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勝手に選ぼう新語流行語大賞2008
・・・たわいもないネタです。
まあ、大半の方々は批判してると思うんですけどね。


ノミネート60個の中にも
正直「ナンだコリャ?」というものが多すぎて
そろそろ本気で審査員代えませんか?という感じですが、
よりによって今年の大賞は「アラフォー」と「グ~」でした。

他の方がどう感じているかは別として
あなぐま的には
「違うだろ?」
ということで勝手に選出!
(ぱんぱかぱーん)


まず「新語・流行語」ですよね、この賞。
ということは自然「アラフォー=新語、グ~=流行語」という位置づけになります。

2008年は、世相としてはけっこう暗くてツライ1年だったと思うのですが
そんな中「バブル世代の女性が元気だよ」と言うだけの「アラフォー」って・・・。

バブルだけでも流行語の嵐で、この世代の皆様は注目集めすぎなのに
さらに「ちょいワルおやじ」とか、”もういいよ分かったから!”ってな感じで
バブルとコギャルに挟まれた「ロスジェネ」としては少し胃もたれするんですよね。

せめて「メタミドホス」とか「サーチャージ」とか「フリーチベット」とか選んで
国民の記憶に少しでもとどめておくべき年だろ・・・と。
てなわけで、今年の新語は
「サブプライム」
を勝手に表彰!


次に流行語部門。
グ~、は「エドはるみ」というタレント個人のブレイク度という意味では、
記録的なものがあったのは確かです。

(無名から1年で24時間テレビのマラソンランナー。そしておそらく紅白登場。)
しかし、世間の人がそこまで使ってたか・・・!?と問いたい。

だったら、同じ定型句の素晴らしいアレンジとして
そこいらの飲み屋でさんざん耳にした
「ルネッサ~ンス♪」
のほうが絶対流行語。
髭男爵に栄誉を授けたいと思います。

皆さんなら、どの言葉を選びますか?

※ちなみに私個人は、
「オモロォー!」「悔しいです!」「あると思います」
「少々お待ちを~」「カッチカチやぞ!」「・・・違うか?」
どれも奥さんとの日常会話で使ってました。
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【2008/12/01 22:38】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(3) 
tags:【ニュース】

ただひたすらに、希望を持って
心に残った、あるジョッキーの言葉を紹介します。

「いい騎手になりたい」

非常にシンプルで、ともすれば“子供”のようなこの目標。
誰あろう「日本の競馬の第一人者」武豊の言葉です。
先日NHKの番組で取り上げられていて、非常に印象的でした。


中央競馬3000勝、海外レース100勝、
数々の栄光を手にしている名ジョッキーですが、それでも勝率は2割程度。
「いつも勝ちに恵まれ、笑顔が絶えない」
そんなイメージの彼も、実は10回中8回“負け”ているのです。

「馬が18頭走れば、17頭は負ける。
負けるたびにガクっと落ち込んでいたら騎手には向いていない。
その“負け続けの日常”の中で、少しでも何かを掴み取れる人が
他人よりも少しだけ多く勝てるんでしょうね」


正確には覚えていませんが、そんなセリフを口にしていました。
パリで行われた「凱旋門賞」へのチャレンジを中心に描かれていましたが、
その生活は壮絶そのもの。
土曜・日曜と、めいっぱいレースで戦った夜に、1人で成田空港に向かい
フランスで「調教だけ」を行って0泊2日でトンボ帰り。
水・木は日本で調教や地方競馬に加わり、また週末のレースへ・・・。
映像でも「1人で何かをしているシーン」が非常に多く、
華やかなイメージとは対照的な、孤独で地味で真面目な生活に驚きました。
20年もこんな日々を続けていられる理由は、
きっと冒頭に紹介した「いい騎手になりたい」という想いなのでしょうね。


2008年も残り1ヶ月。
やっぱり今年も世界は騒々しく、何だか未来は暗闇のようにも感じられます。
個人的な出来事を振りかえっても、決して「良い年」とは言えないような。
そんな日常でも、やっぱり「希望」や「笑顔」を絶やしてはいけないなあ・・・。
武騎手を見て、そんなことを感じました。

ちなみに再放送が12月8日深夜にあるようです。
興味がある方はこちらからぜひ!

NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081202/index.html


【2008/12/05 22:53】 | 競馬&F1のおへや | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【つぶやき】

続・あなぐま就職自戦記[12]報道へ2ヶ月レンタル移籍
(前回までのあらすじ)
新入社員として地方局で奮闘していたあなぐま(2000年)の日記。
営業部で4ヶ月の研修を経て、2つ目の配属先に移ることになりました。

*************************

その28「そして大決定」(2000年7月28日)


本日、あなぐまの2つめの所属先が決定しました。「報道制作」です!

今回の異動は10月以降もにらんでのことだと思います。10月以降はふたたび異動して、別の部署で働くことになる予定なのです。その部署で自分が担当する仕事を念頭において、「営業」と「報道制作」の2つの部署で経験を積み勉強する、というのがこの6ヶ月間の研修の本当の意味なのだと私は理解しています。

今の心境としては、少々複雑です。確かに報道制作は入社前に希望していた部署ですから期待はものすごく大きいです。しかし、それだからこそ「2ヶ月」という時間でどのくらいの仕事をして、どのくらいの経験を積むことができて、どのくらい自分が満足することができるのかなあ、という不安があります。生活のサイクルが急に変わってしまうであろうことに対する不安もあります。

しかし、10月以降の自分の役割がはっきりしたことによって、自分の中に目的意識ができあがり、ある程度のビジョンも持つことができるようになりました。営業での経験と報道制作の経験をどうやって次の仕事に活かしていくか、ということを常に頭の中に描きながら頑張ってみるつもりです。



その29「初日でした」(2000年8月1日)


今日は報道制作での初日でした。

なによりも身のひきしまる思いがしたのは、今朝の集合が「午前7時」だったこと。先輩のアナウンサーとカメラマンさんと3人で取材のおともをしました。テーマは「ゴミのリサイクル」でした。団地でインタビューをひろって、ゴミ収集車を追いかけて、リサイクル処理工場を訪問して、あっというまにお昼になりました。時間が過ぎることがこれほどまでに早く感じたのは久しぶりのことでした。

帰ってきてカメラマンさんとお話するうちに「カメラ講座」を受けることに。ENGと呼ばれる取材用の大きなカメラの基本的な使い方を教えていただいて、そのあまりにも多い手順と操作に混乱しながらも撮影の練習をしました。自分が試しに撮影したテープを見てみようとVTRを巻き戻していると、デスクから「事件が急に発生したので、現場にすぐ行って話を聞いてきてくれ」と言われました。

そうなんです。何と配属初日から取材をしてきたのです。混乱する頭と心をなだめながら、カメラマンの方に励まされつつ、現場に到着するとパトカーと警察官とやじうまと記者。「うわっ、何か見たことある風景!」と動揺しつつも何とか聞き込みをはじめました。よかったなと気付いたのが、4ヶ月の営業の経験か「度胸」のようなものが自分の中にあったことです。もちろん聞き込みが十分にできたというわけではありませんが、頑張れば何とかなるかもしれんぞ、という気持ちになりました。

気がつけばもう夕方。やはり新しい環境に身を置くと、時間が過ぎるのがものすごく早く感じるようです。まだまだ足りない部分が多く、その道の長さに気の遠くなるのでした。明日も頑張ります。



その30「緊張→焦燥→充実」(2000年8月6日)


<2日目>

この日は「甲子園に出場する**高校が県庁を訪問」という取材についていく予定でした。取材の予定を書いてあるホワイトボードを前の日に確認したところ、9:00と書いてあったので、私は(間抜けなことに)何も考えずに8:45に出社しました。出社して、汗を拭きつつ、のんびり缶ジュースなぞ飲んでいた私はふと「あっ!9時に県庁っていう意味だったんだ!」と気づき、デスク(報道部のチーフ)に謝りました。イメージでは「何考えてるんだ、おまえ!」というふうにどやされるのかな?と思っていたのですが、ことのほか冷静に対処されました。そのことで逆に「自分の取材はすべて自分の責任なのだな」という風に感じることができました。

結局この日は、前日のリサイクル取材のつづきに同行。会社に戻ってからは編集作業のやり方を「教えてもらう」わけにはいかないので、「見つめる」ことにしました。朝の失敗もあってあんまり成長した気がしない2日目でした。

