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記者もカウンセラーも目的は同じ「人助け」
質問をいただきました。

 私は記者になって事件報道を通して精神障害に対する偏見をなくしたい、孤立している労働者(セクハラを受けている方が会社をやめさせられそう、など)の問題を取りあげたい、などと思っているのですが、お門違いでしょうか?

 カウンセラーになった方がいいんじゃないか、とよく言われてしまうのですが、私は世の中を良くしたくて、そのためには影響力のあるマスコミに行きたいのですが・・・



まず“お門違い”では全くないと思います。

記者の仕事とは「世の中にあまた存在する情報の中で、
読者・視聴者に“これは是非知ってください!”と訴えたい情報を探し、
適切に伝える」というのが基本スタンスです。
世の大半の記者は自分の記事によって、少なからず誰かの役に立ちたい、
あるいは世の中を変えてゆきたい!と考えているはずですよ。


ただ、微妙にニュアンスの違う2つの事象が
志望動機の中でひとまとめにされている印象があります。


(1)孤立している労働者の問題を取りあげたい
(セクハラを受けている方が会社をやめさせられそう、など)


<カテゴリ>セクハラと解雇=社会、経済(雇用)の問題

<方向性>たとえばAさんが困っている
⇒報道によってAさんの問題が解決する方向に向かいたい


(2)事件報道を通して精神障害に対する偏見をなくしたい

<カテゴリ>精神障害=社会、医療の問題

<方向性>
たとえばAさんが困っている→Bさんはじめ周囲の理解が得られない
⇒報道によってBさんの問題が解決し、結果としてAさんが少しラクになる?


たった3行の書き込みに揚げ足を取るような印象を持ったらごめんなさい。
でも「たった3行」だからこそ、あなたの考える全てが出ているべきです。
エントリーシートであれば、そう分量は変わりませんからね。

カウンセラーも記者も、実は「人を助けたい」という目的は同じです。
しかし仕事のカテゴリや方向性には、大きな違いがあるはずです。
(1)と(2)の違いにもう少し意識を向けながら
「自分が記者だったらやりたいこと」を具体化&絞り込みしてはいかがでしょうか?

上手くできれば
“お門違い”というコンプレックス的な負い目を抱く必要は少なくなるのでは?
と思いますよ。

※よろしければ「情報を扱った経験」を大切にしよう
というエントリもお読みください。


あと筆記試験は新聞を読むのが一番でしょうか‥?
新聞社とnhkを受ける予定なのですが‥。
すでにエントリがあったらすいません‥。



新聞も大事だと思いますが、
基本的に「その日の出来事」が中心に書かれているメディアです。
なので新聞だけでここ2~3年、ここ10年の流れを全て掴むことは難しいでしょう。

新聞も読みつつ、ネットや書籍で「あるカテゴリのまとめ」をすることをオススメします。
たとえば「年金制度」「株価変動」「温室効果ガス排出」などのテーマは
毎年ホットなキーワードが変わっていますが、本質を掴むには
5~10年くらいの動きを大局的に抑えておく必要があります。


就職活動、頑張ってください!
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【2009/02/12 22:41】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【志望動機】

あなたの言葉づかいは大丈夫?
さもありそうな、鹿児島県知事のしたり顔。(恥

ひとごとだと思ってしまいがちですが
ワタシもアナタも
知らず知らずのうちに、こんな会話をしているかも・・・


知事の難解カタカナ語「何を言っちょっとか分からん」の声 - 裏日本ニュース
http://blog.livedoor.jp/tknmst/archives/51948875.html

マリンポートかごしま(人工島)の整備について聞かれると、前回の選挙戦では「問題が非常にシングルイシュー化しすぎていた」と不満を示した上で、選択肢の少ない「すごくナローパス」な状況の中、「行政マン」としては「ベストプラクティス」だったと説明した(08年4月21日)。
ふるさと納税については、夏までに東京、大阪に専従班を置く狙いを「イニシャルステージの闘い」(同5月7日)と位置づけ、納税をお願いする対象として「(鹿児島で勤務経験がある方は)当然にウィリングです」(同19日)と期待を示した。

