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送別
あわただしかった年度末にもようやく終止符。

きょうはベタに送別会。

酔いどれて、先ほど帰宅しました。

最近、あまり有意義なエントリが提供できていませんが、

明日からはちょっと腰を落として、書いてみたいと思います。

引き続き、ご愛顧のほどを。 (。_。)ペコリ
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【2008/04/01 00:13】 | 元記者の日記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【つぶやき】

メディア研究所説①マスコミは巷にあふれている?
この春、私は会社で新しい「メディア」を作りました。

日本だけではなく海外も視野に入れて
“社員のためだけにニュースを流す”Webサイト、
いわゆる「Web社内報」です。

マスコミ就職を希望する方にはひょっとすると興味がない分野かもしれませんが
こういったニーズは世の中に確実に存在します。
「コーポレートコミュニケーション」「ステークホルダーダイアログ」
などといった言葉は最近の流行語で、
ビジネスの世界では、どちらかといえば存在感を増している印象です。


そんな仕事をしていると、今まで私が明確に意識していたはずの
「マスコミュニケーション」「マスメディア」という言葉がゆらぎ始め、
「その正体はいったい何なのだろう・・・?」と疑問が湧いてきました。

当ブログの根幹にも関わる大きなテーマですが、
新年度最初のエントリにふさわしいので、数回に分けて書きます。


まずはYahoo!辞書(大辞林)より引用。

【マスコミュニケーション】
 新聞・ラジオ・テレビ・週刊誌・映画などのマス-メディアを通じて、不特定の大衆に大量の情報を伝達すること。また、そのマス-メディア。大衆伝達。マス-コミ。

【メディア】
[1]手段。方法。媒体。特に、新聞・テレビ・ラジオなどの情報媒体。
[2]情報を保存する外部記憶装置の媒体。磁気ディスク・MO ディスクなど。
[3]情報を頒布する手段。コンピューターの分野では、[2] のメディアに加え、通信回線などが利用される。


つまりメディアとは属性をあらわす単なる言葉であり、
一定条件を満たしたメディアが
「不特定の大衆に大量の情報を伝達すること」を目的に動く場合、
それはマスコミュニケーションになりうる
と定義できます。

たとえば「ブログ」はマスコミュニケーションになりうるのか?と言いますと、
「不特定の大衆に大量の情報を伝達すること」を目指すブログであれば
該当すると私は判断します。当ブログもそのつもりです。
※ただしpushとpull、つまり閲覧者が能動的に行動しなければ
情報にはたどりつけないところが、テレビや新聞に劣る点です。


massの対義語はone-to-one(あるいはface-to-face)です。
たとえばサイトの閲覧に認証が必要であったり、
伝達よりもコミュニケーションに力を入れているブログ(マターリ系?)
の場合は、マスコミュニケーションになりうるとは言えないでしょう。

私が今回、会社向けに作ったメディアは
インターネット上に存在し、開かれた情報媒体ではありますが
「特定の大衆」に大量の情報を伝達することを目的としています。
しかし「大衆(数千人の従業員)」を対象にする以上、その性格は
自然とマスコミに近いものになります。ややグレーゾーンですね。


どうして定義にこだわるのかと言いますと、
不特定の大衆に対する情報の発信・伝達が容易になったからです。
ただ条件を満たすだけなら、巷には「マスコミ」があふれているはずです。

しかし現状「マスコミ」といえば
誰もが「新聞・ラジオ・テレビ・出版」の4つをまず思い浮かべるでしょう。

・・・なぜでしょうか?
(次回へ続く)

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【2008/04/02 20:29】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
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メディア研究所説②報道/ジャーナリズムは場所を選ぶのか
マスコミュニケーションが
「不特定の大衆に情報を伝達するメディアの営み」を指すのなら
ネット社会ではマスコミが乱立してもおかしくないはずなのに、
どうして既存のメジャー媒体(新聞・テレビ・ラジオ・出版)だけを称して
“マスコミ”と呼んでいるんだろうか僕たちは・・・?
という疑問。

4つのメディアを同じ土俵に並べるのも乱暴な話なので
私が経験した「放送局」に限って考えてみましょう。

放送局が総務省から免許をもらって運営しているのは周知の事実ですが
会社形態としては「営利企業」ではなく「報道機関」という言葉で括られます。
(たとえバラエティやドラマに力を入れていようとも、です)

もしかしたら「報道/ジャーナリズム」という言葉に
4つの媒体と他の媒体とを切り離すカギがあるかもしれません。
ふたたびYahoo!辞書にご登場願いましょう。

【ジャーナリズム】
新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど時事的な問題の報道・解説を行う組織や人の総体。また、それを通じて行われる活動。

【報道】
[1]新聞・ラジオ・テレビなどで広く一般に知らせること。また、その知らせ。ニュース。
[2]告げ知らせること。また、その知らせ。報知。


まとめると
「告げ知らせること」が報道であり、その報道を行う人はジャーナリストであるけれども
彼らの活動媒体は「新聞・雑誌・テレビ・ラジオ」である(べきだ?)
ということになります。

・・・何だかフシギな定義です。
なぜこの4つの媒体でなければジャーナリズムはできないのでしょう?

1つにはメディアパワーという要因が考えられます。
テレビ局とラジオ局は影響力がある上に淘汰がありません。
免許事業で、不祥事を起こしても免許取消もない。
新聞社は「印刷物を配達する」という特徴がある以上、巨大な販売網が必要です。
つまりこの3つは新規参入が難しく、そのパワーも揺らがない。
雑誌・出版は競争が激しく、新規参入もできるのですが、
部数や金額を考慮すると、3つよりも情報の頒布力は弱いかもしれません。
なので「報道」の項目からは外されているのでしょう。

しかし「告げ知らせること」は誰もが、どんな手段を使ったって実現可能なことなのに
いったいジャーナリズムって何なの?という気になってきませんか?
(つづく)

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【2008/04/03 22:22】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
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NHKがついに禁断の扉を開く!?
この数日間、公私ともにあわただしく
集中してものを考え、文章をしたためることがなかなか難しい。
書きかけの「メディア研究所説」も
細切れになりすぎてうまくかけていない気が・・・
言い訳ばかりで申し訳ありません。

こんな時はつい、他のブログや情報サイトに
ヒントを探し求めてしまうのですが、
ふと見るとこんなニュース!

広告会議ブログより
「NHKオンデマンド」
http://blog.kokokukaigi.com/archives/2008/04/nhk_4.html

12月から、インターネット、アクトビラ、ケーブルテレビ(J:COM)で、「NHKオンデマンド」(有料サービス)がようやく開始されるようです。過去の番組「特選ライブラリー」、1週間以内に放送された番組「見逃し番組」が用意されるとの事


・・・おお、すごそうだ。

リンク先からサービスの概要を紹介。
◆特選ライブラリー
大河ドラマやNHKスペシャルなど他分野の番組を24時間好きなときに見られる。
初年度約1000本。その後、毎週20本(年間1000本)追加する。
◆見逃し番組サービス
NHKの主要時間帯のニュース、プライムタイムの番組を1週間程度公開。
見逃しても大丈夫。(放送終了24時間後から開始)

ほとんどの方はまず「特選ライブラリー」で思い思いの番組を探し、視聴するでしょう。
私だったら「人形劇三国志」もう1回見たいなあ、(つーか何度でも見たい)とか
タモリが出てた「NHKスペシャル驚異の小宇宙・人体」
子供心に面白かったけど、大人になって見返すとまた違うんだろうな、とか。


でもよくよく考えると「見逃し番組サービス」のほうがスゴイことかもしれません!