<3日目>

この日は大忙し。朝は「動物園で小学生が飼育体験」というニュース取材に同行。取材が終わり帰ろうとすると、カメラマンさんに「いつまでもついていくだけじゃ何にもならないし、15分あげるから取材して記事書いてみたら?」といわれチャレンジ!社に戻って記事を書いたのですが、先輩の記事と比べると実力の差が歴然。ああ・・・頑張らなければ、と思っているところに火事の知らせ。地図で場所を調べ、先輩と二人で大急ぎで直行しました。

何とか取材を終え帰ってくるとデスクから「雪印製品の販売再開」の取材にスーパーへ向かえとのこと。スーパーではカメラマンさんと二人でしたので、私が初の「インタビュー録り」に挑戦することに。いろんな瞬間にすべて「何がしかの失敗をする」「何か足りない」と感じることがものすごく多いのですが、そんな事はおかまいなしに挑戦が次々にやってきます。充実感と焦燥感と緊張感の連続です。取材を終えて戻ると、フロアディレクターの練習。ああ疲れたと思いながらも、みんなもっと忙しい中で頑張っているのです。私も負けちゃおれないと自主的に編集の練習。そこにふと現れた同期のアナウンサーが、いろいろと編集のあれこれを教えてくれながら、世間話もしながら、1時間ほどの時間を付き合ってくれました。皆さんありがとう。

***************************

報道制作の仕事はとにかく「時間が長い」です。
今、メーカーで働く私は朝6:30に起きて、電車に乗って、8:30ごろ仕事が始まって
夕方5:30にはチャイムが鳴って、そこそこ残業して、また電車で帰るという生活ですが
報道センターには、チャイムもへったくれもありません。

あるのは「ニュースのオンエア時間」だけ。
例えば11:50と夕方6:30にニュースがあるとすれば
1日の全ての行動は、その時間から逆算して流れてゆきます。
そして24時間、いつでもニュースは発生します。(特に事件事故)
もし台風や地震でも起ころうものなら
災害がひと段落するまで、ずっと戦いのような時間が続きます。

もちろん入社前から想像していた世界なんですけどね。
たった4ヶ月とはいえ、別のセクションを経験してから飛び込んだことで
「どことなく客観的に見た報道制作」が私のファーストコンタクトとなり、
結果として、こういったブログを書く時の「複眼的思考」の一助となっているのも
何か1つの運命なのかなとそんなことを感じます。


続・あなぐま就職自戦記[13]報道のとにかく慌しい日々を読む
【2008/12/09 22:45】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

棋史に残る戦いはいよいよクライマックスへ
またも将棋のお話です。

10月に開幕した将棋「竜王戦7番勝負」は
本日第6局の1日目を迎えています。
この7番勝負は
「ワールドシリーズにおける松坂VSイチローのような夢のカード」
なのでぜひ注目して下さいね
というエントリを以前書きました。

【過去エントリ】羽生VS渡辺~かくして歴史的勝負の幕が上がる
http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-212.html

第1局(パリ)は、誰もが“渡辺有利”と見た戦略を
羽生名人の「大局観」が見事に打ち破るという予想外の展開。
そこから2局目、3局目と
「渡辺が攻めるも、羽生に完全に切らされる」構図が続き、
気がつけば24歳の若き竜王は
「開幕3連敗」という窮地に立たされました。

ところが第4局。
渡辺竜王本人もブログで
「なぜ自分が勝ったのか分からない」と語ったほどの
すさまじい終盤戦の末に、ようやく竜王が1勝し
第5局は(私にはあっけなく感じるほど)羽生名人に良いところが見られず
現在、渡辺2勝、羽生3勝というところを迎えています。

頂上対決、世代交代、初の永世竜王・・・
いろんなキーワードがこの勝負を盛り上げていますが
「初の3連敗4連勝」が実現するかどうかにも興味が集まっています。
というのも、野球日本シリーズでは「3連敗のあと4連勝」が何度かありますが
将棋では、トータル200回以上「7番勝負」が行われているにもかかわらず
まだ1度も大逆転が実現していないのです。