>>ここまで多用すると、いわゆるひとつのシングルイシューです。
>>カタカナを交えてもわかりやすいルー大柴は偉大でした。


◇言葉の意味をきちんと定義して、正しく言おう
◇言葉の濃度を高めて、メッセージを強くしよう
◇何となく専門用語/英語で言う方がカッコイイ


真面目に一生懸命、話をしようとする人ほど
ともすればこのような話し方をしてしまいがちなのです。
(特に理系の方)
就職活動でも同じ、お仕事の話でも、家族の団らんでも同じで
相手に分かってもらえてこその「会話」なんですよね。

上記の知事の話で言えばこういえば分かりやすいわけで・・・

「問題がシングルイシュー化しすぎていた」
→もちろん人工島の問題も大切ですが、鹿児島県は他にも多くの課題があります。
「ナローパスな状況ではベストプラクティス」
→選択肢が少ないですからね。その中ではベストを尽くすことができたかと・・・
「イニシャルステージの闘い」「当然にウィリングです」
→最初が肝心なんですよ。1人でも多くの方を歓迎しますよ!

<ポイント>
1)英語は日本語に、しかも平易(カンタン)なことばで言い換える。
2)専門用語を知っている、相手は知らないっぽい、でも知ってるとアピールしたい
=いちど専門用語を言った後、すぐに違う表現で言い換えてフォロー
3)「目で見るのと耳で聞くのは違う」と常に意識して、漢語を多用しない
【2008/06/21 12:22】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

就職のために浪人・転部・編入学?
ある学生さんのお話。

彼は一浪してこの春から地方の私大に通っています。
東京の有名私大に2度チャレンジをしましたが、残念ながら不合格
「仕方なく」現在の環境を選ぶことになりました。

そんな彼が
「秋募集の大学入試を受けるべきか、
もしくは3年次の編入を目指すべきかで迷っている」

と人づてに聞きました。

いずれにせよ、将来目標とする仕事に就くためには
東京に行った方がチャンスも多いし、自分も伸びる環境がある

そういう考えです。
私も彼の受験時の成績などを知っていますが、
合格できるチャンスは決してゼロではないと思います。


あなたならどうしますか?


ポイントとなるのは
「環境は個人のポテンシャル・可能性をどこまで高めてくれるのか」
という問いだと思います。

私自身の経験で言えば、
大学生活で出会った友人・先輩との多くの対話や経験が刺激となり
自分自身の伸びしろを広げ、方向性のようなものを定めてくれた
と思います。

つまり刺激のある環境が人のポテンシャルを高める効果がある。
これは事実だと思います。


ただひとつ考えていただきたいのは
「自分が望む環境に、いま自分がいられないのは何故だろう?」
ということです。

それは「運が悪い」のではありません。
人は放置しておけば、自分が居心地の良い場所に流れてゆきます。
あなたが今いる場所は、あなた自身が選んだ場所のはずです。

新しい環境に飛び込むから、人は変わるのではありません。
自分自身を受け入れ、否定して、傷ついて、立ち上がるからこそ
人は新しい環境に飛び込んでいく価値があるのだと思います。

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【2008/06/02 21:55】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【必勝法】

放送局に/放送局から 転職したい方へ
私は放送局「から」メーカーに転職しました。

このブログにも
「転職」の検索ワードでやってくる人がいらっしゃいます。
(どちらからどちらに行きたい人かは分かりませんが)

転職ということは、ある程度社会人としてのキャリアがある方でしょうから
私が心構えやテクニックを云々する必要はありませんよね。
自分の信じるやり方で頑張ってください!