たとえば1週間分のニュースから特定のネタだけピックアップして
まとめてチェックしたり、1日の中で時系列に眺め直したりすることが可能になる。
これは「ニュースの軸がブレる瞬間」とか「結果として誤報を出していた瞬間」とかを
あとからジックリと検証することも可能になる、のと同義です。

もっと言えば、NHKは
「忙しい皆さんは、私たちの都合に合わせなくていいですよ」とわざわざ伝えているわけで
放送局がでっかいハードディスクレコーダー(しかも勝手に録画してくれる)を
丸抱えしているような状況になります。
いくら有料といっても、民放だったら簡単に「ビジネスモデル崩壊」です。

とはいえ、NHKが余りある予算と時間をかけて作った
珠玉のドキュメンタリーや、トコトンこだわって作ったエンターテイメントなどを
いつでも好きなときに見ることができる状態は
新たな知的刺激をもたらしてくれるでしょう。特に若い層に。

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【2008/04/04 23:05】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

おお子どもたちよ、我を許したもれ
土曜の昼下がり、こんなローカルニュースが。

****************
剣道団体の全国大会でみごと準優勝を果たした
○○市の○○小学校の児童たちが
きのう、○○市の市長を表敬訪問しました。
****************

ここで問題。
なぜ、土曜日の午後に前日のニュースが流れるのでしょうか?

<選択肢>
(1)取材が放送時間ギリギリとなってしまい、編集が間に合わなかった
(2)前日のニュースに流す予定だったが、何らかの理由でボツになってしまった
(3)学校側から「子どもたちが見られる土曜日に放送してください」と要求された


(1)はあり得ません。
役所が取材をセッティングする際は、早くても午前9時、遅くても午後4時。
面積が広大なエリアならまだしも、ほとんどのエリアは2時間もあれば放送できます。

(2)がおそらく答え。
ネタとしてはそれほどニュース性がない(失礼)ので
ニュースの順番を番組後半にセッティングしていたけれど、
生放送中に大きなニュースが入ったとか
何かの理由で放送枠が足りなくなってしまったとか
そんな背景を私は想像してしまいました。

こういう取材の場合、放送日が翌日に飛ぶのは実はツライんです。
なぜなら現場では子どもたちや親御さんに
「これは何時に放送されますか?」と漏れなく問われ
必ず「○時に流れるから見てね~!」と笑顔で答えているからです。

ところが流れない。

番組としては仕方のない選択なのですが
「カット」とOAディレクターに言われた瞬間、子どもたちの顔が浮かびます。
今まで何人の子どもたちをガッカリさせてきたんだろう?
何だか罪悪感を思い起こしてしまった昼下がりでした。


ちなみに、視聴者から多いのは
「この日のニュースで子ども(家族)がインタビューされたので
記念にダビングしてください」
というリクエスト。

私がいた放送局では全てお断りしていました。
建前上は「TBSのオウム事件があってから、そういうのが社内規定で禁止されまして」
でもホンネは「全部対応していたら、私たち仕事する時間がなくなるので」
だったのかもしれません。
これも多くの人をガッカリさせてきました。ごめんなさい。

ちなみに選択肢(3)
「ないだろ~!」と思った方が多いかもしれませんが、
営業さんが絡んでいる「是非ものネタ」だと、あながち無いともいえないんです。
学校はレアケースだとは思いますが・・・。
【2008/04/05 20:15】 | 報道・制作の経験談 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ニュース】

地方局Webサイトをめぐる旅~③岡山・香川エリア
あなぐまが地方局のWebサイトをめぐり、
印象的なコンテンツやネットでの情報発信力などを考察します。
面接やエントリーシートを書く際の参考になれば幸いです。
とりあえず主要エリアを南から順に・・・第3回は岡山・香川エリア。
※なぜか海を挟んで同一放送局がネットする不思議なエリアです。


◆KSB瀬戸内海放送(テレビ朝日系列)
http://www.ksb.co.jp/

局のキャラクターとイメージカラーを基調にしつつ、
「報道のテレ朝」らしくニュースが一番目立つところにあって
ほかにもにぎやかなコンテンツが並ぶ。とても良いと思います。
そういえば「ハニカミ王子」の流行語を生んだのは
このテレビ局でしたね。石川遼選手もバナーで目立ってます。


◆OHK岡山放送(TBS系列)
http://www.ohk.co.jp/

でました「OH!くん」
たしか地方局のイメージキャラクターグッズとしては
出色の売上
を記録していて、
地元コンビニでも普通にグッズが売れているのだとか。
ローカル企業CMや広報関係のミニ番組・天気予報などにも
うまくキャラクターを活用しているそうです。これも素晴らしい。


◆RNC西日本放送(日本テレビ系列)
http://www.rnc.co.jp/

可もなく不可もなく。
整っているような気もしますが、ちょっとスキマが多いのか?
なにげに「ラジオカーレポート」
写真ブログっぽいネタが毎日20件近く投稿されていたり、
多くのパーソナリティが頻繁にブログを更新しているのは驚き。
もっと上手く活用できればいいのに・・・と感じます。


◆TSCテレビせとうち(テレビ東京系列)
http://www.webtsc.com/

コンテンツの量そのものは多くありませんが、
自社制作番組を紹介するFlash画像が一番目立っているのには
こだわりを感じますね。
女子アナウンサー単独で一冊の本を制作してしまうのも
けっこう珍しいような・・・何だかスゴイですね。売れたんでしょうか?


◆RSK山陽放送(TBS系列)
http://www.rsk.co.jp/

パッと見は良くまとまっている印象ですが、
よくよく見ると、ニュースヘッドラインは全国版が主だし、
目玉の「Webマガジン」は、ぜ~んぶ何故かPDF形式だし、
番組ページはカラーがバラバラで、何だか動作も重いし。
・・・JNN系列の中では良いほうだと思うんですけどね。


地方局は各自キャラクターを設定していますが
このエリアはOH!くんを筆頭に、しのぎを削っている様子。
また自社制作でゴルフトーナメントのDVDや
アナウンサーのファンブックを作るなど
「オリジナリティ」をいかに打ち出すかが
地方局生き残りのポイントである
ことを教えてくれる気がします。

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【2008/04/06 21:30】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【リンク】

地方局Webサイトをめぐる旅~④中京エリア
あなぐまが地方局のWebサイトをめぐり、
印象的なコンテンツやネットでの情報発信力などを考察します。
面接やエントリーシートを書く際の参考になれば幸いです。
とりあえず主要エリアを南から順に・・・第4回は中京エリアです。

ちなみに豆知識。

このエリアは「愛知・岐阜・三重」の3県をカバーしていて
東京(キー局)大阪(準キー局No1)につぐ存在感。
全国規模のクライアントを担当する営業さんは
「東名阪」という言葉をよく口にします。
これに北海道・福岡を加えた4つが「準キー局」でしょうか?


◆テレビ愛知(テレビ東京系列)
http://www.tv-aichi.co.jp/

なんとなんと、テレビ東京系列なのに(失礼)
今回の最高評価!
さっぱりとしたコンテンツ配置の中に
「大須OsuWatcher」
「遊びに行こう!ホトチャンネル(蛍原徹)」
など地元密着の魅力的なネタがいっぱい。
ユニークさは素晴らしい!

あなぐまの注目番組:遊びに行こう!ホトチャンネル

うわあ、見てぇ・・・。


◆中部日本放送(TBS系列)
http://hicbc.com/

文字ベースの情報と画像ベースの情報が
きっちり住み分けできているのは見やすい印象。
テキストリンクに更新日時が付けばさらに良し!かな?