勝負の流れから見ると、●●●○○となった
この第6局こそが渡辺竜王、ひいては渡辺明という一棋士の人生にとって
ものすごく大きな勝負になるのだろうなぁと思います。
普通なら、慎重にじっくりとした戦いを選びがちなところですが
竜王は序盤の18手目で自ら「急戦」に飛び込み、難しい局面を選びました。

この選択「勇気ある英断」か、はたまた「若さゆえの暴挙」か?
・・・結末は将棋の神様だけが知っています。

第21期竜王戦 中継ページ
http://live.shogi.or.jp/ryuou/


ところで。
将棋には「先手」と「後手」があります。
プロの対局データ数千局の統計では、先手の勝率は5割3分。
少しだけ先手が有利なのです。

タイトル戦になると、先手の勝率が6~7割という統計もあるため
7番勝負では、6局目まで先手後手を交互に行います。
テニスの「サービスゲーム」のようなイメージですが、
いかに後手番でブレークゲームを作るかどうかが7番勝負を左右します。

渡辺竜王はタイトル戦の前のインタビューで
「最近は後手番でかなり苦戦していて、悩んでいる」と正直に答えていて
(まあ、このあたりの率直さが彼の魅力でもあるのですが・・・)
今回の第6局は後手番。まさに正念場です。
ここを乗り切れば、第7局は「振り駒」といって、
コイントスのようなもので先手後手を決めるルールですが、
もし劇的に7局目が来週おこなわれる場合、そんな些細な有利不利よりも
「いかに平常心と勇気のバランスを保ちながら、自分の将棋を貫けるか」
が大きな勝負の分かれ目になるのでしょうね。

2ヶ月間「情熱大陸」が密着しているとのこと。
こちらのOAも楽しみです。(12月28日放送という情報もあります)
【2008/12/10 22:29】 | 将棋のおへや | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【将棋】

続・あなぐま就職自戦記[13]報道のとにかく慌しい日々
日記の続きです。今回は
「報道に配属されたばかりの新入社員」の怒涛の2週間
をごらんください。

***************************

その31「あたふたはしる」(2000年8月9日)

<4日目>
 とある神社の「年に1度の夏祭り」の中継に行きました。

  中継はものすごく大変です。たった6~7分の夕方ニュースの中継のために、スタッフ十数名が昼イチから出動します。特に今回の中継は「海ぞいの神社」というロケーションのため、境内から250m先に置かれた中継車に向かって、えんえんとケーブルをつなげて放送します。「綱引きの綱を巻く丸こいヤツ」みたいな重たいケーブルのカタマリをかつぐスタッフの皆さん、たくましい。へろへろの私、弱っちい。

  ひょんなことから、中継カメラの中でもリポーターの映像を押さえる「メインカメラ」のFD(フロアディレクター)にチャレンジすることになりました。フロアディレクターというのは皆さんが想像しやすい仕事でしょう。「インカム」と呼ばれるヘッドホン型マイクとイヤホンを付け、カメラの前にしゃがんで「10秒前でーす。9、8、7・・・」とカウントしたり、画用紙にマジックでメッセージを書いて出演者に指示したり、といった仕事をするのがフロアディレクターのだいたいの仕事だと思います。(もちろんもっと複雑な仕事も要求されるのですが、だいたいの説明ということで)

  スタジオのFDでさえも満足にできない僕なので、さすがに中継のFDは難しかったです。本番の映像を見ていただいた人にとっては、何の変哲のない中継だったかもしれませんが、現場にいた僕は、段取りを頭の中で整えつつ、サブ(中継車で映像を調整している)のディレクターに
「何やってんだよバカヤローっ!!!」
とインカムで怒鳴られつつ、現場での調整もしつつ、通行人の邪魔にもなってはいけない、「うぉーっ、わけわかんないぞ!」という状態でした。ま、なんとか事故は起きませんでしたし、ものすごくいい経験になったので良かったのですが、この日は撤収を終わって会社に戻り、家に帰るとバタンキュー。


<5日目>
  週末をほとんど体力補給と精神的立てなおしで過ごした私は気付きました。
「あ、まだ5日目なんだ」
でも周囲の空気と自分の中の意識では早くも「お客さんでいられるのもあと数日だな」という気がするから不思議です。結構ヤバイのでしょうか?ひそかに。