でも一つだけ言えること。

放送局の企業文化は独特なので
入るにしろ、脱けるにしろ、御注意あれ。



今週も月曜から金曜まで、毎日10時間前後の労働時間で
(自分でコントロールして)仕事をきちんとやり遂げました。
最近では忙しいほうでしたが、それでも土日はしっかりお休み。
就寝中にケータイで呼び出されることもありません。

・・・なのに、ものすごく疲れてます。

「なぜ?」と奥さんと話していたのですが、
やっぱり放送局の頃に比べて「気疲れ」が尋常じゃないんですね。


「自分が何か言いたいけどガマンガマン・・・」
「この話は誰から相談を始めて、どこまで自分の裁量なんだっけ?」
「あの人からなかなか返事が来ないなあ・・・」


などなど、いわゆる組織の一員としてのふるまい
放送局の頃はむしろ得意だと思っていたのですが、
自分が浸かっていた企業文化がいかに特殊だったかを
最近思い知らされています・・・。
【2008/05/23 22:05】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:

自分自身で「プロ」になるんだ
会社にて。

一緒にウェブマスターをしていたAさんが異動になった。
後任への引継ぎ作業をしていると、
ふと彼女が「・・・○○をしてみたらどうですか?」
新しいアイデアを出してくれた。

私「いいねえ!もっと早く言ってくれたら良かったのに」
Aさん「だって私・・・プロじゃないですから」

たしかに彼女はこのポジションにつくまで
Webなど触ったことは1度も無かった。

でも社会人としての基礎経験はあるし、
他者とのコミュニケーションがずいぶん上手い。
「相手の懐に飛び込んで、かつイヤ味がない」というのは
私にはない素晴らしい素質だ。

きっと新しい試みができるはずだと当初は思っていたのだが、
ずいぶん引っ込み思案というか、奥ゆかしすぎるキャラクターで
(私の力不足もあって)うまく能力をひきだしてあげられなかったのだろう。
けっきょく1年たって「初めての提案」を聞く羽目になってしまった。


送別会で私は、思っているままのことをぶつけた。

「Aさんはきっと “できる人” なんだって!
・・・なのに自分で勝手に壁を作っているでしょ?
これは私にはできないとか、これは自信がないとか。

僕はまだプロじゃないよ。プロじゃないけど、
“プロになるんだ!”と自分で自分にプレッシャーをかけて
勉強して、新しい試みをして、失敗して、
みんなそうやって少しずつプロになってゆくのだと思うよ



新入社員でも同じだ。

「会社が能力を引き伸ばしてくれる。あるべき道を示してくれる」
そんなふうに考えている人がいるとしたら
随分ともったいない、そして甘い話だ。

自分のことは自分が一番よく分かっているはず。
そして自分を奮い立たせて、伸ばしてあげられるのも自分しかいないはず。

成長を他社に依存したり、年月が人を自然に伸ばしてくれると考えたりせず
「初めからプロだという人などいない。自分は自分でプロになるんだ」
と考えられる人物は、マスコミ(テレビ局)に限らず、大きくなれる。
会社の研修や教育プログラムだけに頼っているようでは、大きくなれない。

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【2008/04/30 19:53】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:

「インターネットに強い」はアピール材料になるか
いぜん質問を受けたこともあるのですが、たとえば自己PRで
「ネットに強いです」というアピール材料は、“諸刃の剣”になってしまいかねない
と考えています。

インターネットの役割は多岐にわたりますが
①情報検索ができる
②情報発信ができる
③コミュニティ機能
④プログラム関係

この4つに分けて考えてみましょう。

まず④は技術職やネット事業部門など
特殊な仕事には活かせますので、その対象者だけアピールしてください。

では①~③はどうでしょう?
就職の面接では、序盤(1次・2次あたり)ほど若く、
終盤(最終・手前あたり)ほど年齢層が高くなってゆきますが
①~③は面接官の年齢に応じて、アピール度合いも異なるのではと考えます。

若い面接官で、インターネットに親しみや造詣がある人には
ネットを使ってコミュニティを築いたり、情報検索をすることが得意である
ということがアピールになり得ます。
中には「ミクシィやってみたいけど忙しいしなあ・・・」とか思っている人もいるはずで
そんな人には眩しく映ることさえあるかもしれません。

しかし、ネットに心得のない人、特に年配の面接官には顕著だと思いますが
「俺は自分の体ひとつで、ぶつかりながら情報を得て、人脈を広げてきたんだ!」
と自負している傾向があります。
実際、昔の取材・営業活動は今とまったく違っていたそうですし。

そんな方々にとっては「ネットを使って情報を探し人と交流する事」が
“表面的な行動”に感じられてしまいやすく、
その裏にある人と人とのコミュニケーションを軽視しているのでは・・・?
とあらぬ懸念をもたれてしまう可能性があります。

もし「ネットでの情報検索やコミュニティを使いこなしてます」とアピールする場合は
「リアルコミュニケーション体験との抱き合わせ」でお話しすることを推奨します!


