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自らの経験を赤裸々に綴った「あなぐま就職自戦記」全31エントリ
面接前のあなたにぜひ読んでほしい15エントリ
スポーツ・バラエティ番組の真実がわかる11エントリ
元記者がニュースの裏側を斬る22エントリ
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私は記者時代「その日暮らし」で生きていた
私が現在の職場で働き始めて1年がすぎました。
もちろん今の仕事も(全く違う業界・職種なので)とても面白みがあって
日々悩みつつもポジティブに過ごしていこうと思っています。
しかし、かつての同僚(記者・アナウンサー・カメラマンなどの方々)に会うと
ものすごくギャップがあるなと再認識させられます。
自分自身は月~金で朝8時から夕方6時まで、カレンダーどおりの毎日を過ごす
「典型的サラリーマン」なのですが、マスコミ人は全く違います。

一番違うと感じるのが「スピード感、それにともなう人生観」です。

前にも書いたかもしれませんが、記者をしていた頃の私は
「その日1日をどう乗り越えるか」ばかり考えていたように思います。


夕方の自社ニュース番組が1日の山場です。
ニュースが終わると反省会があり、先輩にキツく時にはやさしくアドバイスをもらい
それが終わると「翌日の取材予定」を確認します。
プレスリリースを片手に「取材の段取り」「行動予定」「確認事項」などを考え、
予定稿を書きます。(※突発の事件など深夜の取材があれば、このへんが飛びます)

翌日、取材の出発時間までに新聞各紙・ニュース各局をチェック。
「事件・事故は起きていないだろうか?」「全国ニュースは何だろう?」
「自分の持ち場で新聞に抜かれていないだろうか?」などを確認し現場へ。
最初の出稿時間がお昼なのか、夕方なのか、あるいは他の行動予定によって
「いつまでに原稿を書いて、テロップを発注して、編集を終えるべきか」を考える
常に時間との戦いです。取材は1日平均2現場。時には3~4か所をハシゴします。
そういった「予定通りの行動」も、大きな災害・事件・ニュースが発生すれば
予定変更されてしまうが当たり前。
いつも「携帯の着信」を気にしながらドキドキしていました。

そしてオンエア時間までその高まりが増幅してゆき、1日が終わります。

そんな中、記者はどんなことを思っているか?
大きく分けると2つのタイプがあるのではないでしょうか?
「時間に追われるのは苦手だけど、自分の考えやテーマがぶれない人」と
「時間に追われてのは得意だけど、考え・テーマも流れに左右されがちな人」です。

あなぐまは顕著な「臨機応変=その場しのぎタイプ」だったと思います。
もちろん「わかりやすいニュース・映像を作る」というテーマはあるんですよ!
でも頭の中では常に「今の優先順位は?」「今すべきことは?」が占めていて、
たとえば1ヶ月先、1年先をにらんだ行動をしていたかどうかは、大きな疑問です。
だって一生懸命何かを準備・継続していても、いつ何が起こるかわからないでしょ?
今、巨大地震が襲ってくるかもしれない。大事件が起こるかもしれない・・・。

今でもあなぐまの頭の中には、たとえば
「何分あればこの行動は終えられるか」「あの目的地には車で何分かかるか」など
いつも時間を想定しながら行動するクセが残っています。
退職して1年くらいは、夕方の「そわそわ感・緊張感」も取れませんでした。
何というか・・・記者を長くやっていると、人生観自体も独特になり浮世離れしてゆきます。
「マスコミは目先ばかりを追う」「なぜこのネタばっかりやるんだ?」視聴者は感じます。
そういった「マスコミ=短絡的な思考」の裏には、そんな感覚があるような気がします。

※ある意味仕方ないのです。そうしなければ頭が切り替わらず、行動できないのですから。

しかしサラリーマンになって考え込んでしまいました。
1日8時間程度の仕事で日々のスピードや変化が本当にゆっくりしていると
先の先を読んで行動する感覚、将棋で言えば「大局観」がとても重要に感じられるのです。

目の前の行動ばかりに気をとられ、1ヵ月後、1年後を考えずに日々を過ごしてしまうと
結果として大きな差が生じてしまうのでは・・・?と今の私は感じています。


<関連リンク>芸能人と仲良くなれる?…って、んなわきゃない。本日寒すぎ。こんな日に記者が思うことは?視聴率・インパクト至上主義?の苦悩
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【2008/02/01 21:30】 | 放送局の気になる実態 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

面接で困る質問「他社の受験状況はどうですか?」
質問をいただきました。

「他にはどこを受験しますか?」
「就職活動の現況はどうですか?」
これらの質問には正直に答えるべきなんでしょうか? 例えば、地方局を志望していると言っているのに、 キー局も受験していたら、言っていることの信憑性を疑われかねないような気がします。



たしかに。
私も適当にごまかしていたような気もしますが、
はたして当時、質問にうまく答えられていたかどうか・・・?
「今、社会人となってから感じる適切な答え方」を書いてみます。

「他にはどこを受験していますか?」「就職活動の現況はどうですか?」
という質問には、以下のような意味が込められているのではないでしょうか?
①受験する業種・エリアなどを聞くことで、就活の方向性を確認したい
②本当に本人の状況を聞いてみたい(世間話的な質問)
③聞かれて少し困る質問に対しての、リアクション(対処)を見てみたい


①は、たとえば「広告代理店や出版など、マスコミ関係を広く受けています」
「このエリア以外にも受けます。内定がもらえればどこでもいいんです」
といった答えをすると、決して有利とはいえない
でしょうね。
このブログで何度か繰り返しているように、最終面接に近づくにつれ
「なぜウチのエリア?なぜウチの局なの?」というところに力点が傾いてゆきます。
(特にローカル局の場合)
そういう意味合いでは
正直なパターン「○○も受けていますが、御社は第1志望です」
多少のウソ込み「他へのエントリはこれからです。まずは第1志望の御社から・・・」

こういった答え方をしてみてはどうでしょうか?
ただし、この回答の後にはほぼもれなく「・・・本当?!どうだかねえ・・・」という反応を
されるでしょうから、そこで自分の思いをぶつけてプッシュプッシュ!です。

②は、地方局の面接官(現役の管理職クラス)が、世間話として
本当に興味を持って聞いていると解釈するパターンです。
彼らは年齢を重ねても好奇心のかたまりで、若い人と会話するのを楽しんでいます。
こう考えると、正直に答えても特に問題ないでしょう。
緊張する面接の場面で、ふだんなかなか接することのないオジサンに対して
学生がそういう解釈をして普通に彼らと会話するのは難しいことかもしれませんが、
「相手も人間」なのです。
「自分の誠実さ・正直さをまっすぐ向けて損するなら仕方ない」
くらいの考えを持つべきではないかと思います。

特に報道記者を志す方へ!
世間的な地位が高い人でも、市井のおっちゃんでも「自分と同じ人間」です。
相手によって態度を変えるようでは、公平な取材ができるでしょうか?
どんな人にも礼節と尊敬の念を持ちつつ、フランクに話ができる能力は
遅かれ早かれ、記者として仕事をするのにとても重要な要素だと思いますよ。


③は、圧迫面接などと同じ考え方(ねらい)でしょうね。
社会人になると、何か追い込まれた場面や自分に落ち度・ミスがある場面で
「正直にそのことを話し、理解を得ようと努力する方法」と
「だましだましそのことを隠し、違う方向に話を持っていく方法」があり
後者は組織としての健全さが保てなくなってしまうやり方だと考えられています。


単なる話術のテクニック、という意味ではなく
②と同じような考え方にのっとった「誠実さ」のようなものが問われている場面だ
と考えてみてはどうでしょうか?
ここは「作り上げたもの」は通用しません。生き方・姿勢が問われているのです。
自分なりの答えを用意して、堂々と望みましょう!

・・・ということで、答えになっているのかどうか・・・。


<関連リンク>面接で困る質問「エリア外なのに・・・」あなぐまの就職自戦記(5)見抜かれた志望動機あなぐまの就職自戦記(9)本命へのアプローチ
【2008/02/02 20:36】 | 面接で差をつけよう! | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【面接】 【必勝法】 【困る質問】

記者に休日はないってホント?
休日はアッというまに終わってしまいますね。
いわゆるひとつのサザエさんシンドローム?
ま、精一杯遊びすぎて時間が足りず、疲れも取れないのですから世話ありませんが・・・。


【質問】
「土日はおろか、盆も正月もないくらい忙しい」というのは本当?
休みはどのくらいありましたか?