  この日は午前中は市役所で行われている展覧会の取材に同行。「今日は原稿を書くつもりで行動しよう」と考えて、カメラマンさんのアシスタントもそこそこに担当の方にお話をうかがっている記者の横で、あなぐまも必死にメモを取りうんうん言っていました。取材を終え、会社に戻ると早速原稿作成。今回は場の雰囲気を考えながら記事を書くことができました。それでもミスはいっぱいあったんでしょうけどね。まあほんの少しの進歩です。

  午後からはニュース取材があまりなかったので、同期のS君と一緒に裁判所と県警へ。裁判所では今後行われる裁判の予定をチェック、県警ではいわゆる「記者クラブ」と呼ばれる部屋に入って、いろいろなものを見ました。どちらも記者をやっている別の友人から聞かされていた行動で
「嗚呼、新人記者」
ともいうべきものでしょう。僕は2ヶ月限定ということで、どうやら「サツ担」と呼ばれる「警察担当」にはならなそうな雰囲気ですが、本来ならば新米記者はそこで取材の基礎を覚えるのです。ちょっぴり感動したような、しなかったような・・・。



その32「自分を見失う」(2000年8月13日)

 報道に所属して2週間が過ぎようとしています。最近の日記は、ただ「何をした」ばっかり。悩むヒマすらありません。報道の日々は僕にとってはとてもハードで、今まで考えていたことや夢見ていたこと、いろいろなことがふっ飛んで、訳が分からなくなりつつあります。

 この2週間、自分なりに頑張ってきたつもりです。カメラのまわし方、編集機の使い方、原稿の書き方、フロアディレクターのやり方、取材のやり方、やれることはできるだけ覚えてきました。そして気付いたのです。これらすべては初歩の初歩、さまざまな『手段』を覚えたに過ぎないのだと。これから自分でネタを見つけ、アポを取って、取材を重ね、構成を考え、編集をして、なおかつそれが意義のあるニュースにならなければ、まったく意味が無いのです。

 どこに向かえばよいネタがあるのでしょう?何から始めればいいのでしょう?気がつけば、やりたかったはずの「取材」を、重いプレッシャーとして感じ始めているネガティヴな自分がいました。地元のことを何一つ知らない、アウェイ出身の自分がいました。ただ与えられる研修を「こなしている」自分がいました。自分なりに練り上げてきたはずのアイデアや思想がとても陳腐であることに気づき、自信を失いつつある自分がいました。こんな人間に記事など書けません。もちろん負けるわけにはいきませんが、活路を見出すには少し時間が必要な気もします。

そして、容赦なく時間は過ぎていってしまうのです。

***************************

うーん・・・悩んでますねえ、若人よ(笑)

いま冷静に振り返ってみると、
カメラの回し方から記者経験まで、2週間で「経験できることは何でもやれ!」と
上司や先輩が許してくれたこと自体、ものすごくラッキーでした。
私の勤務していた放送局は、確かに人手も少なくて、いい加減な所も多かったけど
「何でもチャレンジさせてくれる土壌」だけは、ものすごく豊かで
その点は「たった2ヶ月のレンタル移籍のような報道研修」だった私にとって
非常にありがたいものだったんですね。

もちろん当時はそんなこと知る由もありません。
ただ、ただ、急かされ怒鳴られる日々。
「これは試練だ」「これは修行だ」と言い聞かせ、耐えてました・・・。

いよいよ次回からは「取材日記」的な展開。もうすぐエンディングです。


続・あなぐま就職自戦記[14]ニュースづくりの苦労を知るを読む

【2008/12/11 22:26】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

続・あなぐま就職自戦記[14]ニュースづくりの苦労を知る
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その33「ありがたや」(2000年8月23日)

  前回の日記で書いた不安も何のその、日々はめまぐるしく過ぎています。毎日帰ったら、かなり遅めの夕食を取り、ほんの少しプライベートな時間を過ごしたら、すぐ寝ます。朝起きたらシャワーだけ浴びてさっさと会社に行きます。食事もコンビニ弁当中心。そんな毎日で、心の余裕も時間の余裕もあまりない状態です。