最後にもうひとつ。
②の「情報発信」は、見方によっては
「インターネットはテレビ・新聞のライバル媒体」という話にもなります。
あまりに強いアピール(例:自分はアルファブロガーで情報発信のプロだ!みたいな話)は
「じゃあ、IT系の企業で頑張ってくれればいいじゃん・・・」
みたいなリアクションを招きかねないのでご注意を。
【2008/03/15 20:09】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【面接】

ナルシシズムと冷静な自己分析の狭間で・・・
あなたはどんな人物ですか?何が得意ですか?

・・・就職活動に限らず、すべての社会人は
「自分の位置づけ」にいささかの悩みを抱えているはずです。
真っ白な履歴書を前にすると
「自分のどんなところをどうプッシュすべきか?」考え込んでしまう。

私がおススメしたいのは、ポジティブに、時にナルシスティックに
「自分はこんな人間です!
まだまだ足りないところもあるけど、ここだけは自慢です!」

とサラッと言いのけてしまうスタイルです。でも難しいですよね。

そこで今回は「ナルシシズム」をキーワードに
この問題を考えてみようと思います。


たとえば「テストの点数で100点を取った」として
“これをアピールしたい!”と考えた時に、
どんな材料が必要でしょうか?

(1)そのテストは何人が受けて、何人が100点を取ったのか?(希少性)
(2)そのテストで100点を取ると、こんな良いことがある(100点の価値)
(3)100点を取るために自分はこんな努力をした(プロセス)


履歴書であれば
・(1)~(3)が周知のものかどうか?
・どこをアピールすべきか?
などを考慮して、材料を選ぶべきでしょう。


さてさて。
「自分語り」の一番の難しさは
「アピール」という度合いを通り越して
時に「単なる自慢」になってしまいがち
な点です。
(このあたり日本人独特の“謙遜の文化”による影響もあるのですが)

・客観的に見てスゴイものと主観的に見てスゴイものが、時に重ならない
・求められて語るのと、自発的に語るのでは、語りの届き方が違う
・語り口、表現によってもずいぶんと印象が変わる


といったところがアピールと自慢の分かれ目ではないかと思います。

本当に頭の良い人|横浜日和
http://ameblo.jp/desdemona/entry-10077814625.html

相手のレベルを判断して話す内容を変えることが出来る人
これが必須条件ですね。
よく勘違いしている人が居るのですが、
専門用語を使って「自分はこれだけ知識がありますよ」という方、
特に若くて勉強している方、尖っている方に多い傾向です。

たとえば専門用語を並べて、相手が知らないから
「どうだ、スゴイだろう!」というのは
本当にすごいかもしれないけど、どうにも好感が持てない
という指摘ですね。・・・まさにおっしゃる通り。
書類や面接でこれをやってしまうのはプラスとは言えませんね。

ここでのポイントは「本当にすごいかどうかは関係ない」
「相手が好感を持ってくれなかったら負け」
という点です。

じゃあ、何が相手の印象を左右するのか?
もう1つ引用を。
ロリコン軍曹 もび太とロボット王国と部屋とYシャツと私: 自信を持ってる人はカッコイイ・・・のかな?
http://sgt-lolicon.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_ebb5.html

イチロー、矢沢永吉、キンコン西野、
3人とも自信家でナルシストですが、西野だけが不快だったりします。
何故か?・・・
それは西野くんには説得力も実力も感じないからでしょう。
(中略)
自信を持つのは良いことだと思いますが、
客観的な自己判断も大切だなと思わせる今日この頃でした。