【答え】
まず大前提としてお話したいのは、
「同じ放送局で働いていても、仕事によって忙しさが違う」ということです。
学生時代は「放送局員=記者・ディレクター」というイメージが先行しがちですが
実際は半数以上が営業、放送運行、技術、総務、事業といった仕事をしています。

その上でお話しすると、うちの会社は原則的に週休2日制でした。
「休日に仕事をする必要があるかどうか」で実態が違ってくるのです。

まず、私が経験した「記者」の場合、
土日も当然ニュース放送があります。(いつもより放送時間は短いですが)
なのでシフト制をとって平日に代休をもらうのですが、
担当しているクラブのネタや、「企画」と呼ばれる長尺のニュース取材によっては
休みを返上して出勤しなければなりません。

(強制される場合もあれば、職務意識から自主的に出勤する場合もあります)

記者時代は平均すると週休1日くらいでした。
忙しい月は1ヶ月に休みが2~3日だったでしょうか。

ヒマな時期はもう少し休みを取ることができました。
夏休み・正月休みは1週間ずつあり、だいたいエリア外の旅行に逃げてました。
(携帯電話の圏外にあこがれつつも、上司に怒鳴られるイメージが邪魔して
けっきょくは海外などには行けない小心者でした・・・)

ディレクターさんは、1つの番組OAに向かって逆算でスケジュールを組むので
カレンダーとはまったく違う生活パターンを過ごしていると思います。
だいたいはギリギリまで取材・編集に追われ、休みが少ないのではないでしょうか?

営業や事業の人も、土日に自社やスポンサーのイベントが開かれる場合には
出勤しなければいけないケースが多く、他の部署よりは忙しいです。
それ以外のいわゆる管理部門の方々はきっちりカレンダーどおりでした。


<関連リンク>記者の1日のスケジュールはこんな感じ残業が多いから給料が丸々増えるわけじゃない私は記者時代「その日暮らし」で生きていた
【2008/02/03 20:49】 | 労働条件も大切です | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

《この就活ブログがスゴイ》①採用担当者の眼
ブログを始めて約1ヶ月。
あなぐま1人の考え方ばかり紹介しても広がりがないな・・・」と
そんなことを思い始めています。

そこで2月限定企画 「この就活ブログがスゴイ!」 はじめます。

たとえば「マスコミ 就職」というキーワードで検索しても、
「古い情報」や「商業系の情報」ばかり引っかかってしまう!そんな経験ありませんか?
私自身がチェックしているサイトや有益と思われるものを(ブログ中心で)紹介します!
※選出させていただいたブログには勝手ながらトラックバックさせていただきますね。


初回は「元採用担当者の眼」が光るこのサイト。

勝ち抜く! 就職活動
http://syusyokukatsudo.blog123.fc2.com/
掲載期間:2007年10月~継続中
記事数:約80本

「元大手テレビ局の採用担当」というBacchus01さんが、
採用担当者という独自の視点からポイントを押さえています。

やっぱり説得力がありますよね。
あと「裏事情」もちょくちょく載っていて興味深いですよ!

<最新エントリ>
自己PRに大学の専攻を書くとき気をつけること
http://syusyokukatsudo.blog123.fc2.com/blog-entry-88.html

大学での専攻を自己PRに使うのは有効。
専攻を自己PRにする際に大切なのは、まずは分かりやすさ。
次は、専攻内容に興味を持ってもらえるかどうか。
専攻内容を分かりやすく書けた後は、その専攻を学ぶ課程で、
自分がどんな努力をしたのかを具体的に書けなくてはいけません。
アピールすべきなのは、学問自体ではなく、
その学問に真剣に取り組んできた、自分自身なのですから。


「限られたスペースで、分かりやすさ・伝わりやすさを大事にすべきだ」
「最終的な目的は専攻のPRではなく自分自身のPRだ」という考え方は
まったくもっておっしゃる通りだと思います。
【2008/02/04 20:17】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】 【リンク】

「安さ」より大切なもの~中国産ギョーザ問題
中国産の冷凍ギョーザ問題が連日メディアを賑わせています。
けさもニュースで
「市民100人に聞きました。中国産の冷凍食品や野菜を今後買いたいですか?」
というアンケートをやっていました。

答えは9割が「買いたくない」

まあ「そりゃそうだ」という結果です。
誰だって好んで毒物を食したくはないでしょう。
でも、よくよく考えると引っかかるところがあるのです。
「安さ」と「品質」の二律背反についてです。

(当たり前の話ですが)
冷凍食品なんて太古の昔には存在しませんでした。
でも技術が進んで、食品を長く保存できる&美味しく食べられるようになったので、
冷凍食品が市場にずいぶんと普及するようになったわけです。
便利だし手間も省けるし「お弁当にもう1品」というニーズにもぴったりだし・・・
でも当初は結構高価だったはずです。なにせ普通の食品より手間がかかりますから。
「それでもいいや」と初めは思っていた消費者も、だんだんとエスカレートします。

「もっと安く!」「もっと種類豊富に!」「もっと美味しく!」「もっと綺麗に!」

メーカーはこのわがままともいえるニーズを満たすべく、
生産拠点を海外へとシフトしていったはずなのです。
海外は人件費も原材料も安いけど、当然日本とは技術もモラルも価値観も違います。
そんな中「冷凍食品に海外産が多い」というのは既知の事実だったわけで、
ある程度のリスクが存在するのは、皆さんうすうす感じていたのではないか?

そのあたりがどうも、あなぐま的に引っかかってしまうのです。

故意であれ過失であれ、食品に劇物が入っていて被害者が出た事実は許しがたい。
これは当然の話です。そのための管理体制をきっちりする。それも良いでしょう。
ただ「安さ」と「品質」という二律背反的な要求を満たしてゆこうとするからこそ
ずさんなメーカーが「偽装」や「製造ミス」を犯してしまうのもまた事実なのです。

たとえば「再生紙100%」とか「高級食品をリーズナブルに!」とか
そういうキャッチコピーは、単なる“幻想 ”にすぎなかったわけですよね。

「良いものを作るには手間がかかる。希少性が高ければ需給バランスで高価になる。
だから“良いもの”は、安価には手に入れられない」


こういう当たり前の法則が消費加熱的な現代社会では忘れられているのではないか?
とそんなことを最近感じます。
100円ショップの品質に文句をつける人がいるとか、スーパーの見切り品を食べて
お腹を壊したとクレームをつける人がいるとか、そういうのは少し違うのでは?・・・と。
じゃあ、消費者はどうすればいいのか?
「良いものには正当な対価を支払うか」「リスクを許容して行動するか」
2つしかないのかなと思います。

たとえば食事。
安価な外食・ファーストフードを食べる人はリスクがあることを承知していて
それが嫌なら、自分で料理を作るのが一番安心できるはずです。
でも原材料に安価な外国産の野菜を使えば、何がしかのリスクはあるので
国内産の野菜を買うほうがより安心できるのかもしれない。
「国内産でも大量生産は安心できないわ」と思うのなら
地元のおじいちゃんがほそぼそ作る「形は悪いけどきちんと作った野菜」を買う。

つまり「リスクをどこまでとるのか」「安さ・効率の良さをどこまで求めるのか」を考えて
「メーカーや生産者に“責任ある製造”を求める」のならば、それと同じくらい
「買う方も意識を高く持って、安さだけではない何かを求めましょうよ!」

中国産ギョーザのニュースを見るたびに、あなぐまは痛感するのですが・・・
皆さんはどう感じますか?
【2008/02/04 21:57】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

あなぐまの就職自戦記(11)大切なのは「愛される」素質
ここまで10回、無事に内定をもらうところまで書いてきました。
「めでたしめでたし」と言いたいところですが、今さらながら不思議に思うことがあります。

当時の就職活動ノートをこの年齢(キャリア)になってから読み返すと、
志望動機は「1人でも多くの“生”を伝えたい」「地方政治が変われば、日本が変わる」など
思いは熱いけれど、具体性に欠けるものばかり・・・。

子供の頃から引っ込み思案で、スポーツマンでもないし人気者でもない。
サークルとか特技とか、とりたてて誇れるようなものも何1つない。
そんな自分がどうして放送局に入ることができたんだろう?ってふと思うんです。

皆さんは「テレビ局が求めている人」ってどんなイメージですか?
華やかさがあったり、輝いていたり、全てバツグンに秀でた人物だと思ってませんか?
・・・私もそう思ってました。
実際に入ってみると、決してそんな人ばかりではありません。
何かにつけ不器用だったり、頭の回転がそれほど速いわけでもなかったり、
下手すると「世間の人より何かが極端に苦手」・・・そんな人も意外に多いんですよ。
(※キー局は華やかな経歴の人もいるかもしれませんが、地方局はそうでもありません)

ただ1つだけ。
「人から愛される」素質を持っていることが共通項でしょうか?