あなぐまの注目番組:スジナシ
やはりCBCといえばこの番組。
鶴瓶師匠とゲストの掛け合いと緊張感が最高!
アナウンサーもぶっつけフリートークに挑むなど
ガチンコなライブ感が好きな局なのでしょうね。


◆東海テレビ(フジテレビ系列)
http://tokai-tv.com/

「系列Webサイトは似通っている」理論のとおり
フジ系列っぽいレイアウト。
色や配置は特に問題ないと思うのですが、
欲張りすぎているのかな?・・・コンテンツが探しづらい。
おまけに「花衣夢衣」のバナーが印象強すぎてorz

あなぐまの注目番組:花衣夢衣
あの「愛の嵐」「真珠婦人」「牡丹と薔薇」を生んだ
東海テレビ・お昼1時30分のドラマ枠で
しかも開局50周年ですってよ。スゴそう。


◆名古屋テレビ【メーテレ】(テレビ朝日系列)
http://www.nagoyatv.com/

こちらはレイアウト良いのに「目立つコンテンツがない」
何だかパワーを感じません。
個別でいえば夕方のニュース番組「UP!」とか
カッコイイのですが、やっぱり中身は薄い・・・。

あなぐまの注目番組(裏):ラブちぇん
・・・なんか目に余る番組コンセプト&編集で、個人的には嫌いです。
登場するのは若くして結婚したカップルばかりだし、
お互いの悩みといっても子供じみたものばかりだし、スタジオも・・・。
ロケの仕込みっぽいシーンもけっこうバレバレですよ。


◆中京テレビ(日本テレビ系列)
http://www.ctv.co.jp/

なんなのでしょう?
メインのバナー(主に日テレの番組紹介)があまりにデカすぎて
魅力的なコンテンツが埋もれてしまっている印象です。
また画像に比べて文字が妙に小さく読みづらい
・・・なぜだ?!

あなぐまの注目番組:スーパーチャンプル
ストリートダンスを取り上げる視聴者参加型番組。
深夜に何となく1度見ただけ。オジサンにはそのよさは分かりませんが
ティーンのハートはがっちりつかんでいるようです。


このエリアほどの規模になると
全国ネットで通用する制作番組がちらほら。
その中であえて「地域性」「地元密着」に
スポットを当てるテレビ愛知に“匠”
です。

しかし、このエリアはWebにあまり力を入れてないのか
好印象は少なかったような気がします。
逆に言えば改革の余地アリ?

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【2008/04/07 21:40】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【リンク】

無名の芸人がステージで爆笑を取れる理由
お笑い番組が好きで、よく視聴しています。
そして私は芸人さんを尊敬しています。

「人を笑わせる」というのはとても難しく、
ただ顔が面白い、発想が面白い、というだけではうまくいきません。
言葉のチョイス、強弱、ニュアンス、タイミング、観衆の空気、身体表現
あらゆる「コミュニケーション術」を駆使し、試行錯誤を重ねた先に
初めて笑いが生まれるはずだ
、と考えているからです。
この技術は、他のさまざまな場面でも応用の効くものだと思います。


先日、地元の小さなイベントでのお話。
舞台は、夜桜のきれいな「道の駅」の芝生広場。
幅30m以上はあろうかという大きめのステージと
その前に広がる100以上のバーベキューセット。
そこにお年寄りから小学生までが集まり、ガヤガヤと焼肉を食べています。

私もビールを飲みながら、家族とのおしゃべりに夢中で
ステージで踊る地元のご婦人のフラメンコなどそっちのけ。
周囲の家族連れもほとんどがステージを見ていませんでした。

そこにアナウンスの声。

「次はモノマネ芸人さんによる抱腹絶倒のステージです!」

冷静に分析すると、大スベりしそうな雰囲気。
ところが登場した芸人さんは驚くべき技術で、その空気を変えたのです。


まず、暗転のステージに響く「前説」の声。

「・・・なお、ビデオカメラ・デジタルカメラ・テープレコーダーによる撮影は
肖像権の問題があるため、固くお断りしております。
おりますが、・・・今日は特別に許可。させていただきます。
ビデオをお持ちの方、電源入れてください。写メール、どんどん撮って下さい」

文字にすると非常に伝わりづらいのですが、彼はまず
ザワザワとした空気の中で、何度もセリフを入れ替え、繰り返しながら
「カメラ撮影」の5文字を刷り込むよう執心していたように感じました。

そしてステージ開始。
流れるのはアリスの「チャンピオン」。
登場したのはこの方。


私もこの日、初めて知った「ダンシング谷村」さん。
動画を見てもらえれば分かりますが、谷村信司の歌で年配層にウケつつ
「コミカルな動き」という新しい要素を取り入れることで若年層の心もつかんでいます。

一番驚いたのは、10分で3曲を歌うのですが
そのほとんどをステージではなく、私たちの目の前、芝生の上で繰り広げていた
ことです。
そして観客にさんざん刷り込んだ「カメラ撮影」というアクションを観客に起こさせることで
熱気をどんどんエスカレートさせてゆきます。

dancing.jpg

だってこの顔で目の前に来るんですよ。
最初は遠慮していたお客さんも、アオられてつい写真を撮ってしまう。
そのうち、歌う彼の周囲を何十人もの人が取り囲んでいるのが常態に。
さらに悪ノリしてズラを触ろうとする酔っ払いのおじさんまで現れるのですが、
お客さんの気を害さず、でも自分の芸も見せつつ、非常に上手くあしらってしまう。

この人の芸はかなりスゴイ。

そう感じました。

家に戻って調べると、彼はものまねタレント事務所の社長をしているそうです。
郷ひろみのものまねに至っては「似てない」という前フリをさんざんした上で
それさえも笑いに変えてしまいました。さすがですね。
もう1人の「しのぶちゃん」という芸人さんの倖田來未のものまねも上手かったし
彼女も若いのに客あしらいに慣れている。素晴らしいです。

さらにこの「客いじりスタイル」を支えているのは、ステージスタッフ。
普通はマイクの音量が不安定になったり、マイクケーブルが邪魔になったり
ライトが追いつかなくなったりする
のですが、この日のスタッフは完璧。
程よいボリュームとマイクフォローで、縦横無尽に動き回る芸人をサポートします。

このあたりはテレビ番組の制作に通ずるものがあります。
演者の才能・アイデア・努力とスタッフのサポートがうまくコラボレートした時、
はじめて「エンターテイメント」が生まれる。

そんなことを再認識した春の夜でした。

妻の両親もおばあちゃんも非常に喜んでいたし、地元の子どもたちも楽しそうだった。
また見たいなあ・・・。
【2008/04/08 20:54】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【動画】

いとも簡単に「論点を固定」するのが報道の悪いクセ
神奈川県平塚市で起きたエスカレーターの事故。
「また同じエレベーターで・・・」という見出しで、
印象に残った人も多いのではないでしょうか?
事故で指を切断してしまったお子さんとご家族は確かに可哀相だと思います。
でもこのニュース、私は見た瞬間(!)に違和感を抱きました。


まずは神奈川新聞の記事より、要旨を引用
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiiapr0804201/

 8日午前11時25分ごろ、平塚市のスーパー「西友平塚店」で、同市内に住む1歳4カ月の女児が、エスカレーターの移動式ステップと床の間に左手薬指を挟まれ、第1関節から先を切断するけがを負った。
 調べではエスカレーターは、1階から地下1階に向かう幅約1.3mのスロープ式下りエスカレーター。女児は、地下1階のフロアで、父親(39)が目を離したすきに、エスカレーター前付近までひとりで歩き、前のめりに転倒。移動式ステップとステップ引き込み口のある床の間のくし状になった約6ミリのすき間に指を挟んだらしい。父親がすぐに抱え上げ、近くにいた店員が通報した。女児は母親(28)と3人で買い物に訪れていたという。
 同店では昨年10月にも、同じエスカレーターの上りで、当時小学3年の男児(9)が手すりと壁、危険防止用の保護板の間に首を挟まれ一時、意識不明の重体となる事故が起きている。


いくつかのニュース番組を見ましたが、

◆同じ店で、同じエスカレーターで2回も事故が起きるのは、
教訓を活かしていないから!では・・・?
◆お子さんを持つ方には怖いニュースですよね?
さらなる安全管理の徹底を求めます!