私が考えるに、
「自己陶酔的な自己評価・語り」そのものは問題ないのですよ、きっと。
優秀なアスリートやビジネスマンの多くは、ポジティブでナルシスティックです。

「俺ってスゴクない!?」

という瞬間を味わいたくて努力する。理想の自分像の追求を忘れず、周囲も巻き込む。
自分を卑下して自信ない発言をするのは、謙遜であってもアピールにはなりません。
「自信を持つべきところはピシっと胸を張る」という方が人間は伸びる、と私は信じます。

ただし、その語りを展開するためには「裏づけ」が必要です。
裏づけには2種類あって、1つは証拠。1つは説明能力です。
証拠になるのは「希少性」や「プロセス」「価値」にまつわるデータや言説。
説明能力とは相手の会話レベルや背景を重視した上での、適切な語りの「手法」。

この2つを駆使できているかどうかで
あなたのアピールポイントが、他人にとってのアピールポイントになっているか
それとも単なる自慢やピントはずれのお話にとどまるかが決まります。
皆さんの履歴書や面接での自己PRは、このあたりのポイントを抑えていますか?

・・・ま、そう考えると、私のブログ上での言説に有効性があるかどうかは
「受け手の感覚」によってずいぶん異なってしまうわけで、
いつも「これは役立つかなあ?」と心配しながらエントリを重ねています。


あ、体調はようやく回復傾向です。
ご心配をお掛けしました。
【2008/03/07 20:25】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【面接】 【エントリーシート】 【必勝法】

「情報を扱った経験」を大切にしよう
最近ふと感じることを。

マスコミ、特に報道記者・制作ディレクターを志す人にとっては
「あたかも特殊な経験が必要な仕事」だと感じることが多いのかもしれません。
しかし、この仕事のベースにあるコミュニケーションは
私たちが毎日行っていること、そのものなんです。


「取材して放送する」

この行為をほぐすとこうなります。

1)何か1つの道筋を想定する
2)想定した道筋に沿って、情報を集める
3)集めた情報を裏付けたり、深めたりするために人に話を聞く
4)頭の中で、紙の上で整理する
5)お話をするために必要な文章を作文する
6)強調するために映像・テロップなどを用意する
7)これら一連の行動を周囲と共同作業で行うための意思伝達をする

私はたまたま卒論研究でフィールドワークやライフヒストリー聞き取りをしていましたが
「取材などしたことがない」という学生さんがほとんどでしょう。皆そうです。
でも上記の1~7の行動は、
私たちが日常生活を営む中で必ず実施しているはずです。


あなたはどの行動を、どんな場面で経験しましたか?
「手ごたえ」や「感動」、「やりがい」を感じたのはなぜですか?


自己PRや志望動機には
ぜひ「情報を扱った経験と思い」を織り込んでほしいなと思います。

身の丈にあった、あなただけのエピソードを交えて・・・。
【2008/03/02 23:00】 | 求められる人材像とは | トラックバック(1) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【小論文】 【志望動機】 【必勝法】

記者から見た「理想の技術マン」の資質
私は「技術」とほど遠いところを歩んできた文系人間ですので、
技術者が持っている自負というか性質を十分理解できていないかもしれませんが
技術マンの助けがなければ、テレビ局の仕事はできません。
このことを報道・制作志望の方は自覚してください。

ディレクターとして中継やロケ、スタジオ進行などを通して
たくさんの技術系の人と仕事をさせてもらいました。
そんな中で「一緒に働きやすかった人・そうでない人」の話をします。

技術マンは、やはり職人気質の人が多く
「自分が仕事をするフィールド(技術)についての知識、経験を高める」
ということを第一の目的にして、日々の仕事を積み重ねる傾向にあります。

ただ、記者・ディレクターがいろんな現場で仕事をさせられるのと同じように、
技術さんも本当に幅広い分野での仕事を求められます。
思いつくだけでも「ニュース番組のスタジオ進行」「バラエティ番組のロケ」
「スポーツ番組の中継」「音楽や舞台などのステージ収録」などなど・・・。

ディレクターや記者の仕事は
「この番組はこういう意図だから、この映像と音声をこんな風に録りたい」
と考えること。
技術さんの仕事は
「それが最も効果的に表現できるようには、どんな技術的なサポートをすべきか」
を考えること。