 でも“ほんの少しだけ”手応えを感じ始めています。今は「介護保険のその後」ということで特集の準備をしています。いろいろな所へ電話をして、下調べをして、取材に行って、構成を考えて、の繰り返しです。ちょっと初戦の相手にしては手強いのを選んでしまったな、という気もしますが、これも後の祭り。来週くらいになんとか仕上げようということで、今はそれが一番の目標です。自分にはノルマがないので集中してやりたいことができます。これは非常に珍しく、ありがたいことです。

  ただ、どうも最近精神的に追いこまれているな、と感じています。実は学生時代、卒業論文を書くときにも同じような気持ちになったことがあります。つまり自分は
「なんとなく締め切りがあって、準備していかなきゃいかんなあ、でも手間がかかるし大変だなあ、やれるかなあ」という追い込まれ方が苦手のようです。しかし、この精神状態を乗り越えて何らかのモノを作り上げる、という作業に早く慣れないと仕事になりません。その意味では良い修行なのでしょうか?それにしてもため息の多い毎日です。


その34「ニュースの価値って?」(2000年8月29日)

  これは就職する前にも考えていたことなんですが。報道というのは難儀な商売だなあ、と感じるときがあります。

  テレビ局にはニュースの放送時間があらかじめ決まっています。(新聞もだいたいページ数が決まっています。)それを「埋める」という作業に終始してしまうのです、どうしても。もちろん現場の人達は一生懸命やっていると思います。しかし

「今日はニュースがありません」

といって、ニュースの時間帯を縮めるわけにはいきません。また

「今日はニュースが多すぎます」

といって、ニュースの放送時間を延長するわけにもいきません。すると、不動の時間枠を「うめる」という発想が生まれてしまうのです。

  「ニュース」と簡単に言いますが、事件や事故は当事者の方々にとっては一生忘れられない出来事です。しかしものすごく忙しくてニュースの数が多いときは、十分な取材ができません。また逆も真なりで、ニュースが無いときは「市の○○展」など、ヴァリューの低いニュースを放送せざるを得ません。(もちろん価値ある○○展も存在しますけどね)

  つまり「ニュースの価値」というのはどのような基準で決定されるのか?なのです。取り組んでいる側が一生懸命でもイベントそのものに目新しさがない場合、果たしてその取り組みにニュースヴァリューはあるのか否か?難しい問題です。我々にできることは、常に「ニュースの価値とは何か?」を考えることなのかもしれません。もしかすると「価値」という言葉そのものを厳密に定義しようとすると(非常に哲学的になってしまうのですが)現代の我々の危なっかしさ、不安定さにつながるのかもしれませんが。

  ものすごく抽象的な話をしましたが、私自身は元気に仕事しています。今は1日に1本取材が入るようになりました。介護保険の特集は来週にはOAできそうです。今は次の特集を何にしようかな、と考えています。”NPO”か”ISO”か”PHS”かどれかになると思います。


続・あなぐま就職自戦記[終]初めてのスタジオ出演を読む

【2008/12/15 22:28】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

竜王戦最終局~またの名を「自分を信じられる王決定戦」
ついに竜王戦7番勝負が決着しました!

(日刊スポーツから引用)
渡辺竜王3連敗後4連勝羽生破り永世竜王
羽生信じられない失速、永世7冠逃す
大逆転の渡辺「信じられない」

最強の挑戦者・羽生名人を相手に
「史上初の3連敗4連勝」を成し遂げた渡辺竜王が
みごと「初代・永世竜王」の座を獲得しました。
おめでとうございます!