というスタジオのコメントが大半でした。


あなぐまの疑問【1】同じエスカレーターというけれど
2つの事故は明らかに経緯が違います。
なぜ2つを並べる必要があるのでしょうか?

<去年の事故>
エスカレーターに乗っていて身を乗り出す
→保護板と手すり・壁に挟まれる
<今回の事故>
エスカレーターに駆け寄って転倒する
→ステップと引き込み口の継ぎ目に指を挟まれる

例えて言うならば
「道路で車と自転車の接触事故が起きました。
この道路では去年、反対車線でも
車と車の追突事故が起きています」という話をしたとして、
“この道路は危険ですね。管理がまずいのでは?”とか
“道路って危ないですね。お子さんを持つ親は心配です”という話になるのでしょうか?
このあたりは「必要以上に事実の因果関係を求めがち」
な報道の悪癖が影響しています。


あなぐまの疑問【2】そもそもの事故状況
去年の秋、エスカレーターの危険防止保護版や
ステップの継ぎ目などで事故に遭う、というニュースが連続しました。
「エスカレーターの整備不良」「安全呼びかけの不徹底」などを改善すべきだ
という話はその通りだと思いますが、
例えば子供がはしゃいだり、不意な動きをしたり、という状況があって
それを施設管理側が100%防ぎきれるのか?という点は甚だ疑問です。

今回の事故で言えば、
女の子は残念ながらステップと継ぎ目の間に指を挟まれたけれど
そもそも下りエスカレーターの降り口に
小さな女の子が駆け寄ってきて転倒するという状況は
「降りてきた人とぶつかる可能性」というレベルで十分危険な行為です。

両親がそばに居て、エスカレーターのほうに向かってる子供を見て、父親が駆けつけたが間に合わなかったらしい。これはもう、店の責任、と言うより、子供から目を離してしまった、両親の責任のほうが大きい、そういわざるを得んな。
(中略)自戒を込めて、この事故はやっぱり親が悪い。そう言える気がするな。

クルトンパパのいろいろ日記
http://crutonpapa.at.webry.info/200804/article_30.html


視聴者の中にはこういった感覚を抱く良識的な方も多いと思うのですが
某局のインタビュー映像では、

「2回も起きたって(今インタビュアーから)聞くと、確かに怖いですね」

という一般主婦の音声に対して

「2回も起きるのは怖いですね」

というテロップがあてられており、明らかな作為を感じました。


あなぐまの疑問【3】あれ?もしかしてこの店?

どの原稿でも
「事故が起きたのは、1階から地下1階に向かうエスカレーターで・・・
この店では昨年10月にも同じエスカレーターの上りで・・・」
と書かれています。

“もしかしてこのエスカレーターの機構や安全管理には
とんでもない欠陥が眠っているんじゃないか?”


という錯覚を抱いた人も多いのではないでしょうか?

西友のプレスリリースより
 西友初の2フロア型スーパーセンターのパイロット店舗として、2005年4月27日に「西友平塚店(神奈川県平塚市東中原)」をオープンいたします。1階は食料品、地下1階を生活用品と衣料品の売場とし、書籍売場や、ファーストフード5店が入ったフードコート(約280席)を設置、日ごろ便利にお使いいただける品揃え、サービスをご提供します。


調べてみるとやはり。

そもそも「西友平塚店には、1FとB1Fしか存在しない」のです。
(※写真を見ると駐車場には2F、3Fがありそうですが)

お客さまの大半がお店を活用し、恩恵を受けていると仮定します。
フロアに何基エスカレーターがあるかは分かりませんが、
「2フロア型」をウリにしている以上、上下の往来は激しいでしょう。

で、どんな安全管理をすれば効果があって、
かつお客さまにスムーズに買い物をしてもらえるのか?

キャスターはそこまで考えてません。記者も考えてません。
パッと現場に行って
「同じところで去年も起きている!?何てことだ!!」
という話が作りやすかったから、論点を固定しただけなのです。

このあたり、追加報道で少し修正されると良いのですが
昨今は「ここでも同じような事故があったと当局調べで判明した」
みたいなローカルの報道が追随するケースが多いので、
果たしてどうなることやら・・・。

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【2008/04/09 22:20】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】

番組制作にも通じる「良いコンテンツの条件」とは?
最近は実務が忙しくて、仕事上の情報収集がほとんどできていません。
久しぶりに「Web担当者フォーラム」を斜め読みすると、
なかなか興味深い記事を見つけました。

すばらしいコンテンツを作って「読者」を「ファン」にする4つのポイント
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/03/19/2820
最も影響力のあるサイトは、ユーザーの頭と心にアピールして、絶えず情報を得ておくために読み続けなければいけないと感じさせる。読者は、そのように感じ始めたら、そのサイトと強い一体感をもつ可能性があり、そのテーマに関してはまず君のサイトを見ずにはいられなくなる。


まあずいぶんとストレートでぎこちない日本語だなと思って見ると
「SEOmoz」という海外人気ブログの翻訳だそうで。

元ネタはこちら。
Whiteboard Friday - Creating Great Online Content
http://www.seomoz.org/blog/whiteboard-friday-creating-great-online-content

ここに埋め込まれている7分ほどの動画は
「良いコンテンツのポイント」を解説しているのですが
これが素晴らしく分かりやすい好授業。
英語なので全ての言葉は分からないけど、ニュアンスはすごく伝わります。
以下、抜粋しつつ・・・。


◆良いコンテンツとは?
subject matter(テーマ) timeliness(話題性)
quality(質) audience(観衆)
 の4つのポイントがある。

◆良いsubject matterとは?
ポイントは、見ている人にとって
「creative」「more intelligent」「more clever」「more inspire」
(日本語では創造的で、知的刺激があって、何かを発想させるもの)であるかどうか?
同じ話題であっても、これらの視点を交えると良いコンテンツに近づく。

◆timelinessとは?
ちょっと早いくらいのタイミングで出すのが良いコンテンツの条件。
話題が流通してしまうとcompetitor(競争相手)が増えるからというのが理由。
このあたりは非常にブログ的。

◆qualityとは?
まあずいぶんと根源的な問いをするものです。
「design」「writing」「research and effort」の3つの要素があるそうですが、
“このあたりは個人の好みもあるからね”みたいなこと言ってたような気が・・・。

◆audienceに対して
「empathy」「emmotional appeal」
つまり共感と感情への訴えでしょうか?
これが大事だよと。
んで、最終的には、
price compalisons(和訳すれば、おトク感か?)が大事なんだ!と訴えてました。


これはテレビ番組の制作でも同じことが言えますね。
分かりやすい例ではこのあたりでしょうか?

subject matter ・・・トリビアの泉とか行列のできる法律相談所とか
timeliness ・・・情報番組の興隆とか
quality ・・・research and effort は最近多い手法ですね
audience ・・・みのもんたがこのあたりウマいんだろね

人気番組をこの4つの指標で評価するのも面白い切り口かもしれません。

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/04/10 21:32】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【必勝法】 【制作】

目を引くタイトルは「最初の10文字」が勝負
ブログパーツ「あわせて読みたい」なるものを導入。

アクセスアップを狙っているというよりも
「どんな結果が表示されるのか?」そのシステムに興味があったので・・・。

簡単に言うと
「そのブログの読者傾向を分析して
似たようなブログを表示してくれる仕組み」
のようです。

画像にはブログタイトルの最初の10文字が表示されます。
つまり、この10文字で
ある程度「自ブログの属性を表明する」ような表現が必要です。

私の場合、
「あなぐまのマスコミ塾」
と期せずして10文字なので、まるまる表示されるはずです。

でもよくよく考えると「あなぐま」は固有名詞なので
意味がある単語は「マスコミ」と「塾」です。
閲覧者をひきつけるためには
“この5文字も有効に使える”という考え方もあります。


たとえば
「空前絶後のマスコミ塾」
「マスコミ塾に負けるな」
「テレビ局&マスコミ塾」

などいろいろと付けられますね。
(まあ、覚えやすくするために「あなぐま」を付けたのですが・・・)


同じようなことはニュースのタイトルにも言えます。

私が働いていた頃は、原稿入力システムの関係もあって
「ニュースタイトルは14文字まで」が鉄則でした。
14文字で最低限の意味が通じて、
かつそのニュースの固有性も伝わるようにしなければなりません。

・・・何か例を出しましょうか?