ところが、両者の考えが必ずしも一致するわけではありません。

そんな時に「ここにカメラを置いた方がもっと分かりやすい!」とか
「これでは現場の音声がクリアに拾えないから考え直したほうがいい!」とか
一緒になっていいものを作ろうとしてくれる技術スタッフが、私は好きでした。
というのも、技術系の人の中には、
「自分の仕事だけちゃんとやっていればいい」「現場には興味がない」
みたいなタイプの人も多いからです。

この記事を読んでいる技術職志望の皆さんに、あなぐまからのお願い。
ぜひ、
「好奇心の幅広い」技術者
を目指してほしいなと思います。
文系科目の成績が高い・低いとかいう話ではなくて、
「小泉政治ってどう思う?」とか「地元の歴史って興味ある?」とか
そんな話題を切り捨てずに、興味を持てる人物になって欲しいのです。
実際、テレビ局の技術マンは報道・制作志望者と同じく、とても好奇心が強いですから。


<関連リンク>報道の現場は怒号が飛び交うのが日常茶飯事《この就活ブログがスゴイ》③番組1本作るのがいかに大変かあなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しい
【2008/02/22 21:26】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【技術】

野次馬根性は記者に不可欠なのか?
【質問】
記者職は好奇心旺盛で悪く言えば、
なんでも首を突っ込みたがる野次馬根性のある人間が向いていると習いました。
なにか他の面でカバーできたりしませんかね。

【答え】
どなたに「習った」のか分かりませんが、
皆が皆、野次馬根性があるわけではありません。記者にもいろんなタイプがいます。
私もワイドショー的な野次馬根性のアプローチは、あまり好みません。
ただ、私の経験から言うと、好奇心そのものは欲しいです。

「地方局の記者」といったって、毎日のニュースを埋めるのに手一杯で
1日に2本3本と取材をしていきます。取材先はデスクが勝手に決めます。
すべて自分の興味がわく取材ならいいんですけど、そうとは限りません。
たとえば私の場合、ファッションや芸術に全く興味がないんですが
絵画展やファッションショーの原稿も書かなきゃいけないわけです。
あるいは人生経験の中で、まったく知らなかった茶道の世界に触れるとか・・・

でも、これはこれで楽しかったんですよ。
やっぱり自分の嫌いな物ってプライベートでは避けて通りますけど、
仕事だから仕方なく(でもある種の興味を持って)その世界に触れてみると
「へえ~!」と発見することが1つや2つはあるものです。
そういう意味で、いろんな取材経験をすることを拒まない「好奇心」は
地方局の記者をする限りはたぶん必要ですし、
性格的なものというよりは、仕事への「意識」として持つべきものじゃないかなと
そんなふうに私は思ってます。いかがでしょうか?


<関連リンク>私は記者時代「その日暮らし」で生きていたあなぐまの就職自戦記(16)情報の飢えが疾走を生む新聞とテレビ・報道の違いは?
【2008/02/22 21:24】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

実はルックスが大事・・・美男美女という意味ではなくて。
【質問】
テレビ業界って華やかなイメージあるんですけど、外見って重視されますか?
地方局で周りの人を見ていて性格等さまざまでしょうか??

【答え】
イケメンじゃなきゃダメ、とかはないと思います。
ただ、もし私が面接官なら、顔も含めた外見のイメージは大事にします。
美男美女を選ぶという意味ではありません。

「もしこの人が取材に行ったり営業にいったりして
相手がどう感じるだろうか?」という意味です。
初対面でもさわやかな印象を与える人、
パッと見は冴えないけど、何となく親しみやすい空気を醸し出す人、
独特の世界観や個性が外見を通して伝わってくる人、
付き合えば付き合うほど魅力が伝わってきそうな雰囲気を持つ人、
「いいな」と思う人のタイプはさまざまです。
何にせよ、自分の内面・外面をしっかりと認識していて
「自分らしさ」をしっかりと持っている人は貴重ですね。
(そのために奇抜な格好をしろ、とかいう意味ではないです)
性格も同じで、いろんな人がいますが
「人を愛する・人に愛される」という共通項をみんな持っていますね。

マスコミといえども、一民間企業です。
一発芸やびっくりエピソードだけで採用していたら会社がもちません。
身長やルックスも同様です。


<関連リンク>受かりやすいネクタイの色は存在するか?あなぐまの就職自戦記(11)大切なのは「愛される」素質野次馬根性は記者に不可欠なのか?
【2008/02/22 20:41】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:

高校の学歴まで気にしなくても大丈夫でしょう
【質問】
学歴はどこまで大事ですか?
大学や高校のレベルを採用担当者は重視しますか?