放送局、特に記者・ディレクターとして働く場合、
とにかく仕事の中心は「人との対話」です。
取材相手、一緒に仕事をするカメラマン、デスクやその他のスタッフ・・・etc
「相手は何を考え、何を望んでいるか」を知り、自分の思いをどう伝え、どう導いていくか?
時には力強く訴え、時には相手の言葉をがっちり受け止め、ぶつかりながらも
コミュニケーションを通して「あいつなら仕方ないか」と許してもらえる。
そんな「愛される素質」を持っている人が、記者・ディレクターに向いていると思います。

私は根がそれほど明るくないし、華やかさもありません。
ただ多くのアルバイト経験や大学のフィールドワーク、実家の人付き合いなどを通して
「おじさん・おばさんと普通に楽しくコミュニケーションできる」能力を持っていました。
これは取材でも大いに役立ちました。何せ取材対象の8割はおじさん・おばさんですから。

また若い頃から悩むことも多かったせいで、ある程度自分らしさのようなものを確立し、
周囲の同年代の受験者より、ありていに言えば「老成した」価値観・言動をしていました。
自分で言うのもなんですが、どんな人ともちゃんと付き合える礼節と言動というか、
「物腰の柔らかさ」みたいなものも、私のキャラクターだと思います。
ここまで書いてきたような「面接で自分の描いた方向に会話を導く」とか
「緊張をほぐそうと、ついおしゃべりをしがちな他の受験生とは一線を画す」といった行動は
このキャラクターに支えられて実行できた部分がかなり大きいです。

確かに狭き門だし、能力やブランド(大学名・華やかな実績等)で決まる傾向も強いです。
でも「愛される素質」が少しでも自分にあると信じられるなら、くじけずに頑張ってください。
きっとそんなあなたを求めている会社があるはずですから・・・。


あなぐまの就職自戦記(12)細かすぎて伝わらない就活の知恵を読む
【2008/02/05 22:43】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

《この就活ブログがスゴイ》②ADが見た制作現場の実態
2月限定企画 「この就活ブログがスゴイ!」
テレビ局・マスコミ就職に関するブログがあまた存在する中で、
あなぐまがオススメできる厳選サイトを紹介するコーナー。
2回目は「元・ADさん」が語るテレビ局の裏側です。

元・ADが明かすテレビの裏側★blog
http://ameblo.jp/hondalady/
掲載期間:2007年9月~11月
記事数:約40本

元AD・ACOさんのブログです。
「タイムキーパーとは」「編集マンって何?」など、意外に知られていない制作の実態を
きちんと書かれていて、経験者の私でも興味深く読んでしまいました。

(現在は更新が止まっているようで残念です・・・)

<おすすめエントリ>
ADの一日 ~『ふつうの日』の場合~
http://ameblo.jp/hondalady/entry-10052404285.html

フリップ・テロップ作成
ACOが昔いたところは(中略)完全家内制手工業でした。
早ければ3~4時間で終わりますが、場合によっては7~12時間かかることもあります。
家に帰って「報道ステーション」が見れた日はラッキーデーです。


最後の行、ものすごく共感できますね・・・。
私も家で晩ごはんを食べるのは深夜12時が平均時刻でした。

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【2008/02/06 22:26】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】 【リンク】

あなぐまの就職自戦記(12)細かすぎて伝わらない就活の知恵
これまでマスコミ(地方局)の就職活動について
私なりにいくつかのポイントを紹介してきました。

・個性勝負だから“ひとり”で頑張ってみよう
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-3.html
・自己分析には周囲の力を借りよう!
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-6.html
・面接は用意した文章を「会話っぽく」する
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-8.html
・失敗を糧に自己PR/志望動機をブラッシュアップ!
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-19.html
・惜しくも落ちてしまった時のあきらめ方は?
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-13.html
・本命には特別なアプローチが必要!
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-29.html
・大切なのは「愛される素質」?
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-36.html

今回はそれ以外の「細かすぎて伝わらない」就職活動の知恵あれこれを
いくつか書いてみたいと思います。

◆就職本を読みすぎてはいけない。都合のいいところだけを使う。

就職活動に熱心に取り組む人は、「マスコミ就職読本」を筆頭に
書店に居並ぶ「就職本」の数々を購入・購読していることでしょう。

しかし、就職活動は相手あってのもの。「必ず正解がある」とは限らないのです。
特に難しい場面・質問では、答えは1通りではなく無数に存在します。
たとえば「圧迫面接への対処」という項目があって
「面接官の迫力に負けず、声のトーンに力を込めて答える」みたいなことが
書いてあっても、本当にそれが正解かどうかはその場にならないと分かりません。
別の本を読むと別の考えが書いてあって、どうすればよいか分からなくなります。
だからといって第三者情報を一切入れず、すべて我流で臨むのは遠回りです。

<ポイント>
①自分が一番しっくりくる就職本1冊をチョイスし、他を「参考情報」扱いにする
②参考情報の中でしっくり来る部分は「いいとこ取り」をして「メモ書き」を挟む
③迷う場面で中途半端な態度を取らずにすむよう①と②を頭と体に叩き込む


◆写真は?宿泊は?待ち時間の過ごし方は?細かいところが「余裕」を生む

どんな就職本にも書いてあることだとは思いますが、
履歴書の「写真」はものすごく大事です。
面接を重ねていった際に企業が書く記録やレポートは
「あなたの履歴書が表紙となる形」でファイリングされていくはずです。
いわば書類の表紙を飾る写真なのです。なので自信作を使いましょう。
「のりづけでゆがんでしまったのにそのまま提出する」など、もってのほかです。

居住エリア以外の遠方のテレビ局・新聞社を受験することもあるでしょう。
試験・面接当日に1時間以上も交通機関で移動するのはリスクがあります。
(疲れる/乗り過ごす/乗り遅れる/集中力をそがれる など)
少々お金がかかっても宿泊を選びましょう。
ホテル付きパックを選べば、往復の飛行機代・電車代より安く済むはずです。

試験や面接の待ち時間は、基本的にすることがありません。
私は必ず自分のエントリーシートや事前に調べた情報を取り出し、
頭の中でもう1度整理してシミュレーションなどをしていました。
ところが周りを見ると(緊張感からなのか、人に見られるのが恥ずかしいのか)
意外にボーっとしている人や、周囲とおしゃべりしている人が多いです。
「差をつけるチャンス」という野心的な意味ではなく、
「直前にエントリーシートを見返すことで落ち着いて試験・面接にのぞめる」
そんな戦略と準備を、計画的に進めていきたいものですね。

<ポイント>
④履歴書の顔写真は、必ず写真屋さんで撮ってもらう。
ベストショットを選んでネガを保存→焼き増しで対応。のり付けもしっかり!
⑤当日の長時間/長距離移動は避け、なるべく宿泊をするのがベター
⑥試験・面接の待ち時間は、1人でエントリーシートを見直し気持ちの準備をする


思いのほか長文になったので、また次回へ。


あなぐまの就職自戦記(13)細かすぎて伝わらない就活の知恵2を読む

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【2008/02/07 21:40】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

国民的謝罪要求システム~倖田來未の失言騒動から
ほかでもない「倖田さん」のお話。

発言そのものはやはり非常識で(まあ軽い気持ちだったんでしょうが)
それ自体は非難されることだと思います。
ただ、深夜のラジオ番組で不謹慎な発言が出るのはよくある話で、
私はそれこそ高校生の頃からオールナイトニッポンのリスナーでしたから
「とんねるず」や「ビートたけし」や「ナインティナイン」や
いろんなパーソナリティがハチャメチャな事を言ってきているのを聞いてきました。
でもそれが深夜ラジオの面白さだと理解しているわけで、非難なぞしません。
今の時代はそれさえも許されない。なんとも窮屈で嘆かわしいことです。
彼女のタレントとしての地位やキャラクター云々の問題もありますが、
それ以上に私は「国民的反省要求システム」ともいえる
マスコミ・ネット・視聴者の三位一体型構造がそこに横たわっていることを
非常に危惧しております。特にこの1~2年、けっこうひどい状況です。


