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バラエティの現場に学ぶ知的生産術
先日、残念ながら放送終了してしまった
テレビ朝日系のバラエティ番組「くりぃむナントカ」

「ナンバー2選手権」などの企画発想の自由さ
「ビンカン選手権」に代表される番組づくりの丁寧さ
ディテールに対する執拗なまでのこだわりと
強い「お笑い愛」を感じる、斬新な番組でありました。

その現場がリアルに体験できるVTRを発見!
テレビ局を志す学生さん、バラエティ好きな視聴者、
1人でも多くの方にこの映像を見ていただきたく
リンクさせていただきます。

くりぃむナントカ 最終回ノーカット版
http://www.tv-asahi.co.jp/tvasahibb/free/nantoka/
(動画が残っているうちにぜひ!)

「OA本編は7~8分にまとめられているくだりが
実は26分も収録していた」というのは、まあ当然の話といえばそうですが

“どのようにしてオチを作るか?”

の一部始終を目撃することができます。

<あらすじ>
舞台は「最終回4年間お疲れ様」と書かれた打ち上げ会場。
くりぃむしちゅーと大木アナ、次長課長、バナナマン、土田晃之が
グラスを片手にしんみりと思い出を語ってゆきます。
最後に大木アナが大粒の涙を流しながら、
「この4年間は私の青春でした・・・」と語っているところに
カンニング竹山が真っ白なスーツでなぜか「おめでとう!」とはしゃいで登場。

どうやら「浜口京子のメダル獲得を祝う」というドッキリにかけられ、
結果として会場の雰囲気をブチ壊してしまう羽目になった模様。
ドッキリのスタッフはくりぃむしちゅーも知らない人、というレトリックで
「お前、あいつと親友だろ!?親友同士で大事な最終回ふざけて来るなよ!」
というオチになり、初めは否定していた竹山が、最後は吼えながら
「おい親友!!帰るぞ!」とビール瓶片手に会場を後にする。
最終回の締めくくりとはとても思えない、攻撃的なエンディングでした。

○「オチ」を生み出す知的生産術とは?

ノーカット版を見ると、どうやらMCの2人以外は
竹山の登場を全く(ガチで)知らなかったことがわかります。

序盤、上田・有田は“最終回なのに“祝”ってどういうことだよ!?”
という当初想定していたキーワードで、何とかオチを探っていきます。
しかし、なかなか着地点が見つかりません。
竹山自身も本当に騙されているようなのです。
そこで周囲の芸人が「情緒不安定じゃないの?」などと
竹山=切れキャラと素のギャップが激しい、という側面で
新たな方向性を見出そうとします。

しかししかし。
竹山は本当に動揺しているようで、なかなか話が進みません。
そこで有田が気付きます。
「だましたスタッフ、どこにいるのよ?」と。
竹山の「あいつだよ!」に
「俺たち知らないもん。親友連れてくるなよ!」というギミックを生み出し、
話がようやく収束に向かいます。

26分のほとんどが
中盤の「探り探り」を克明にとらえていますが
OAではバッサリとカットされています。
このあたりに注目して動画を見ると、「実に面白い。」


○実は大切な「ガヤ」の一言

大木アナも当初は本当に泣いていたと思われるが
途中ではしっかりと笑っています。
バラエティ初挑戦から4年、彼女は本当に成長したようで
終盤、くりぃむしちゅーの2人に「どう?竹山?」と聞かれ
「何で祝いなのかもわからないし、何より
どーして親友さんを連れていらっしゃるのか・・・?」
としっかり表情つきで、オチへの上積み(フリ)を作っていきます。
何という「順応力の高さ」!
途中の次課長・バナナマン・土田のアシストも見逃せません。


○誰がどこまでドッキリを知っていたのか?

岡本夏生はこの番組に出て
“あんた達、ガチンコすぎるわよ!”という言葉を残しましたが、
動画を見て一番印象的だったのが
「くりぃむナントカ」のスタッフのこだわりぶりです。

・MC以外は本当にドッキリを仕掛けている点
(最近のバラエティでは大半が演出ドッキリだと思いますが)
・収拾がつかなくなっても決して途中でカメラを止めない点
・あえて最終回のこの場面にそんな演出を仕掛ける点

いずれもお笑い現場に憧れる人にはぜひ学んで欲しい
「制作魂」というものを見せつけられる気がします。
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【2008/10/01 21:52】 | ます☆ぶろ研究室    (マスコミ・ウェブ論考) | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【制作】

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