道頓堀「くいだおれ」に惜別の人波 (読売新聞より引用)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080410p301.htm

 「大阪名物くいだおれ」には9日も、別れを惜しむ客らが次々と訪れ、看板人形「くいだおれ太郎」に幾重もの人垣ができるなど周辺は大混雑した。くいだおれ太郎には、「本年7月8日で閉店します」という吹き出しが取り付けられ、閉店発表会見が終わった午後3時前には、店頭に集まった約100人がくいだおれ太郎と柿木会長を取り囲んで写真撮影を繰り返した。
 元吉本興業常務でフリープロデューサーの木村政雄さんが姿を見せ、「『好評につき、やっぱり続けます』宣言を期待してます」とニヤリ。店近くの「大阪プロレス」からは、くいだおれ太郎をモデルにした覆面レスラー「くいしんぼう仮面」が登場。リング上ではしゃべらない設定だが、「親類のような存在がいなくなると聞き、駆けつけた。〈定年〉後、太郎と2人でタッグを組めば、ミナミも盛り上がるはず」と、この日ばかりは多弁だった。



道頓堀「くいだおれ」に惜別の人波というニュースタイトルです。
(かぎかっこを1文字とすると16文字ですが、ここでは除外ということで・・・)

問題)これとは違うタイトル候補を3つ考えよ。
(いずれも14文字以内。1文字でも現題と違えばOKとする)


・・・答えはありません。


まず確実に外せないのはくいだおれの5文字でしょうね。
残りの9文字で「何があったか?」を表現します。
①たくさんの人が集まったこと
②みんな別れを惜しんで、記念撮影をしていること
③有名人?(ローカルだけど)も、ちらほら来ていること

この中のどれかをピックアップすれば良いわけですね。

<①を主題に>
・「くいだおれ」100人が取り囲み
<②を主題に>
・「くいだおれ」撮影に観光客が続々
<③を主題に>
・木村氏「くいだおれ撤回してや!」

読売のタイトルは①と②を両方含めて「惜別の人波」と表現しました。
このように複数の意味を詰め込もうとすると、どうなるでしょうか?
・・・そう。漢語が多くなります。

しかし、漢語の羅列が続くと「親しみやすさ」は抜けてしまいます。
このあたりのバランスが難しいですね。

ちなみに現役時代、あなぐまは
「キャッチのつけ方が下手!」と上司になじられていたので
レベルの低さはお許しを。
その代わり「分かりやすく」しますから・・・
【2008/04/11 20:25】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】

文系と理系で就職活動の方向性が異なる件
きのう設置したブログパーツ「あわせて読みたい」

カラクリがどうなっているのかはよく分かりませんが、
「あなたのブログ読者はこんなのも読んでるよ」
と教えてくれるらしく、楽しみに今朝チェックしました。

いろいろなブログが表示されました。
なかなか面白いシステムですね。

全てのリンク先を読み、
・宣伝、販売目的のいわゆる「スパムブログ」が少ない
・比較的若いブログ作者が多い

などの共通点を見つけましたが、一番興味深かったのは
「意外にも理系の読者が多いのでは?」
という傾向でした。

もうひとつ裏付けるデータがあります。
私のブログの「検索ワード」です。

ほとんど技術職のことを書いていないにもかかわらず
「テレビ局 技術職」
という検索ワードが、開設当初から上位に入り続けているのです。
(あとリンク元のISPに技術系の専門学校も多い)

初めはノイズ的な感じかな?と思っていたのですが、
どうやら
「理系の人ほどネットで就職情報を検索するのでは?」
という(当たり前といえば当たり前の)仮説が成り立ちそうです。

逆に、文系の人は
「文章を書く」「物事を説明する」ことに比較的経験があるので
それほど情報検索に熱心ではない。
もっと言うと「我流に走ってしまいがちなのでは?」という仮説も。

大学ドメインの検索キーワードだけ絞り込んでみると
もっとそのあたりの傾向がつかめるかもしれません・・・。
何か分かれば、またここで書きます。
【2008/04/12 19:50】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(1) | コメント(0) 
tags:【技術】

地方局Webサイトをめぐる旅~系列内の影響力ランキング?
地方局Webサイトの旅も中間地点。

ここで、放送エリアと都道府県別の人口統計を用いて
「どの放送エリアにどれくらいの視聴者がいるのか?」
をランキングにしてみました。

上位から順に
「放送エリアのパワー(系列の中の発言力)が強い」
と考えていただいても差し支えないと思います。


<放送エリア別 人口ランキング>
1.関東エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬) 4164万人
~日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京

2.関西エリア(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山・徳島) 2169万人
~読売テレビ・MBS・関西テレビ・ABC・テレビ大阪
   ※徳島県域の徳島テレビを含む

3.中京エリア(愛知・岐阜・三重) 1129万人
~中京テレビ・CBC・東海テレビ・メーテレ・テレビ愛知

4.福岡・佐賀エリア 591万人
~FBS福岡放送・RKB・テレビ西日本・九州朝日放送・TVQ九州放送
   ※佐賀県域のサガテレビを含む

5.北海道 560万人
~札幌テレビ・北海道放送・北海道文化放送・北海道テレビ・テレビ北海道

6.静岡県 380万人
~静岡第一テレビ・静岡放送・テレビ静岡・静岡朝日放送

7.岡山・香川エリア 296万人
~西日本放送・山陽放送・岡山放送・瀬戸内海放送・テレビせとうち

8.広島県 287万人
~広島テレビ放送・中国放送・テレビ新広島・広島ホームテレビ

9.新潟県 242万人
~テレビ新潟放送網・新潟放送・新潟総合テレビ・新潟テレビ21

10.宮城県 235万人
~宮城テレビ放送・東北放送・仙台放送・東日本放送

11.長野(219、テレビ信州・信越放送・長野放送・長野朝日放送)
12.福島(208、福島中央テレビ・テレビユー福島・福島テレビ・福島放送)
13.熊本(184、熊本県民テレビ・熊本放送・テレビ熊本・熊本朝日放送)
14.鹿児島(174、鹿児島讀賣テレビ・南日本放送・鹿児島テレビ・鹿児島放送)
15.山口(148、山口放送・テレビ山口・山口朝日放送)
16.長崎(147、長崎国際テレビ・長崎放送・テレビ長崎・長崎文化放送)
17.愛媛(146、南海放送・伊予テレビ・愛媛放送・愛媛朝日テレビ)
18.青森(142、青森放送・青森テレビ・青森朝日放送)
19.岩手(137、テレビ岩手・岩手放送・岩手めんこいテレビ・岩手朝日テレビ)
19.沖縄(137、琉球放送・沖縄テレビ・琉球朝日放送)
21.鳥取・島根(134、日本海テレビ・山陰放送・山陰中央テレビ)
22.山形(121、山形放送・テレビユー山形・さくらんぼテレビ・山形テレビ)
22.大分(121、テレビ大分・大分放送・大分朝日放送)
24.石川(117、テレビ金沢・北陸放送・石川テレビ・北陸朝日放送)
25.宮崎(115、テレビ宮崎・宮崎放送)
26.秋田(113、秋田放送・秋田テレビ・秋田朝日放送)
27.富山(111、北日本放送・チューリップテレビ・富山テレビ)
28.山梨(88、山梨放送・テレビ山梨)
29.福井(82、福井放送・福井テレビ)
30.高知(79、高知放送・テレビ高知・高知さんさんテレビ)

※総務省統計局の「社会生活統計指標2008」と
テレビ局リンクリスト」をもとに作成しました。
【2008/04/13 21:41】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【リンク】

共感する“フリ”をしていないか?と自問自答。
独り言のような、でもちょっと深いお話。

トキメキについての感性がない(DESIGN IT! w/LOVE)
http://gitanez.seesaa.net/article/93267147.html#more

仕事でものづくりをする際、企画・デザインをする際でも、その作業が単なるオペレーションになってしまっていることが多いのではないでしょうか?能動的にやれている仕事が自分のなかにどれだけあるか?