<国民的謝罪要求システムの構造>
マスメディア上で有名人が何か問題ある行動を取る
           ↓
ネット上で議論を呼び(個人ブログ、2ちゃんねる等)動画も流れる
時には発言・映像・音声を分析して新しい視点・発見が追加される
           ↓
国民的関心事としてニュースにも取り上げられる
常套句「やはり国民の声を真摯に受け止め、反省・謝罪すべきでは?」
           ↓
記者会見を開き、謝罪(それが罪かどうかは別として)
           ↓
謝罪の様子がニュースに流れる
最近多い切り口「街で聞きました。反省は感じ取れましたか?」
           ↓
しばらく謹慎するも、仕事復帰の際にまたニュースになる
常套句「反省しましたか?謹慎中はどんなことを考えましたか?」


ここ最近、このような話題が多いと思いませんか?
記憶に新しいところでは、こんなところ。
・朝青龍が夏巡業を休んでサッカーをしていた
・亀田選手が反則まがいの行為をした。家族が指示していた
・沢尻エリカが舞台あいさつで不機嫌のあまり悪態をついた
・倖田來未がラジオで偏見に富んだ話をした

もちろんどのトピックも「怒る」人がいるのは理解できます。
でも「本当にその行為は罪ですか?誰かの身体・生命・財産が失われましたか?」
と問うと、話題性の大きさに比べて、その非業度はかなり小さいと思います。
しかしネットの影響力が増し、ブログやYouTubeなどの情報発信ツールが充実したので
あるトピックが24時間、その話題性と非難の声を増幅させ続けながら転がり続け
いつしか飽和・爆発していく・・・そんな仕組みが整いつつあります。

ニュース・情報バラエティには「放送時間」という制限があります。
限られた時間の中で、どのトピックに焦点を当て放送するかが大切であり、
国民に必要な情報を厳選して届けるのがメディアの責務です。
ところが最近は関心事にばかり時間を割く傾向が強すぎる。そこには、
「制作側のネタ選びにおけるネットの影響度」もまた増大していることが背景にあります。

そして何より危ういのは
「街で聞きました。○○の謝罪会見をどう感じましたか?
結果は84%が“反省が感じられなかった”という答えでした」
という編集。
「罪ではなくても世論が許さなければ反省して謝罪すべき」なのは認めるとしても、
謝罪会見を一般人に「あれは本当の謝罪ではない」などと論評させ、
その声を生のままメディアが報ずるのは、制作側の「手抜き」だとしか言えません。

このような“基準なき世論の垂れ流し”
「このニュースをどう捉えるべきか」という視聴者側の思考を停止させ、
単なる「ザマミロ」ですべてを終わらせてしまう可能性をはらんでいるからです。
国民的謝罪要求システムは、マスメディアを世間の憂さ晴らしに使うあまり、
本来の趣旨であるbroadcastingすべき(広く投げかけるべき)情報は何か?
という価値観を歪めてしまう、非常に危険なものだと考えています。
※サッカーのスターシステムになぞらえて名づけてみました。
「ワイドショー型複合不況」という言葉で問題提起している人もいますね。

ニュースと情報バラエティは別だよ、という声もあるかも知れませんが
「視聴者はニュースを情報バラエティの体裁で伝えた方が見てくれるんでしょ?」
と放送局側は思い込んでしまっています。
であれば、せめて情報バラエティが健全な世論形成の一翼を担って欲しいと
あなぐまは真剣に危惧しているのです。
だっておかしくないですか?(形はどうであれ)涙を流して謝っている人を見て
「あれは謝罪してない」と平気で言えてしまう世論・・・どんだけ冷酷なんだよ。
【2008/02/08 21:28】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

本日は更新お休みします
個人的な事情のため、本日は更新お休みします。
【2008/02/09 12:52】 | 元記者の日記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【つぶやき】

あなぐまの就職自戦記(13)細かすぎて伝わらない就活の知恵2
昨日は親戚のおじさんとお別れをしてきました。
月並みですが、全ての生命は有限であり、いつかは誰もが亡骸になってしまうのです。
残された私たちは貴重な「今」に感謝を忘れることなく、一歩ずつ精一杯生きなければ・・・と
思いを新たにしたのでした。

さて、前回の続きです。

◆OB訪問しないと不利?リクルーターとの面接は判断材料になるの?

まずOB訪問ですが、あなぐまは就職活動中に1度も経験していません。
何せ縁もゆかりもないエリアの放送局が多かったですから・・・。
入社してから6年の間も、後輩からのオファーは特にありませんでした。
同僚のアナウンサーには年1人くらいでしょうか?アナウンスサークルのつながりで
学生さんが訪ねてきて、私も何人かご飯を食べてお話をしたこともあります。
でも結局「一緒に働くことになった人」は1人もいなかったんですよね。
学生の時はOB訪問をすると有利なのかな?と漠然と思っていましたが、
人事が介在しないフリーのOB訪問は、採用の有利不利とはまったく無関係ですね。
ペーペーの社員が人事に直接「この子を採用してください」と言えるはずもないです・・・。

ただし今の会社では、積極的にリクルーターが学生さんと接触するよう
人事の指導のもとで組織的に動いています。この場合は名簿もできあがるでしょうし、
先輩社員からの「印象」などについてレポーティングもされるでしょうから
有利・不利に関わってくる可能性はありますね。
いずれにせよ「OB訪問をする、リクルーターと接触する」
「会社のことをより理解できるチャンス」なので、有利・不利をあまり考えずに
自分らしさを出しながら、しっかりと「対話」して情報をキャッチすることが大切
です。

<就活tips>
⑦OB訪問・リクルーター面接が有利・不利に関係するかどうかはケースバイケース
そういった非公式的なコンタクトが1度もなくても、内定をもらえる可能性は十分ある。
⑧「会社の内実」「雰囲気」をつかむチャンスなので、機会があれば積極的に。



◆もし日程がバッティングしたらどうしよう?内定を断るのは大変?

いろんなサイトを見ていると、たとえば「内定を断ったら牛丼を頭からかけられた」とか
「ライバル企業とかけもちできないように各社は日程を作為的に組んでいる」とか
こういった心配の声が多数上がっていますね。

もちろん企業としては「うちの会社に良い人材が来て欲しい」と考え、巨額の経費を投じて
採用活動を展開しているわけですから、他社の採用日程を気にするのは事実ですし
急に態度を豹変させ、心ない形で内定を断る学生がいれば気分を害するのも事実です。
でも企業の人事担当者だって人間です。ただ叱るだけの学校の先生とは違います。
つまり「交渉」や「お願い」の余地だってきっとあるはずなんです。
特にローカル局の場合は(規模にもよりますが)採用人数は1ケタ台の人数が多いです。
話せば分かるというシチュエーションもあるのではないでしょうか?

たとえば「A社は本命で3次面接なんだけど、B社の最終面接と1日違いで日程的にキツイ」という場合。あなたはA社の担当者に電話をかけて
「実は御社を受ける前にエントリーしていたB社の最終面接が前日にあるんです。
もちろん御社に採用していただければ、そちらはお断りします。
ただ今は3次面接なので、まだ決断できる状況ではないというのも本当のところです。
B社の方にあまり失礼なことをするのも社会人としてどうかと心配しております。
私の面接時間は午前になっていますが、もし可能であれば急いで駆けつけますので
午後にずらしていただくわけにはいかないでしょうか?必ず伺いますのでお願いします!」
と交渉できる勇気があるでしょうか?

