで

「名物とは名ばかりだったのでは・・・?」

そんな思いがぬぐいきれません。
(ひねくれてるのでしょうか?)
【2008/07/08 23:53】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(2) 
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『サキヨミ』の視点そのものは大切だけど・・・
タイトルはすばらしい新番組『サキヨミ』。
(フジテレビ系・日曜夜10:00~)

昨今のマスメディアは「今」と「過去」ばかり。
未来のビジョンを提示する姿勢、すごいぞ!

と制作陣の姿勢を買って、初回をチェックしました。


・・・で、ガッカリ。(やはりね)


「洞爺湖サミットの現地に山本モナキャスターが」
というのは、まだ分かる。
番組1発目、メインキャスターを押さなきゃいけないしね。

で、その次が
「来日ドタキャン!?カーラ夫人が大統領を変える?」

う~む。
詰まるところ「夫人は親日家」「サルコジが新構想を持っている」
の2点だけ。中身はなかった。


目玉コーナーは「今週のニッポン人」
今週は
「観光地のラクガキ」
「サーチャージ値上げで海外旅行は?」
「うなぎ偽装」

の3本立て。

それぞれの話題に
「サキヨミ500人アンケート」
と称して2者択一のアンケートを挿入するのだが、
たとえばこのアンケート。
「サーチャージ値上げで夏休みの海外旅行は?」

A.それでも海外 15%
B.海外はあきらめる 85%


・・・いやいや。おかしくね?

海外旅行に行く/行かないは、いくつかの要因があって、
「サーチャージ値下げ」したら100%海外に行くというものじゃない

「500人のうち何人がもともと海外に行きたくて
そのうち何人が
“サーチャージがこんなに高いならやってらんないよ!”
と答えました」

とならなければ、おかしい。
単なるアンケートの誤用であり、世論を安易に正当化しすぎだ。


そもそも元をたどればこの枠は、
1997年10月からニュース・情報バラエティを放送するようになり
「スーパーナイト」(森本毅郎・小島奈津子)
「情報ライブ EZ!TV」(同上)
「スタ☆メン」(爆笑問題・阿川佐和子)
「新報道プレミアA」(安藤優子・滝川クリステル・櫻井よしこ)
と変遷をたどってきました。

おそらくコアスタッフはそれほど変わっていないのではないだろうか?
97年当初は斬新だったが、そろそろ方向性そのものを含めてテコ入れが必要で
「もって半年」。・・・年明けか来年4月にはこの番組終わるんじゃない?
そんな印象さえ抱いてしまったあなぐまでした。(スタッフさん頑張って)
【2008/07/06 23:01】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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