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新聞の「発証部数」と「発行部数」、そしてテレビの視聴率。
まだ読みかけの本から、ちょっと「ほぉ」と思った話を抜粋。

サイバージャーナリズム論~「それから」のマスメディア
歌川令三ほか著 
第1章「新聞ビジネス崩壊の予兆」より抜粋

 日本新聞協会の統計では、発行部数は横ばいで、世帯当たり一部の水準を維持している。しかしこの公式部数が水増しされた数字で、実際には売れていない新聞がかなり含まれていたとすればどうなるか?そんな見せかけの部数は、あらかじめ“消えた新聞”と見なしたうえで、実質的な部数で新聞業の将来を論ずるべきであろう。
 ここから話はややこしくなってくる。日本には新聞が何部あるか、数え方には二通りある。業界ではこの“二重の部数”を「発証部数」と「発行部数」と呼んでいる。前者は実際に家庭に配達され集金される部数のことだ。実売部数ともいう。「発行部数」とは新聞社が印刷して専売店に送りつける部数のことだ。だが、新聞社が印刷し専売店に届いた新聞がすべて読者のもとに配達され、「発証部数」(領収書を発行する部数)になるわけではない。
(中略)
 この「発証部数」と「発行部数」の差に当たる新聞を業界では「積み紙」とか「押し紙」という。その数がどのくらいに上るのかは、各社とも“秘中の秘”で、日本新聞協会の部数統計には絶対に出てこない。(略)業界のうわさを統合すると、少ないところで17~18%、多いところで25%以上だ。

マスメディアのマスメディアたるゆえんの1つが
「どの程度の人に伝播するメディアか」という数字なのですが、
新聞社の細かいカラクリは知らなかったので、へぇ~!という感じでした。

ちなみに私の出身畑である地方テレビ局では
視聴者は「エリアの全ての世帯」をベースにして
「視聴率」をかけあわせたものを「リーチ(到達数)」として計上しています。

簡単に言えば100万人のエリアで視聴率10%なら、10万人が見ているぞ
そんな計算になりますが、この視聴率の算出方法は知ってますか?
100万人のエリアなら、およそ100世帯前後のモニター家庭に測定器を設置し
その数字をまんま「全体の傾向」とみなして算出します。
1軒が見る/見ないで数字は0.5%とか1%違う。(時間平均すると細かくなる)

統計学的にはそれで十分根拠があるらしいのですが、
1人1人のユーザがどのページを見たか分かるネットメディアに比べると
「広告を出稿する身」としては、なんとも心細い数字です。

まあ「メディア」というのは、どこか詳細を掴みきれず、曖昧模糊としていて
よく言えば広がりがある、悪く言えばウサンくさい、それこそが特性なのかもしれませんが。


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【2008/03/30 23:45】 | 放送局の気になる実態 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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