仕事に限ったことではありません。日々の生活における選択や受容などの行動においても、客観的な計算づくの行動で、みずからの行動さえ自分からすこし離れたところで行ってしまっていることがあるのではないでしょうか。何をおそれているのか、何を不安に思っているのか、わかりませんが、どこか自分の選択や行動にすら距離をとったオペレーションで日々をこなしてしまっており、心から自分の生活をドライブできていない面もあるのではないか。


・・・ドキっとしました。

私はここ数年、

「人にインタビューする→思いや問題点をまとめる
→新たな形を提示する→周囲の協力を得ながら少しずつ実現する」


という一連の流れを仕事の中心に据えていて、
これはヒアリング能力・構造化能力・ネゴシエーション能力といった
自分固有の能力を発揮しつつ、多くの人の共感も得られる方法ではないか?
と、転びながらも少しずつ自信を持ちつつあります。

大まかな部分では、自分なりの計算で成立していると思うのですが
ひょっとすると私は
「相手に共感しているフリ」をするのがものすごく上手いのではないか?

とこのエントリを読んで、自問自答してしまったからです。


「当事者感覚」が大切だということ。これは言うまでもありません。

すごく分かりやすい例で言えば
「今、この世に奇跡的に存在しているのはまぎれもなく自分自身であり、
いつか自身の意識は途絶え、肉体が停止するのは不可避である」

という生と死に関する当事者感覚を常に持ち続けている人と、
何となく毎日を送っている人とでは、時間の密度が確実に違うと思います。
※私も4~5年前から意識するようになり、価値観も変わりました。

もっと人間的な感覚で言えば
愛情、熱意、好奇心、さまざまな欲などがあるでしょう。
「ものづくりはついオペレーショナル(処理的)になりがちだけど
そこにも当事者感覚、もっと言えば事象との距離を近くすることが必要だ」

という主張はよく分かります。
私自身、せっかく機会あってものを作るからには一球入魂、
できる限り妥協せず、自分が良いと思うものを世に提供したいと思っています。
作る人の好みからはどうせ脱却できないから「自分らしくあろう」と考えます。


でも、そこでふと
“自分がニュース取材のインタビューをしていた時のこと”を思い出すんです。

私は相手の話に興味を持っている。なるべくありのままを伝えたい。
しかし客観的に会話を引き出してテープに音声を「記録」するのが自分の仕事だ。
取材時間も編集時間も限られているが、完成度は高くあるべきだ。
そんな条件を満たすために、こんな行動をつい取っている自分がいました。

・事前に会話を誘導するための布石を打っておく
・収録中、相手がしゃべっている時に、カメラの外で無言でうなづく
・あるいは自分の表情を通して(それとなく)話を変えるよう試みる
・結果として“おさまりの良い”“いかにもそれっぽい”答えを目指す


何が言いたいのかというと、
オペレーションを「オペレーションっぽくしないぞ!」と意識して
徹底的にそれとは違う解を得られるような方法論を追求してゆくと、
それはそれで、結果として
“当事者感覚を持っているかのようなフリをした”
バイアスのかかったものづくりになってしまう可能性は否定できないよ・・・
ということです。

このあたり「ものづくりに自分の持ち時間を何百時間・何千時間と
つぎ込んできた方にしか分かりづらい」ような物言いかもしれませんが、
人は、放っておくとついオペレーショナル=やっつけ仕事になりがちです。
(特に会社組織の中では他人から与えられる仕事の方が圧倒的に多い)

常に「自分を疑う」「人は間違う可能性がある」と言い聞かせながら
方法論(一連の所作)としての確立を目指さず、
「その場その場で考える」クセをつけておかないとダメなんだと思います。

※ちなみに、ここで問題にしたいのは
編集の恣意性とか自他の不一致とかそういう話ではなくて
ものづくりの一つの納まりどころとして「自分が相手に共感すること」を
軸にしている私が「それは虚構じゃない」と信じきってやしません?という危惧ね。



似たようなことは、将棋における考え方に関しても言えるんだと思います。
過去の経験を積み重ねることで、より効率的に最大効果のある解を導き出せるけど
それにとらわれすぎると、相手との対話をおろそかにし、結果として読み損なう・・・。
かの羽生先生はこう言ってますね。

羽生善治『決断力』(角川oneテーマ21文庫)より引用
 経験を積み重ねていくと、さまざまな角度から判断ができるようになる。たとえば、以前に経験したのと同じような局面に遭遇したときには、「あのときにはこう対処してうまくいった」「こういう失敗をしたから、今度はやめておこう」などと、判断材料や内容が増え、たくさんの視点から決断を下すことができるようになる。
 しかし、判断のための情報が増えるほど、正しい決断ができるようになるかというと、必ずしもそうはいかない。私はそこに将棋の面白さの一つがあると思っているが、経験によって考える材料が増えると、逆に、迷ったり、心配したり、怖いという気持ちが働き、思考の迷路にはまってしまう。(P.56)

 将棋では、自分が良く知った戦法ばかり同じようにくり返していると、3年、5年、さらに10年という長い目では確実に今のポジションを落とすことになる。(中略)新しい戦型や指し手を探していくことは、新しい発見を探していくことである。だから、どうしても失敗することが多い・・・状況はいつも悪いのだが、1回やれば2回目は前回より少しはマシになるだろうと楽観的に考えている。それが次へのステップ、未来への収穫になる。(P.145-146)


ただ、持ち時間に限りがあるからこそ、
「ものづくり」が前進し、成果物が生まれるのだ、というのも私の持論なんですよね。
そういう点では「感覚を疑い続けること」と「限られた時間を有効に使うこと」
バランスをいかに保つかが、永遠の命題なのでしょうね。

<追伸>
最近感じるのは
「サラリーマンの場合、仕事の7割~8割は
“意味がない”“どうでもいい”と感じるような仕事かもしれない。
でもそこに対する真摯さを保ち続ける(思考停止しない)かどうかで
残り2割の輝きが違ってくるのではないか?」ということだったりする・・・



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【2008/04/14 20:24】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【将棋】 【つぶやき】 【おすすめの本】

社員食堂ってなにげにポテンシャル高い。
久しぶりに「労働条件」にまつわるお話。
テレビ局やマスコミに興味がある人のほとんどは

・休みはある?
・給料は高い?
・部署異動は?


