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新聞とテレビ・報道の違いは?
皆さんが志望動機を考える上でのヒントになればと思います。

Q.「テレビの報道」と「新聞の報道」では何が違う?

A.いろんな要素があるでしょうが、私は「スピード」の違いが大きいと思います。

テレビは朝から晩まで、ひっきりなしにニュースを放送していて、
その都度、最新の情報を反映させる必要があります。
一方、新聞も「号外」を出すことはありますが、頻度は少ないですね。
ネットの速報ニュースは充実しつつありますが、
共同・時事の配信記事を転載というケースもいまだ多いです。

たとえば「明け方(未明)に大規模な火災が起きた」というケースで話をします。

テレビの場合は、まず朝や昼のニュースで火事の様子を伝えます。
夕方のニュースになると、現場検証の結果・けが人の容態の変化などを加えて
原稿を作り直すケースが多いです。
山火事や多数の死者が出たケースであれば「生中継」もありうるでしょうし、
もしそれが放火事件で「被疑者が逮捕された」といった情報が
番組中に入ってきたとしたら、放送中に速報で伝えるかもしれません。

いっぽう新聞は夕方~深夜に翌日の締め切りがくるので、基本的には
明け方のニュースであればその日の朝刊には掲載が間に合いません。

なので締め切り段階までの情報を全てまとめて翌日の朝刊に反映します。
(もし夕刊を発行しているところであれば、午前中までの情報が載るでしょうけど)

テレビは発生から数時間でニュースを伝え、新聞はその後に伝えたことになります。
スピードの違い、言い換えれば
テレビは「速さ・広さ」新聞は「深さ・正確さ」を追求しているというのが私の印象です。

たとえば要人の囲みインタビュー(ぶらさがりとも言います)や共同取材では
テレビが先に聞きたいことを聞いて、新聞はテレビの取材が終わった後に
じっくり質問というケースも多いです。
(新聞さんが長ーいQ&Aをしている間に、僕らテレビは急いで帰ることも)
逆に深い取材や長期の追跡取材は、テレビの苦手とするところです。
もちろん素晴らしいドキュメンタリーを作るテレビジャーナリストはいますが、
日々のニュースを埋めるのに窮々としている下っ端の記者には難しい仕事です。

いずれにせよ、テレビと新聞では記者の「意識」「適性」は確実に違うと感じています。

※私は今でも「要するにどういう状況か?」とすぐ知りたがる上に
知ってしまうと「じゃあ大したことないかも」などと考えてしまうクセが残ってしまっていて、
つい思考が短絡的、近視眼的になりがちです。日々自戒しているところです。


<関連リンク>記者の1日のスケジュールはこんな感じ国民的謝罪要求システム~倖田來未の失言騒動からテレビ営業と広告代理店、どちらの立場が強い?
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【2008/01/15 21:57】 | 報道・制作の経験談 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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