ともするとこのような行動を「無礼」と受け取る人もいるかもしれませんが、
社会人になればこういった板ばさみの状況は遅かれ早かれ経験します。
大切なのは「お互い人間同士。話せば分かるのでは」と考え、誠心誠意思いを伝えること。
そして勇気を持って行動する力です。私が人事担当者ならこの学生さんを評価します。
(逆に言えば内定を断ることは相手の信頼を裏切る意味では「ものすごく重い」行為です)

<就活tips>
⑨人事担当者といえども相手は人間。特に地方局の採用活動(終盤)では
1人1人個人を見て欲しがっているので、交渉の余地が多少あるかもしれません。
⑩就職活動をしている間は「学生」だが、すぐあなたは「社会人」になります。
「気がつくと誰かが変えてくれる」のではなく「自分で成長する」という意識を持つこと。
大切なのは行動力、礼儀、誠意、そして信頼関係です。



あなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しいを読む
【2008/02/10 21:11】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

《この就活ブログがスゴイ》③番組1本作るのがいかに大変か
2月限定企画 「この就活ブログがスゴイ!」
テレビ局・マスコミ就職に関するブログがあまた存在する中で、
あなぐまがオススメできる厳選サイトを紹介するコーナー。
3回目は現役のフリーテレビディレクターさんの日常です。

毎度どうも!テレビ屋です。
http://ameblo.jp/hondalady/
掲載期間:2006年2月~更新中
記事数:100本以上

フリーディレクターのユウカさんのブログです。
大学時代のアルバイトをきっかけにディレクターとなり
一番新しい仕事は「弾丸トラベラー」という番組での海外取材だそうです。
私も数ヶ月だけローカル制作の番組ディレクターをしていましたが、
報道にくらべて何と仕事量が多く、根気と根性が必要なことか・・・!

本当にお疲れ様でございます。

<最近のエントリから>
テレビディレクターの生活時間帯
http://problog.jp/blog/183-01/

(前略)で、早く寝ればいいのですがこんな日に限ってよく眠れず…
起きなきゃ、という強迫観念で緊張しているのか、寝酒の焼酎をあおっても眠れません。

ああ、それで昼間眠くなるんだろうなあ…
でも屋外の撮影でものすごい寒いから寝ることもできないんだろうなあ…

この、「寝る」ことに対する執着は仕事に就いてからできたと思います。
まあとにかく体調管理も仕事のうち。


そうなんですよね!大切な取材や番組OAの前日って、貴重な睡眠をとるべきなのに
「明日起きたらまず○○をして、○○を確認して、それからえ~っと・・・」
などとつい振り返ったり確認したり、頭がさえて眠れないんですよねぇ。
このブログ、途中途中に仕事に対する思いや「大切なこと」をつづっていて、
読み応えがありますよ。特に志望動機や自己PRで悩んでいる方にはオススメです。

※ちなみに「睡眠」について、ほぼ日で面白いインタビューが載ってますね。
「24時間ひたすら起きつづけ、ひたすらシャベリ続ける」伝説を持つ、さんま師匠のお話。
ほぼ日の睡眠論「さんまシステム」
http://www.1101.com/suimin/samma/index.html
【2008/02/11 21:20】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】 【リンク】

あなぐまの就職自戦記(14)誰にでも可能性は等しい
これまで「就職活動ノウハウ」的なものばかり意識して書いてきましたが
実は概念論・精神論的なところが、あなぐまの中で非常に大きなウエイトを占めています。
ネット世界では「お説教的な、抽象的な文章」はあまり好まれないかな?という危惧と
ブログ開設当初のSEOという側面でのクエスチョンがあったので自重してきましたが、
自分なりの思うところをしばらく綴っていきたいと思います。
(長くなりそうなので、複数エントリに分けます)


私はこのブログを書く理由を「マスコミ志望者を応援するため」だと書きました。
「応援」には2つの意味があります。
①私の見識や経験談を披露して、ノウハウが必要なら活用して内定に結びつけて欲しい
というのは非常に直接的な意味合いで、分かりやすいですね。
その一方で、
②私の考えを、自身の「マスコミ論」「情報論」「仕事論」を考える際のヒントにして欲しい
という間接的な目的は、なかなか1エントリで書ききれないですし、
「必勝法」的意味合いも薄いので、皆さんのニーズがあるかどうかも少し疑問です。

しかし私がマスコミ志望者に本当に吸収して欲しいのは、①ではなく②なのです!

たとえば「マスコミとは」「マスコミが果たすべき役割とは」「テレビ局の現在と未来」
「社会における情報の伝達と効果」「あるべき情報モデルとは」「そもそも仕事とは」など
さまざまなテーマがありますよね。
その1つ1つに自分なりの思いやロジックを磨いてゆき、実際に体現してゆく先にこそ
「チャンスが生じるはずだ」と考えているのです。

まず強調したいのは「誰にでも可能性は等しい」ということです。

手始めに、こんな質問をしましょう。
就職活動で必要な「情報」とは何だと思いますか?


簡単にあげるとこんなところでしょうか?
・会社の特徴(人員数・売上・業務内容・福利厚生・人材活用等)
・求められる人材像→それに伴う「なるには」的ノウハウ
・採用活動の実態(スケジュール、実績など)
・「成功談から推測する」成功率の高い、人物像・知識・経験談、そのPR手法

私が受験した頃、あるいはそれ以前であれば
就職にまつわる情報は紙媒体中心で、情報公開もあまり進んでいませんでした。
キー局と地方局の採用実態は大きく異なりますが、地方局の情報は実に乏しく、
私はキー局のそれを参考にしながら「想像・想定」で準備を進めていました。
もっと詳しく事実を確認したいのであれば、直接人事担当者に聞くか
もしくはOB訪問などを通じて話を聞くのが近道だったんでしょうね(当時は)。
ましてや「求められる人材像」「うまくアピールできそうな経験談」などの情報はおぼろげで
各受験者は思い思いの方法で、手探りで就職活動をしていたという印象があります。

「彼を知り、己を知れば百戦して危うからず」とは孫子の言葉ですが
就職活動に限らず、戦いの勝敗における「情報」の比重はとても高いといえます。
情報を知っている人物と知らない人物とでは「行動」が異なってくるからです。
その点では「情報が閉ざされていた時代」はチャンスが平等であるとは決して言えず
たとえば「テレビ局に親戚がいる」「先輩がたくさんいる」などのバックボーンを持つ人物が
他の志望者より勝ち易い状況にあったとしても不思議ではありません。

ところが情報化社会の深化は、この格差をいとも簡単にフラットにしてしまいました。
少なくとも現在の状況では、テレビ局に関して「手に入らない情報」などごくわずかです。
「就職読本」的な紙媒体の充実もさることながら、
現役局員のブログ、各社が出している就職情報、受験者の体験記、2ちゃんでのうわさ話、
みん就のフォーラムなどにおけるほぼリアルタイムに近い採用活動報告など
ネット世界に情報があふれているからです。
いまや「情報を知りやすい環境に身をおいているかどうか」が勝敗のカギではなく
「情報をどれだけ積極的に入手し、どれだけ上手に整理して自分のものにしているか」が
勝敗を分けるカギになっています。


大切なのは「熱意」と「行動」です。
あなたがその気になれば、必要な情報はほとんど手に入るはず。
つまり、可能性は誰にでも等しく開かれているのです!

皆さんのチャンスを広げる一端として貢献できれば本望だと思い、
私はこのブログを運営しています。

しかし、情報過多の状況はまた別の課題も生み出しています。
(つづく)


あなぐまの就職自戦記(15)情報を知るだけでは不十分を読む

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/02/12 22:26】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

あなぐまの就職自戦記(15)情報を知るだけでは不十分
昨日の続き。「情報過多」が突きつける課題についてです。
2年前の春、私が放送局を辞めた頃のお話をしましょう。

辞めてからしばらくゆっくりしようと思っていた私は、
ネットサーフィン(もはや死語?)に一時期どっぷりハマってしまいました。
2ちゃんねるの就職スレを運営するかたわらで、動画コンテンツやwikipedia、
「笑えるネタ」的な画像・読み物、各種掲示板のチェックなど、いろんなサイトを見ました。
例えば、かつて大好きだったテレビ番組がYouTubeにアップされているのを発見する。
発見したときは「懐かしいなあ・・・どれどれ」とちょっと眺めるつもりだったのに
最後まで見てしまい、さらに「おお!こんなのもあったな・・・どれどれ」とまた次へ。
窓の外を見るといつのまにか陽が落ちていて「私は1日何をしてたんだ?!」と落ち込む。
こういった経験をしたことがある人、いませんか?