の3つを「労働条件」として思い浮かべるでしょう。
でもなにげに「社員食堂」のポイントは高い、というお話。


私は毎日、社員食堂でお昼を済ませています。
田舎なので物価はそれほど高くありませんが、
その中でも当社の社員食堂はあきれるほど、安い。

<主なメニュー>
・日替わり定食 400円
・カレー (小)150円(大)250円
・コロッケ    50円
・ミニサラダ   50円
・とんかつ   100円
・うどん、そば(小)150円(大)200円
・おにぎり  1個50円


メニューはすごく少なく、決して健康的とも言えませんが
カレーとうどんと定食をローテーションしてずいぶん満足してます。
さらに水筒にお茶を入れてゆき、コーヒーは自分で入れるので
1日500円もあれば十分!なのです。
(※ちなみにノンスモーカー、朝食と夕食は自宅にて)


いっぽう、記者をしていた頃は、ずいぶんとヤバイ状態でした。

<朝食>
自宅では1分でも寝ていたいので、
会社近くのコンビニで菓子パン&野菜ジュース購入
<昼食>
外食もしくはコンビニ弁当
(ていうか食べる余裕がない日も多い)
<夕食>
なるべく自宅で食べたいが、
仕事の流れによっては外食せざるを得ない
<さらに>
1日3~4本は缶コーヒーやジュースを飲む
けっこう間食もする(スイーツやら肉まんやら)
ストレスが多く、飲みに出ることも多い


そんな私の旧勤務先だった放送局にも
数年前に社員食堂ができました(値段は1食600円)
健康志向のメニューが多かったので、
局員たちもさぞ喜んでいたことでしょう。
(私は上司の顔を見るのがイヤで利用しませんでしたが・・・)


<まとめ:社員食堂が果たす役割>
①健康管理(脱コンビニ&食事抜き)
②財布にやさしい(会社の負担度合によるけど)
③労働時間の確保(外に出る時間がもったいない?)
④リスクの低減(メシ行って事故しました、みたいな危険性)
⑤社員のコミュニケーション(メシ仲間的な)


・・・業務連絡です。
カテゴリに「ます☆ぶろ研究室」なるものを設置しました。
今まで分類が難しかった
「マスコミ/メディア雑考」「ブログ論」などがここに移動します。
【2008/04/15 22:30】 | 労働条件も大切です | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

メディア研究所説③ジャーナリズムの正体見たり
思い切って先にネタばらしをしてしまうと、

「私は6年、記者やディレクターをやってきたけど
自分は“ジャーナリスト”だと矜持したことなど1度もなく
むしろ1つの仕事(作業?)としてなすべきことをなす
“職業記者”として、自己を認識していたよ・・・」


ということを書きたくて、一連のエントリを思いつきました。
(ちなみに職業記者は私の造語)

でもどうせなら、皆さんが思っているであろう
「マスコミで記事を書く人=ジャーナリスト」という固定観念に
1つ疑問を呈したいと思い、あれやこれやと字義をこねくり回すうちに
だんだん遠回りになってしまいました・・・。

<過去ログ>
メディア研究所説①マスコミは巷にあふれている?
メディア研究所説②報道/ジャーナリズムは場所を選ぶのか


「ジャーナリズムの正体」が今回のテーマです。
とりもなおさず、この文章を皆さんに紹介したかった。

寺田寅彦「ジャーナリズム雑感」~青空文庫サイトより
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2492_10275.html
(抜粋)
 ジャーナルという言葉には昔からいろいろな意味があることは字引きを見るとわかるが、ともかくも「日々」という意味から出て、それから日刊の印刷物、ひいてはあらゆる定期的週期的刊行物を意味することになったのだそうである。そういう出版物を経営し、またその原稿を書いて衣食の料として生活している人がジャーナリストであり、そういう人の仕事がすなわちジャーナリズムだとある。手近な字引きで引いたところではたったこれだけの意味しか書いてないのである。
 しかしきょうこのごろ日本でいわゆるジャーナリズムという言葉には、これ以外にいろいろ複雑な意味や、余味や、後味や、またニュアンスやがあってなかなか簡単に定義しひと口に説明することはできないようである。人に聞いてみても人によっていろいろと多少は解釈がちがう、のみならずまた同一人でも場合によっていろいろちがった意味にこの言葉を使うことがあるようである。文章の中に出現しているのでも前後関係で意味や価値にずいぶん大きな開きがあるようである。誠につかまえどころのない化け物のようなものであるが、ともかくもいわゆるジャーナリズムと称する「もの」があることだけは確実な事実である。ただ頭としっぽがどうもはっきりつかまえにくいだけである。

マスコミ志望者にはぜひ全文を読んで欲しいです。
昭和9年のメディア黎明期に、これほど本質を掴んでいたのは驚異の一言に尽きます。


さて、ジャーナリズムとは「日々を記録すること」なのですが、
それ以上の意味がすでに宿ってしまっている、というのが彼の主張。
私はここまでの記述を踏まえ、

「パワーのある媒体で、世の中をよくしたいと考え
日々発言したり提案したりすることがジャーナリズムである」


と定義することにします。
そして「ジャーナリズムは変質しつつある」という仮説を立てます。
なぜか?


かつて世の中を変える力は、すなわち「権力」そのものでした。
日本的に言えば、庶民の生活を規定するのは「お上」であり、
『お上の言うことには逆らえない』
というメンタリティがいつの時代も常でした。
(中世までは世界でもそれほど差異はなかったでしょう)

そこに近代、マスメディアが登場し、だんだんと「お上の監視役」として
『ジャーナリズムが世論を代弁し、お上にもの申す』
という役目を果たすようになりました。
・・・もちろん綺麗事ばかりではありませんがね。

ところがその構図が崩れつつある。

一億層中流社会から格差社会に移行し、
情報化社会と娯楽的な世相がまん延してくると
「生活とは?」「政治とは?」という言葉の意味合いが変質します。
政治よりも経済、あるいは娯楽に人々の関心がシフトし、
いうならば「政治にそれほど価値を感じない」人が増えてゆきます。

それでも「世の中を良くする」という大前提に立ちましょう。
すると「誰がどこにどう働きかけるか」というアクションは
全く違うものになっている(もしくはなるべき)ではないか?
何だかジャーナリズムという言葉だけが時代に取り残されている
そんな印象を私は持っています。

なのでジャーナリズムそのものの意味が変質している
という自説を立ててしまうわけです。
じゃあ「職業記者」とは何か?(つづく)



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【2008/04/16 20:58】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【おすすめの本】

メディア研究所説④すべての“職業記者”に希望を
職業記者 とは「職業軍人」になぞらえた私の造語です。

糧を得る手段として記者の仕事をしている、という堕落的意味もあれば
大学を出たばかりの若者がテレビ局、あるいは新聞社に入り
組織に所属しているだけで「ジャーナリスト」として次第に見なされてゆくので
こう呼ぶ方がふさわしいのではないか・・・?という提案的意味もあります。


ジャーナルは「日々をつむぐ」こと。
ある事象を丹念に取材し、より詳細な記述をほどこしながら
歴史的事実や科学的視点、時に人道や哲学的視点も加え
「この事象はこう解釈すべきだ」「我々はこう生きるべきだ」と
社会に投げかけ、そして世の中を良くしてゆく―。

理想論を語るならこうなるでしょう。
しかし、現実は決して甘くはない・・・。

社会のことも自分のことも深く理解し得ない22、3歳の若者が
たった数週間の研修で現場に飛び出してゆきます。
ひとたびデビューすれば「自分を磨く」など夢のまた夢。
1本のニュースに2~3時間の猶予しか与えられず、
24時間、何が起こるかわからない緊張感の中
右から左に1つ1つ、出来事を「さばく」ことに窮々とし続けます。

私は決して自分から「ジャーナリスト」などと名乗れなかった。
だからこそ「職業記者」という言葉を見つけたのです。

しかし、悪い話ばかりではありません。
世の中のことを分からないからこそ、分からないなりに精一杯
「なるべく早く」「なるべく正確に」「なるべく深く」
情報を切り取り、整理し、提示したいと毎日、命を削っています。

同世代の若者が8~10時間の労働時間で苦労している、と嘆くなら
彼らは14~18時間、倍近い時間を日々「ニュース制作」に捧げています。

時には間違ったやり方をするかもしれない。
時にはとんでもない迷惑を誰かにかけるかもしれない。
その際には真摯に対応すべきであって、決して
「自分はジャーナリストであり世論形成を担っているのだ」
などと勘違いし、無自覚に記事を出してはいけないのです。