【答え】
皆さん、気にしているところだと思います。

正直なところ、「放送局」とひと口に括っても
それぞれの会社で採用方針は違います。
詳細は明らかになっていませんから、
「絶対学歴は重視されます」とも「学歴は全く関係ないです」とも言えません。
「一定以上の学歴を持っていないと書類で落ちる」という噂もありますし、
キー局には学閥があるなんて噂も聞いたことがあります・・・。

しかし私は「学歴をそんなに気にしなくてもいい」と思っています。
というのも、
うちの会社のメンバーは、みんな学歴が「バラバラ」だったからです。
「一流大学卒業でなければ絶対マスコミは無理」とは言えないくらいでした。
同じエリアの別の局でも、それほど学歴重視だとは感じませんでした。
(うちの局は昔はコネ採用でしたが、十年ほど前から通常の採用に変わったそうです)

学歴がある人でも、それを鼻にかけていたら通りませんし
本当に能力や将来性、個性をもった志願者がいれば
人事担当者が学歴を軽視するケースもあるやもしれません。
何よりも「学歴を気にしすぎて卑屈になる」のが一番もったいないと思います。
百歩譲って”自分は学歴で勝負できない”と思うのであれば、
それ以外の何かで勝負できるように、アピール策を考えるべきです。


高校の学歴まで気にしている方がいるみたいですが、たぶん関係ないでしょう。
いわゆる「高校のランク」を気にしているのかもしれませんが、

人事担当者が47都道府県の全高校の偏差値をわざわざ調べると思いますか?
さらに何百人・何千人といる応募者全員の履歴書をチェックして
偏差値と照合するような時間的余裕があると思いますか?

(そこまでする会社が存在するなら、そんな会社入らない方が幸せですよ・・・)

ちなみに「高校野球経験者」とか「珍しい学科出身」といった話題であれば
面接で触れるケースはあると思います。(あくまでも話題として、ですよ)


<関連リンク>マスコミ就職に「有利な学部」はない。あなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しい面接・ESに有利な資格は存在するか?
【2008/02/22 20:36】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【エントリーシート】

面接・ESに有利な資格は存在するか?
飛行機は予定どおりに運航し、出張から戻ってまいりました。

しかし2ちゃんのスレとは違って、なかなかレスポンスがありませんなあ・・・。
書き方が悪いのかしらん?なんだか寂しいです。
あまりにも一方的に書きすぎると「本当に役立っているのか」よく分かりませんしね・・・。
どんな些細な質問でもOKですよ!何でも答えます。コメント欄にどうぞ。

【質問】
放送局を志すにあたって必要な資格はありますか?
面接やエントリーシートに何か強調できるものがあったほうが有利なのでは?
「これだけはしとけ」ということはありますか?

【答え】
ひとことで言ってしまえば、
「必要な資格なんてない」と思います。

将来、あなたが就職試験にのぞんだとします。
面接官は「なぜうちの会社に入りたいんですか?」とか
「うちの会社でどんなことをしたいですか?」といった質問をします。
その面接の流れの中で、ちょっと話のネタに困った時に、
履歴書の「資格」の欄に珍しい資格や、取るのが難しい資格が載っていると

「この資格は何?」
「あなたの将来にどう資格を生かすんですか?」


といった質問が出やすいのです。
そこで、待ってました!とばかりに

「そうなんですよ・・・この資格のおかげで○○といった経験をしました」
「○○といった思いを持ってまして、そのためにはこの資格が必要かなと・・・」


そんな答えができれば、面接官に印象を残しやすいのは確かでしょう。
ただそれだけであれば「どの業界の面接でも同じこと」で
そのために何か資格をとらなければダメ?といえるかどうか・・・分かりません。