つまり大切なのは、
①なぜ情報を集めるのか(集めること・眺めること自体に一種の娯楽性があります)
②どんな情報を集めるのか?(普遍情報・固有情報)
③どれだけ情報収集をしてどこで止めるのか
④集めた情報をどうするのか?

この4つなのです。

情報を網羅できて、かつ一瞬で探し出せるのは、ネットの最大の強みです。
有形の単行本や雑誌であれば、発行に手間がかかる上に完結しているため、
このようなことはあまり体験できません。必ず「限界」があります。
ところが、リンクが生み出す「情報の連鎖的発展」は、有益であると同時に
危険な要素もあわせ持っています。「情報に埋もれてしまう」可能性です。

人は、情報を得る行動(インプット)をしたら、その情報を自分の中で消化・活用して
今後の行動に生かす(アウトプット)ことをしなければ意味がありません。


テレビをたくさん見る。関連情報にやたら詳しい。楽しむだけならそれでもOKです。
しかしテレビ番組を作る側に回るのであれば、それだけでは全く足りない。
番組だけではなく、言語・映像・心理・社会制度・時事などあらゆる分野にアンテナを広げ
かつ収集したものをうまく整理して「自分だけの価値観」を作り上げることが大切です。
そして(ここが一番重要なのですが)その価値観を実際の創作物や行動に転化して初めて
「情報を有益に活用した」といえるのです。「知る」だけでは不十分です。


就職活動に話を戻しましょう。
大半の人は初めて就職活動なるものを経験します。もちろん不安が多い。
「どうすればいいんだろう?」というのが情報を探し求める動機の原点だと思います。
本を読み、ネットで検索し、フォーラムやmixiでいろんな人と交流すれば、
玉石混交・種種雑多な大量の情報を短時間で収集できます。
「ふむふむ・・・分かったぞ」と、そこで満足してはダメなのです。
①収集→②整理→③消化→④実践のステップをきちんと踏んでこそ意義があるのです。
情報をそのまま丸覚え丸呑みするのではなく、その裏にある論理性(法則と言い換えれば
分かりやすいかもしれません)を見つけ、学び、行動に移すべきだと私は考えます。


この②→④をどう実践するか?は、人それぞれで正解はありません。(私も手探りです)
②集めた情報から「信頼性が低そうな情報」「しっくりこない情報」は切り捨てる
③選んだ情報を「カテゴリ分け」「ロジックツリーの作成」「MECEの検証」などで整理する
④自分が実践しやすい(吸収しやすい)ように「シンプルにする」「小さくする」「記録する」
たとえば私はこんな手順を好みますが、もっと良い方法はないかといつも悩んでいます。
※言葉の意味がわかんないぞ?と思った方は、それこそネットで検索!

就職活動支援系のブログの中には
「エントリーシート添削」や「面接・こんなときどう答えればいい?」みたいな
ダイレクトなコンテンツも多々ありますが、この手のものは書き方が非常に難しいです。
「こんな質問をされたとき、どう答えればいいと思いますか?」と言われても
その人の状況や質問の経緯、何より「ねらい」がはっきりしないからです。
一般的な状況を想定して「自分だったらこう答えますよ」というのは示すことができますが
必ず役立つとは限りません。私はその場にいませんし、その人ではありませんから。

(当たり前の話ですが)面接官が望むのは決して
「就職活動に詳しくて、望ましいキャリアを持ち、望ましい回答をする人」ではない。

そんなものは過去の経験談と推測が生み出した幻想にすぎないと思ってもいいでしょう。
もちろん最低限のルールや法則性、常識、大多数が当てはまる傾向などはあります。
それを知り、身につけることは大切ですが、最後は“オリジナリティ”の勝負なのです。
特にマスコミ就職の場合「就活の常識を逆行する行動」が功を奏する場合さえあります。
どちらかといえば「困る」ことは素晴らしいことで、その都度わが身をもって体験する中で
経験を知恵に昇華できるようなメソッドや考え方を志望者に身につけて欲しいと思います。

だから私のブログを見て「それが答えだ」と無条件に信じ込まず、
「そうかな?自分ならどうだろう?」と考えるヒント・補助手段として活用していただければ
と思っております。

もうちょっとこのお話を続けさせてください。


あなぐまの就職自戦記(16)情報の飢えが疾走を生むを読む

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/02/13 21:08】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

あなぐまの就職自戦記(16)情報の飢えが疾走を生む
前回、前々回のエントリを要約すると
・ネット世界は私たちに「情報を等しく入手できる環境」を与え、可能性を広げてくれた
・大切なのは情報を「知る」ことではなく「生かす」こと。でもこの手段に“正解”はない

ということを主に書いてきました。

あなぐまは、田舎、しかも離島の出身です。
地元には高校がないため、15歳から島を離れひとり暮らしをしてきました。
父は漁師で、母もふつうの主婦。決してインテリでもなく、裕福な家庭でもありません。
漁師に大切な素質を考慮すると、地元で素晴らしいともてはやされるのは
「運動ができる子」や「声が大きく活発な子」であって、
「本やテレビに興味を持ち、物事を調べたり考えたりするのが好きな子」ではありません。
高校がないくらいですから、本屋さんも当然ありません。(テレビの民放も当時少なかった)
都会に遊びにいくと、必ず3時間4時間と本屋で立ち読みするような子供でした。
学校でイジメに遭うと、父親に「ケンカをしてこそ1人前だ」とけしかけられる始末。
当時は自分のアイデンティティ確立にずいぶん苦労しました。
時には「もっと良い環境があるはずなのに・・・」と出自を恨んだりもしました。
(そんな中両親が自分を大学まで進学させてくれたことを、今はとても感謝していますが)

ところが最近、
「このバックボーンがあるから、今のような考え方ができるようになったのかな?」
と気づかされる本を読みました。
マスコミ志望者の皆さんにもぜひ読んで欲しい
梅田望夫さんの「Web進化論」「Web時代をゆく」の2冊です。

簡単に紹介すると、梅田さんは
シリコンバレーでのコンサルティングやITプロジェクトの経験をもとに
「Web2.0時代をどう生き抜くか」をこの2冊で書いていらっしゃいます。
全てを説明するのはとても難しいので、梅田さんのブログを紹介しておきます。

My Life Between Silicon Valley and Japan
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

ここでは「高速道路」論を少し引用します。(かなり有名ですが・・・)

これでもかこれでもかと厖大な情報が日々ネット上に追加され、グーグルをはじめとする恐ろしいほどに洗練された新しい道具が、片っ端からその情報を整理していく。いったん誰かによって言語化されてしまった内容は、ネットを介して皆と共有される、よって後から来る世代がある分野を極めたいという意志さえ持てば、あたかも高速道路を疾走するかのように過去の叡知を吸収することができるようになった。これが「高速道路の整備」の意味である。(中略)全体のレベルが上がっていることは間違いない。しかし、多くの人が次から次へとあるレベルに到達する一方、世の中のニーズのレベルがそれに比例して上がらないとすれば、せっかく高速道路の終点まで走って得た能力が、どんどんコモディティ(日用品)化してしまう可能性もある。一気に高速道路の終点にたどりついたあとにどういう生き方をすべきなのか。特に若い世代は、そのことについて意識的でなければならない。

梅田望夫「Web進化論」P214~216を引用


まず、すごく浅い解釈から入りましょう。
就職活動で言うと、1次面接と最終面接の違いも似たような話で説明できます。
序盤の面接には確かにある種のセオリーが存在します。
「こうすれば受かりやすい」というキャリア、論点、話術、ふるまいがあるでしょう。
皆さんはネットの高速道路を使って、短時間でそれを吸収することが可能です。
しかし最後の面接は常識的な答えをしたからOKというわけではありません。
企業が求めるのはオリジナリティと創造性、あなたらしさ(それを紡ぐ表現手法)です。
ここでは、就活サイトで培った常識はかえってマイナスになってしまうかもしれません。

(もっとも競争率の高いマスコミ(テレビ局)就職では、ここまでたどりつくこと自体が
非常に難しいです。だからこそ私も高速道路の一端を担っています)

「高速道路が整備されているのは知っているし、眺めたこともある。
やっぱりマスコミ就職は難しいんでしょ?別に自分はそんな苦労したくないから
ほどほどの準備で受験するよ。受かればラッキー!くらいのつもりで」というあなた。
高速道路は誰だって使えるんですから、精一杯疾走すればいいじゃないですか!
「ネットを見ただけで行動した気になっている」のは、ずいぶんもったいない話です。
「他人の物言い」を丸呑みして「自分の物言い」にしている人はいつか馬脚を表しますが、
「収集→整理→消化→行動」の4ステップを地道に実践する人は着実に成長します。

