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2月初めだったでしょうか?
とあるエリアの地方局にエントリーシートを提出しました。 「あなぐま」の出身地でもなければ、大学時代を過ごした思い出の地でもない 縁もゆかりもないエリアの放送局。 ところが私はその会社にだんだんと魅かれていくのでした。 なぜでしょうか? 私が就職活動をしたのは1999年の春。 今の学生さんからすれば信じられないかもしれませんが、 当時、就活の中心は「紙媒体」と「アナログ」でした。 なにせ当時はインターネットがようやくポピュラーになったばかり。 大学のPCは大半がMacで、ネスケとIEがしのぎを削る時代・・・(分かるかな?) 毎日コミュニケーションズ(今はマイナビと呼ぶようですね)などの 就職情報を扱う会社に「就職案内ガイド」的な資料を申し込むと、 自宅宛てに5cm以上はあろうかという分厚い冊子が郵送されてきます。 各社2ページ横並びの情報から、まるで通販のカタログで商品を注文するかのごとく ハガキで資料請求→会社案内とエントリーシートが届く、というのが基本路線でした。 そんな中、リクナビも草創期。ようやく学生への認知が定着しつつあった頃でした。 全国各地にローカル放送局は100局以上あるのですが、 当時リクナビに情報を出し、エントリーもできた会社はほんのわずかでした。 (キー局や大手新聞社はそれなりに出ていました) その中の1つがX社でした。 X社のデータはこんな感じです。 エリア人口:二~三百万人 社員数:百数十名 特徴:インターネットに力を入れている、社長が前面に出ている あなぐまは田舎育ちで、初めてインターネットを体験した時 「もし自分の小中学生時代にこんな便利なものがあったら、人生変わったはずだ!」 と衝撃を受けた人間です。 放送局が電波だけではない新しい可能性を探っている。(その当時は先進的でした) これはきっと自由、革新的な社風に違いない・・・そう感じられました。 それに当時は、地方局=コネ採用という、思い込みか事実か分からないイメージ ん~現代風の言葉を借りれば「都市伝説」的なもの?が言外にうずまいていて “キー局は魅力ある人物なら採用するだろうが、地方局は閉鎖的だしどうだろう?” “そもそもマスコミに何の縁もないのに入れるのかな?”と皆が思っていました。 私自身も「地方局はオープン採用なんだろうか?」と不安を抱えていました。 (さらに1999~2001年あたりは、どっぷりと就職氷河期) ところがX社は、リクナビで日本中から人材を集めようとしている。 会社説明会&筆記試験に行ってみると、どうも本気らしい。 風通しもよさそうだし、何より面接した時の感触というか相性が素晴らしく良い。 これはチャレンジしがいがあるぞ!と面接を重ねるたびに思いが募ったのです。 しかし、ここで大きな課題が! 何の縁もゆかりもないエリアですから、面接で 「なぜこのエリアを希望するのですか?」「なぜうちの社なのですか?」 と毎回のように聞かれるのです。 あなたならどう答えを出しますか?・・・次回に続きます。 →あなぐまの就職自戦記(9)本命へのアプローチを読む |
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