「マスコミ(放送局)に絶対必要な資格」という意味で言えば、
取材も編集もテレビ営業も、何の資格もいりません。

その気になれば入社初日から現場に出られます。
ちなみに「技術職」を志望する場合は、
第一級陸上無線技術士(通称”一陸技”)という資格が必要ですが、
入社後に会社の指示で取得する人もいれば、学生時代に自主取得する人もいるようです。
(現役の技術の方にご指摘いただきました)

持っていることで「すごいね!」と面接官が驚くような資格も世の中には存在しますけど、
何の資格を持つかより、その資格をどう生かすかの方が大事だと思います。
大切なのは「どう自分をアピールするか」です。
持っている資格で内定が決まるだなんて、何ともつまらないではないですか。

学生のうちは時間があるので、
ご自分の興味や将来に必要な資格は取ってもいいんじゃないかなと思いますが
「放送局に絶対必要!」というような資格は全くないと考えていいです。
資格をひけらかしている人が競争相手にいたとしても
「自分はここで勝つぞ!」と胸を張れる何かを磨いておけば大丈夫です。
ご自分の学生生活を充実したものにできるのは、自分だけです。
「何か特別な体験をしていなければ放送局に入社できない」というのは幻想ですよ。

※私は「普通自動車免許」しか持っていません。
これは車を運転して取材先に行くときに必要だったので
「必要な資格」といえるかもしれませんが、
運転手付きだったり、タクシー移動を基本にしている放送局もあり、
これさえも「必要ない」のかもしれません・・・。



<関連リンク>マスコミ就職に「有利な学部」はない。あなぐまの就職自戦記(11)大切なのは「愛される」素質アルバイト経験をPRしたい!・・・どうでしょう?
【2008/01/29 21:30】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
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マスコミ就職に「有利な学部」はない。
Q.法学部に在籍しているのですが「社会学科にしておけばよかった」と後悔してます。
社会学やジャーナリズムなど興味をそそられるような科目が多いからです。
やはり学部・学科で有利、不利はあるのでしょうか?

A.私(文学部卒)から見たら、法学部の講義もじゅうぶん興味をそそられます。
なぜならニュースと法律はすごく密接な関係にあるからです。

たとえば「刑法」「刑事訴訟法」など、刑事事件に関わる法律以外にも
「地方自治法」「独占禁止法」「民法」「著作権法」
「公職選挙法」「特定商取引法」「薬事法」「建築基準法」

などなど、よくニュースで耳にしませんか?
もし記者になって法律に親しんだ経験があれば武器になりますよ!
私は裁判の傍聴も、はじめは苦労しました。何せ専門用語だらけなので。

「法律そのものの知識を全て頭に入れなさい!」という意味ではありません。
法律の知識は、就職した後で必要な時に必要なものを手に入れればいいと思います。
でも「法律に触れた・学んだ経験」は、売り方ひとつで
面接官にじゅうぶんアピールできると思います。

では、マスコミ就職に有利な学部、不利な学部というのはあるのでしょうか?
現実からいえば「文・経・法」といった文系学部の出身者が多いのは事実かもしれません。
でもそれ以外の学部だからといって、マスコミへの就職ができないわけではありません。
というのも、理系の学部や教育学部を卒業する方は、入学する段階で何となく
「マスコミ以外の就職先を志望する」と決めているから、受験者数が少ないだけでは?

と思うからです。
私の知り合いには工学部出身の記者がいました。

もちろん「大学で学んだこと」を企業にどう生かすか?について語る時、
「文・経・法」であれば、学問と仕事を結びつけやすいという理由もあるかもしれません。
でもそれ以外の学部で、しっかりとした志望動機を作ることができれば
他の受験者より目立った存在になり得ます。
つまり「確かな自己分析とアピール」があれば有利不利はない!
というのが、あなぐま的結論です。


<関連リンク>面接・ESに有利な資格は存在するか?高校の学歴まで気にしなくても大丈夫でしょうあなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しい

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【2008/01/09 22:34】 | 求められる人材像とは | トラックバック(0) | コメント(0) 
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