ただ1つ「自分が高速道路を走っている自覚」がなければ危険だということは強調します。

これは就職活動に限った話ではなく、かつての私も、今の私も意識し続けていることです。
地方局(しかも人員不足)の記者が、取材の下準備に使える時間は豊富ではありません。
電話や文書をあたれば数時間かかる「基礎情報の収集」を
数分で可能にしてくれるインターネットにはずいぶんとお世話になりました。
しかし、それを鵜呑みにしてそのまま記事を書くのはとても危険です。
「大切な情報」は、どんなに些細なことでも口頭やメモでウラを取らなければいけません。
うかつなネット情報の転用で冷や汗をかいたり、訂正を出したことも何度もあります。

情報の入手は大切ですが、それを疑うこともまた大切です。
実は情報というのは、大量に仕入れれば仕入れるほど、
「本当の理解から遠ざかり、誤解に近づいてしまう可能性」も秘めているのです。

たとえばニュースなどの情報から「中国という国、あるいはそこに住む人は信用できない」
という印象を持っている人は多いかもしれません。
しかしあなたが記者だとして「中国籍の○○さんを取材する」という場面で
本人と会う前からそんなバイアスを心に秘めて接し、会話するのはナンセンスです。
(ましてや、そういった方向に意見を誘導するなどもってのほか)
1対1のコミュニケーションはその都度相手を受容し、自分を変容させる必要があります。

梅田さんは「高速道路を降りた先の“けものみち”」という表現を使っていますが
報道取材やドキュメンタリー制作でも、けものみちを切り開く力がとても重要です。
思い描いたストーリー・ロジックどおりに事実は決して進んでいかないからです。
しかしそこには何らかの意味やメッセージが確実にあります。切り取り方はあなた次第。
かつては「情報をたくさん知っていること」が記者・ジャーナリストの一番の能力でしたが、
これだけ情報があふれる時代にあっては、求められる能力は確実に変化していて
「情報の高速道路とけものみちを上手に使い、最短時間で最適なメッセージを紡ぎ出す」
という能力が必須ではないのかな?
と6年の経験の中で感じました。

「才能とは情熱を継続する力である」とは棋士・羽生善治の言葉ですが、
この高速道路とけものみちを疾走するには、渇望にも近い情熱が必要だと感じています。
あまり自画自賛するのは好きではありませんが
「子供の頃にネットがあれば、私の人生は変わっていたのでは?」と私は時々夢想します。
情報格差いちじるしい田舎でもがいていた少年時代の記憶があるからです。
しかし、あの頃の「情報に飢え、希求する経験」があったからこそ、
人生最初の就職先にテレビ局を選び、相手にも選んでもらえたのではないか?
すごく大変な仕事だったけど、喜びを見出しながらチャレンジし続けられたのではないか?
そして退職した後も「情報と人」をキーに物事を考え続けているのではないか?と
梅田さんの本を読んで自分を確認できました。頭を整理してくれた梅田さんに感謝です。

子供の頃は30歳を過ぎたあたりから「確固たる自分」ができあがってくると思ってました。
ところが私は「いつも自分は間違っているかもしれないと思い続ける」傾向にあり、
「世界の行く末や目の前の相手の思いなど、さまざまな状況を判断して
その都度モードを変えながら生き抜く」というのがパーソナリティのようです。
よく言えば適応力が高い。悪く言えば日和見主義・ご都合主義。
そして周囲への感謝を忘れず、1日1日を着実に“可能な限り有意義に”過ごしたいと願う。
こういった姿勢が放送局には向いていたのかなと今になって思います。

ということで「あなぐまの就職自戦記」シリーズは
このあたりでお開きにしたいと思います。

・・・次はどんなこと書こうかな?





続・あなぐま就職自戦記[1]新人の私がそこにいたを読む
【2008/02/14 22:27】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【志望動機】 【おすすめの本】

残業が多いから給料が丸々増えるわけじゃない
【質問】
放送局の仕事は忙しいそうですが、残業手当もたくさん貰える?

【答え】
確かにけっこうな額の残業手当をもらってましたが
「残業すればするほど手当が増える」というわけではないんです。
「みなし残業」「裁量労働制」と呼ばれるシステムを知ってますか?

裁量労働制は、どれだけ働いたとしても
「毎月○時間分の残業手当」しか出ない仕組みです。

たとえば5分のVTRを仕上げるのに
集中して3時間で終わらせた人と、
編集室でウトウトしたり、要領を得ない作業で9時間かかってしまった人とで
残業手当に3倍も開きが出るのだとしたら不公平ですよね?
つまり自分の働き方に残業量を委ねる=「裁量」というわけです。

ただ、チームで仕事をしている以上
「誰がやってもいいけど、あんまり誰もやりたがらない仕事」というのが出てきます。
その時に「自分の仕事だけやってればいい」というスタンスの人と
「喜んでチームのために仕事をする」というスタンスの人がいますが、
後者の奉仕精神も裁量労働制は飲み込んでしまうのが問題点ではないか
と私は思います。

役職手当をもらう段階でもない「若い世代」が特に問題で、
私は1ヶ月の労働時間が350時間を超えることもありました。
「あこがれのテレビの仕事なんだから携われるだけでもありがたいと思え!」
なんて態度を露骨に示す上司もいます。

どれだけ仕事をやれば適正かという基準も無いので
仕事がつらくて辞める人が出ても仕方ありません。
それでも、憧れの世界で志望者も多いので
誰かが辞めてもすぐ次が見つかってしまう=労働環境は改善されない
という悲しい悪循環が続いてしまいます。

記者やディレクターの仕事って正解がないんですよね。
オンエアしたら終わりという区切りがあるだけで。
だからいくらでもがんばろうと思えばやることはあるし
ほどほどでもいいじゃん!という考え方もあります。
だから職場の雰囲気や上司の方針、自分の考え方や世渡り術とか
そういうこともすごく大事だと思います。

ちなみに、事務職や営業職の人は残業の申請時間分だけ残業代をもらっていました。
報道にいる人との給与の差は、あるようなないような・・・。
楽な仕事をしていて、残業少ない人なら、給与も少なくなるでしょうし
忙しい部署で残業が多ければ、裁量労働制よりも結果的に残業代が多くなります。
(基本給を高くするところもあれば、残業代を高くするところもあると聞きます。
入る会社によってずいぶん事情は違うのかもしれません・・・)



<関連リンク>記者の1日のスケジュールはこんな感じ記者に休日はないってホント?私は記者時代「その日暮らし」で生きていた
【2008/02/15 20:51】 | 労働条件も大切です | トラックバック(0) | コメント(3) 
tags:【体験談】

《この就活ブログがスゴイ》④就職活動を理論化するとこうなる
2月限定企画 「この就活ブログがスゴイ!」
テレビ局・マスコミ就職に関するブログがあまた存在する中で、
あなぐまがオススメできる厳選サイトを紹介するコーナー。

就活理論でご飯を2杯。
http://ameblo.jp/sk-riron/
掲載期間:2007年11月~継続中?
記事数:約50本

マスコミ就職とは直接関係ありませんが、
「理論」として就職活動をまとめているサイトの中では
かなり体系立てたもので非常に読みやすいです。

卒論研究を兼ねているそうで・・・なるほど。
合う人合わない人がいるかもしれませんが、
ばっちりハマる人ならご飯3杯はいけるかもしれませんね(笑)

<おすすめエントリ>
就活理論 『すぎるテクニック』
http://ameblo.jp/sk-riron/entry-10066072000.html

「短所」は他人と差別化できない事柄(ありがちな事柄)で、さらに長所ともとれる事柄を選ぶ必要があります。ありがちな事柄を挙げると「好奇心が強すぎる」や「細かくなりすぎる」等があります。「細かくなりすぎる」であれば「細部にこだわるあまり、いつも締め切りぎりぎりまで改善点が無いか調べてしまいます。」等と記す事で、短所でありながら細かいが努力を惜しまない人というイメージを与える事が可能となります。このような「短所」は「~すぎる」という事で作りやすくなります。
これが、伝家の宝刀すぎるテクニックです。


大学生がここまで冷静に対人アピールを分析できていることは、
すごいというか、何だか末恐ろしいような気さえする理論です。

この「武器」は万人が使えるのではなく、使う人を選ぶような印象ですが
百聞は一見にしかず。よかったらアクセスしてみてください。

※ちなみにこの手のサイトで「メールをいただければレポートを差し上げます」とか
「○○円でノウハウをあなたに」なんて書いてあるサイト、私は絶対信用しません!
悩める学生を食い物にするなよ・・・

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/02/15 21:27】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】 【リンク】

芸能人と仲良くなれる?…って、んなわきゃない。
【質問】
地方局で働いていて「芸能人と接する機会」はありますか?
芸能人と仲良くなったりできますか?