緊張感高まる第7局でも
渡辺竜王は6局目と同じ「18手目・△5三銀右」に始まる積極策を採用。
中盤以降は形勢が何度も入れ替わる大熱戦となり、
最終的にプロ棋士の検討陣に「もはや訳が分からない」とまで言わしめました。

前回のエントリでも書きましたが、もはやここまでくると実力云々ではなく
「勇気と冷静さのバランスを保ちながら、自分の将棋を貫くこと」が大切なのかな?
と。
そういう意味では、今回の竜王戦第7局は
“世代交代を決める1局”でもなければ、
“羽生の現代将棋VS渡辺の未来将棋”でもなく、
「自分を信じられる王決定戦」だったのかな?と感じました。

個人的には、渡辺竜王が60手目△5二飛に費やした67分と
羽生名人が64分を投じた63手目の▲2三歩。
きっとお互いが「自分が有利なはずだ・・・信じるんだ、信じるんだ!」と
自分に言い聞かせていたんだろうなぁ・・・と想像すると、たまりませんね。
感動の一言しかありません。本当に良いものを見せていただきました。


最終的には7局を通じて
「若い渡辺が攻め、ベテラン羽生が受ける」という展開は同じでしたが
最初の3局と後半の3局とでは、全く印象が違います。

特に序盤20手目までの時間の使い方。
渡辺竜王本人が
「最初の3局は、指し手や封じ手を含めて消極的な戦い方だった。
相手が羽生さんということもあって引き気味に戦ってしまった。
4局目からは相手を恐れずに積極的に行こうと決めた」

と語っているように、最初は1手1手、本当に慎重に
(つまりは自分を信じ切れていない証拠なのですが)
手を選んでいた印象でした。しかし最後の3局は序盤が吹っ切れてました。
渡辺将棋がこの後どのように変貌を遂げるかは分かりませんが、
少なくとも私は「人生における積極策の大切さ」を学んだような気がします。



・・・ただ渡辺さん。
きっと来年の竜王戦で、この方はリベンジにやって来ますよ!
そのときが本当の意味での「世代対決」の始まりです。

将棋界の龍と虎。
2人の長い長~い戦いは、これからも続くのです。
【2008/12/19 00:29】 | 将棋のおへや | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【将棋】

【冬休み限定】あなたの文章、添削します!
今年も残すところ2週間あまり。
年末が待ち遠しい今日この頃です。


“せっかくの冬休み。
何か世の中のお役に立つことを1つくらいは・・・”



ふとそんなことを思い立ちまして、
私がみなさんの「志望動機」「自己PR」などを
添削指導させていただくキャンペーンみたいなものを
やってみようかと思います。


これまでにもコメント欄やメールを使って
多くの学生さんから質問をいただき、
自分なりのアドバイスもさせていただきましたが、
こういう形での募集は、たぶん最初で最後だと思いますので
お気軽に応募ください。


<冬休み限定 あなぐま添削キャンペーン>

◆募集期間
12月16日(火)から30日(火)までの2週間

◆テーマ
基本的に自由です。
すでにエントリーシートを書き始めている方は
その内容をお寄せいただいても結構です。
「まだこれから・・・」という方は、
下記のテーマから1つ2つチャレンジしてみてはどうでしょうか?

Q.この業種を志望する動機は何ですか?(400文字程度)
Q.あなたの一番の「強み」を教えて下さい。(400文字程度)
Q.「光」というテーマで自由に文章を書いて下さい。(800文字程度)

◆応募方法
この記事のコメント欄に直接ご記入下さい。
コメントを他人に見られたくない場合は、
「管理者にだけ表示許可」の機能をご活用ください。
またメールでのやり取りを希望する場合は、その旨明記下さい。

◆返却時期
応募数にもよりますが、1月6日(火)までには添削できると思います。
ただ添削するだけじゃなくて、
「なぜその方がよいか」みたいなコメントも盛り込む予定です。
【2008/12/30 00:00】 | 【受付中!】就職質問箱 | トラックバック(0) | コメント(1) 
tags:【志望動機】 【エントリーシート】

暗闇に光を見出す日々を
まもなく2008年が終わろうとしています。

大晦日(つごもり)の寒さは厳しく、
なんだか1年を象徴するような・・・

皆さんもいろいろと大変でしょうが、
暗闇に光を見出せるよう、毎日を頑張ってゆきましょう!

というわけで、来年も気長に書きますので
ご愛顧のほどよろしくお願いします。

良いお年を。


地平線の先に辿り着いても
新しい地平線が広がるだけ
もうやめにしようか?
自分の胸に聞くと
まだ歩き続けたいと
返事が聞こえたよ

知らぬ間に増えていった荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ
だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる

Mr.children『GIFT』から引用

【2008/12/31 23:26】 | 元記者の日記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【つぶやき】

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