その一方で(努力の甲斐もなく)
ジャーナリズムの方向性自体も変わっていると書きました。
「お上を変える」から「ニュースという娯楽を提供する」
という役割へとシフトしているのです。
高い理念よりも単なるコンテンツプロバイダとして
日々を送るというのは、記者にとっては若干むなしいものです。

今わたしが作っているWeb社内報も同様ですが
「何のために記事を書くのか?」「なんの役に立つのか?」
そんなことで悩んでいる記者が、実は多いのではないかと危惧するのです。

で最近、自分自身に言い聞かせていること。

事実を拾い集め、文章をつむいで、大衆に発信する。
受け取った人がもしかしたら自分自身で何かを考え、
何か行動を起こすかもしれない。
そんな淡い期待を胸に(あせらずくさらず)
できる限りの丁寧さで、毎日を人々に届けよう。


この淡い期待を職業記者たちが持ち続けていること。
そしてその淡い期待を1人でも多くの視聴者が受け取ってくれること。
これこそが、日本の新たな時代の
「ジャーナリズム」を生んでくれるのでは?ということで
一連のエントリはおしまい。
【2008/04/17 20:25】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:

ディレクトリ型検索エンジンはSEOに有効か
今日のお題はどっぷり「ウェブマスター向け」です。


このブログはマスコミ就職を希望する学生さんたちに
少しでも役立つ情報を提供するのが第一義
ではありますが、
同時に「ウェブマスターとして私が仕事をする上で学ぶべきこと
を実践するための、貴重な勉強の場でもあります。

そこで、今回は悩める企業Webマスターの皆さんに
こんなサイトをご紹介。

無料SEO診断ツール Dipper β(ディッパー)-Septeni-
http://dipper.septeni.co.jp/

さっそくこのサイトを
「マスコミ 就職 テレビ局」の3つのキーワードで
分析してもらいました。


じゃじゃーん。

総合得点 52点


・・・微妙だ。


<コメント>
SEOのレベルは平均的です。最適化できていない箇所も多数ありますので、競合サイトが多いビッグワードでの上位表示は難しいかもしれません。


まあ、あまりにもビッグワードなので
上位表示が難しいのは百も承知ですけどね。


ただページランク(Page Rank)が0なのはややツラい。
なぜでしょう!?

<コメント>
「0/10」は最低値です。サイトの状況によっては検索エンジンに認識されていない可能性もあります。Yahoo!ディレクトリを初めとするディレクトリ型検索エンジンへの登録申請など、まずは基本的な被リンク対策を行いましょう。被リンクの全体数を増やすと同時に、より質の高いサイトからの被リンクを得ることで、評価を高めていくことができます。


単に被リンク数が少ないのか?と思いきや、ちょっと違う。

<コメント>
Yahoo!の被リンク数 307
Yahoo!の被リンクは数多く認識されていますので、Yahoo!における外部要因の評価は悪くないようです。競合サイトの被リンク数と比較してみて、まだ大幅に少ないようでしたら、更に全体量を増やす工夫が必要です。また、より質の高いサイトからの被リンクを得ることで、更に評価は高まります。
Googleの被リンク数 7
Googleの被リンクは数件認識されていますが、とても少ない状態です。被リンクの全体数を増やすと同時に、より質の高いサイトからの被リンクを得ることで、評価を高めていくことができます。



正直なところ
「この時代、誰もディレクトリ型検索エンジンなんか利用しないじゃん!」
と思い込んでしまっていたので、これまで
“ディレクトリ型検索エンジンの登録によるSEO効果”は軽視していました。

まあ何事も実験です。

週末、余裕と気力があれば、
いくつかのディレクトリ型検索エンジンに登録してみて
はたしてこの結果がどう変わるのか?(特にページランク)

チャレンジしてみたいと思います。

(・・・ちょっと、めんどくさいんだけどなあ・・・)
【2008/04/18 21:25】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【ブログ】

地方局Webサイトをめぐる旅~⑤静岡エリア
あなぐまが地方局のWebサイトをめぐり、
印象的なコンテンツやネットでの情報発信力などを考察します。
面接時の受け答えや、志望動機を書く際の参考になれば幸いです。
第5回は、単一県で380万人の視聴者を抱える静岡エリア。


◆静岡第一テレビ(日本テレビ系列)
http://www.tv-sdt.co.jp/

「ハッピー」のキャッチフレーズのもと
明るくて見やすくて良いWebサイトですね。
番組の情報をもとにしたと思われる
Webマガジン「IMADOKI」
動画サイト「ダイあいチャンネル」などコンテンツ充実。

・・・お、噂の「焼津みなとマラソン」もここですか。


◆静岡放送(TBS系列)
http://www.digisbs.com/

初めて見ました。
「パラパラ」形式のWebレイアウト。
挑戦的な姿勢だけでも評価すべきでしょう。
(最初見た時はすごい斬新!と思ったけど
だんだんウザったくなってくるかも)
でも、目玉コンテンツはどれなんだ・・・?
ランキング1位は「動画ニュース」だそうですが。


◆テレビ静岡(フジテレビ系列)
http://www.sut-tv.com/

画面中央に ドーン! とイベント告知が並ぶ。
かなり事業系が強い放送局らしい。
「くさデカ」ってすごい番組名ですな。

テーマソング:ユリマリ/ラブ・ラブ・ドリーマー
「超美食推理大戦:クイズギャルソネア」


うわあ。

さらに今どき珍しくなったフレーム構成。・・・大丈夫か?


◆静岡朝日テレビ(テレビ朝日系列)
http://www.satv.co.jp/

以前ご紹介した「ココほんBlog」の放送局。
すっきりしていますが
「どこクリックすればいいんだ?」
・・・てな印象ありません?
ここもframeset。・・・あれ?流行っているのか?


私の採点では
「静岡第一テレビのひとり勝ち!」なんですが・・・。

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/04/19 21:39】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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地方局Webサイトをめぐる旅~⑥新潟エリア
あなぐまが地方局のWebサイトをめぐり、
印象的なコンテンツやネットでの情報発信力などを考察します。
面接時の受け答えや、志望動機を書く際の参考になれば幸いです。
第6回は、新潟エリアです。


◆新潟放送(TBS系列)
http://www.ohbsn.com/

非常にコンパクト。よくまとまっています。
ラジオが人気なのでしょうか?
ポッドキャスティング「今すぐ使える新潟弁」
メチャメチャ面白かったです!
(えろいんぴつ、えんふるいんざ・・・w)
夕方ワイド番組をラジオで聞くってどんな感じだろ?


◆新潟総合テレビ(フジテレビ系列)
http://www.nsttv.com/

このサイトもすっきりしてますね。
個人的にはブランディング戦略「Dreaming」が気になりますが、
一番のサプライズは「新社屋の開放」
スタジオまでレンタルさせてもらえるらしく、
「番組制作に使用の場合は番組用照明・オペレーターが付きます」
などの説明もあります。利用状況はどうなんでしょね?


◆テレビ新潟放送網(日本テレビ系列)
http://www.teny.co.jp/

見やすいレイアウトです。このエリアは比較的レベルが高い。
スタッフブログが多いのが特徴でしょうか?
編成ブログ「しかもか」
イベントスタッフブログ「Urakata」
なかなか良い感じです。


◆新潟テレビ21(テレビ朝日系列)
http://uxtv.jp/

ものすごくコンテンツが多い・・・。
たぶんいろんな技術を駆使している
Webサイトなのだと思いますが、
やや重く、画像のリンク切れも見うけられるのが残念。
地道な活動を続けている「Team ECO」
評価できる取り組みだと思います。


新潟県は2度も災害に見舞われ、
(2004年当時は私もテレビマンでしたから)
本当に大変だったと思います。ご苦労様です。
だからこそネットに力を入れている?
というわけではないでしょうが、
どのWebサイトもレベルが高い印象でした。
【2008/04/20 20:31】 | 志望者必読!リンク集 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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