【答え】
正直なところ「あなた次第」ですが、そんなこと期待するだけ無駄ですよ。(笑)
まあ、あなたが
「このタレントさんでこんなテーマを世に問いたい!」
「こんな楽しいことがあるんだよって伝えたい!」
何でもいいから熱意を持てば、いつかは実現するかもしれませんね。
でも熱意やあこがれだけで、全然ダメです。

あこがれを現実にするためには、最低でもこんなプロセスが必要です。

・誰もが「面白い」と思えるような番組のアイデアを出す
・上司に「番組を実現させたい!」と思わせるために企画書を作る
・タレントをキャスティングするためにツテを探る
・お金もついて回る話なので、たくさんの人を説き伏せて協力を仰ぐ
(実際はもっと複雑なステップが必要です・・・)

なにより、タレントさんが素晴らしい人であればあるほど
番組を演出するあなたの「手腕」や「責任」が問われます。

そのためにディレクターさんは何年もかけて下積みをして(いわゆるAD修業)
「心配り」や「発想」「テクニック」などを磨くわけです。

東京・大阪であれば(地方局に比べ)タレントさんに出会うチャンスは多いでしょう。
しかし地方局でもタレントさんを使う番組は増えていますし、
私もいろんな方に接する機会はありました。
(私はそんなに経験が長くないので、ほんとに”機会”だけでしたが・・・)

単に「女優さんとすれ違ったよ!」と喜ぶだけなら
バイト君や出入りの弁当屋さんでも可能です。
「女優さんと飲みにいったよ!」となると
ちょっぴり実現は難しいですが、それだけのために頑張るなら、
雰囲気のいい高級バーを自分が経営したっていいわけです。

やはり「理想の番組を自分で作る!」という熱意こそが
つらい制作の仕事を頑張ることができる「支え」になるのかな?と思います。


<関連リンク>報道の現場は怒号が飛び交うのが日常茶飯事テレビ局=コネ採用でしょ?と思っているあなた。テレビ営業と広告代理店、どちらの立場が強い?
【2008/02/16 22:00】 | 放送局の気になる実態 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

会社概要の上手な読み方~7つのポイント
地方局では、ここ数年情報公開が進んでいるとはいえ、
一般的な大手企業との大きな違いがあります。
ほとんどの会社が「非上場」で「決算報告書」などを公開していないため
会社の中身が見えづらい
点です。
企業であれば基礎情報である「従業員数」「売上高」「経常利益」などの数字でも
分かるケースと分からないケースがあります。
ここでは一般的な「会社概要」をあげて
どう読むべきか7つのポイントを見たいと思います。

<一般的な会社概要の例>
社名:株式会社○○(略称***) →ポイント①
コールサイン:JO**-**
代表者:○○
資本金:○億円              →ポイント②
売上高:○億円
事業内容:放送法によるテレビジョン放送(例) →ポイント③
周波数:○○チャンネル
設立(開局):○○年○月○日    →ポイント④
社員数:○○名             →ポイント⑤
本社:○○県○○市○○
東京支社:東京都○○区○○    →ポイント⑥
大阪支社:大阪府○○
○○支社:○○県○○市○○
関連会社:○○            →ポイント⑦

ポイント①:会社名は愛着の第1歩!
100局以上あるローカルテレビ局の多くは
社名を「テレビ○○」「○○テレビ」「○○放送」と定めています。
当たり前の話ですが、受験する以上は
「間違った覚え方」をしているようではお話になりません。

特に他エリアから受験する人は注意が必要!
たとえば北海道であれば、北海道放送(HBC)札幌テレビ放送(STV)
北海道テレビ放送(HTB)北海道文化放送(UHB)テレビ北海道(TVH)
の5社は似たような名前。コールサインも似ています。
面接などで間違って他局の名前を口走ってしまうと冷や汗ですよね・・・。

ポイント②:資本金と売上高
複数の社を研究している人はご存知でしょうが、
売上高を公開しているのは、情報公開にある程度踏み込んでいる局です。
逆に言えば、隠している局は「風通しが良くないかも体質かもしれない」
「売上高を公開できないような苦しい状況かもしれない」という
リスク意識を持っても差し支えないでしょう。
売上高の数字に対して資本金が少ないのは、サービス業全般的な特徴。
特に気にする必要はないですが、同エリアの他局との比較は忘れずに。


ポイント③:事業内容
どこの局も「放送法云々」と似たり寄ったりの内容です。気にしない。

ポイント④:設立日の新聞をチェックしてみよう
第1志望の局であれば、ローカル紙のアーカイブをたどって
この日をチェックしてみましょう。おそらく設立の経緯や株主などについて
第3者の視点から書いてあります。これが貴重な情報に結びつきます。

ポイント⑤:社員数
100万人前後のエリアであれば社員数は2ケタが一般的。
大きなエリアでは100人を超えるでしょう。
カメラマンやディレクター、事務スタッフなどを関連会社の社員がつとめ、
その数は勘定に入れていないという社が多いと思います。

ポイント⑥:支社は東京、大阪、プラスアルファ
ほとんどの地方局が東京支社は「銀座」、大阪支社を「北区」に置いてます。
「東京支社は銀座なんだ・・・すげえ!」などとカン違いしないように。
しかし、なんで皆同じなんでしょ・・・?

ポイント⑦:関連会社
技術系スタッフの所属会社、アナウンサーやディレクターの所属会社、
広告代理店などを持っているのが一般的。
それ以外に財団などを持っている会社もありますので、
会社名を検索エンジンにひっかけてみましょう。何かわかるかも。


<関連リンク>あなぐまの就職自戦記(9)本命へのアプローチ《この就活ブログがスゴイ》①採用担当者の眼

【2008/02/17 20:27】 | 放送局の気になる実態 | トラックバック(1) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【必勝法】 【営業】

もっと役立つブログに!
あなぐまです。
アクセスありがとうございます。

ここ数日「もっと役立つブログになるためには?」というテーマで悩んでいます。
思い立ったが吉日。地方局へのエントりも佳境に差し掛かっていますし、
今週から気づいたところを少しずつ改良してゆくことにしました!

①文章の読みやすさ
今まで「1行が短めの文章で5~10行ごとに段落づけて改行」というスタイルで
つづってきましたが、これが本当に読みやすいのかどうか?少し疑問です。
赤文字・青文字をつかってポイントを強調してきましたが、これも何か微妙。
むしろ「改行」を上手に使っていく方が良いのかな?と気づきました。

どうです?この方が読みやすいんじゃないですか?


②サイト外へのリンク
Blogの特徴は、

「ネット内で見つけた記事をリンクつきで紹介して
この記事どう?僕はこう思うんだけどさ・・・と語ること」

ところが私は、あえて一般的ブログスタイルを目指さず

「自分の意見をまとめた読み物で、かつアーカイブ性にすぐれた記事」

をエントりしてきたつもりでした。
でもそれ一辺倒では広がりもなく、偏りも出るのでつまらない。(と思う)
今後はなるべく積極的に他の記事も紹介してゆきます!


③カテゴリの分け方(命名)
「あなぐまの就職自戦記」を16話書きましたが、
やはり「志望者に役立つ読み物」であることを考えると
【就職質問箱】と名づけているカテゴリを強化すべきです。

なので今週末、
「知りたいことを探しやすいカテゴリわけ」に模様替えします。

さらに
・各エントりの末尾に、関連Q&Aへのリンクをつける
・内容が分かりやすい(読みたくなる)タイトルをつける
などの工夫も少しずつ実施してゆきます。
※新コンテンツも計画中・・・。

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/02/18 20:22】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【ブログ】 【つぶやき】

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