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「全紙一面トップ」は当局の意図!?
昨日は朝から晩まで
小室哲哉容疑者のニュースばかり。
少し疲れてきた方も多いかもしれません。

詐欺が事実であれば、
ニュース自体は「それは彼が悪い」で終わります。
しかし受け手の印象はさまざまでしょう。

・お金がたくさんあっても幸せとは言えないんだな
・海外事業なんて生半可に手を出すものじゃない
・慰謝料とか高級外車とか、いかにも芸能界って感じだね
・ああ、時代の寵児もこんな成れの果てか・・・
・最近テレビで見たけど顔相がおかしかったよね
・久しぶりにカラオケでも行こっかな?


いずれにせよ「社会的影響の大きな人物」であったことは間違いなく
当局も、彼を立件するにあたって
「メディアをしっかりと意識した」手法を採用した
こと、
皆さんは気づいたでしょうか?

つまり、

「見せしめ」的立件

という要素が非常に色濃く出ている報道なのです。


1)紙媒体
全ての始まりは「11月4日付けの朝刊」。
主要一般紙・スポーツ紙が全て一面で「逮捕へ」と報じました。

朝の情報バラエティなどでは
「奇麗に見出しが揃った新聞十数札を並べたカット」が
必ず使われていました。・・・だって圧巻ですもの。

これはおそらく「作られた状況」だと私は考えます。


4日の朝刊は、基本的に「11月3日の出来事」を掲載します。
一面トップをどのネタにするかは各社が自由にできるはずですが、
どの新聞社も、3日に起こったいろんな出来事を押しのけて
「4日にも逮捕される見込み」をトップで報じたわけです。

「逮捕へ」というのはいわゆる観測球で、
独自取材で“ある筋”から情報を仕入れた場合によく使う表現です。
過去の私の経験から言えば、
このような観測球的記事が各社一斉に出る場合は、「スクープ」ではなく
検察側からの「半ば公のリーク」があったのではないかと推測できます。

なぜなら「単独取材」であれば、少しでも早く、
たとえば3日の夕刊や、極端な話、号外を出してでも
「他社より早く報じたい」と考えるのが基本姿勢ですから。
※今回は号外が出てもおかしくないインパクトだと思いますが、
どこも出していませんよね?・・・なぜ?



11月3日は祝日で、1日からの3連休でした。
公的機関は基本的にずっと「お休み」で
大阪地検特捜部も連休中だったはずです。
しかし4日の朝にピッタリ報じてもらうためには、
たとえば前日なりに、各社を集め
この情報について「レク」しなければいけない
はずです。

ネットでは数日前から
「大物プロデューサーKが逮捕へ」という噂が流れていました。
もしかするとかなり早めのタイミングで、非公式のレクが開かれ
「4日朝刊より解禁」という紳士協定が結ばれていたけど
ちょっとだけ漏れた(あるいは意図的に漏らした)のでは・・・?
と、これは想像しすぎですかね。

スポーツ紙の場合、
日曜日にいろんなスポーツイベントが目白押しなので
月曜の一面を確約するのは難しいのですが
(3日の朝刊なら石川遼選手とか天皇賞とか日本シリーズとか)
火曜紙面であれば、空いている可能性は高いと想定できますよね。


2)映像媒体
4日の朝刊が届くタイミングに合わせたかのように、
映像媒体もいっせいに朝ニュースから報じました。
あくまでも「新聞がこう報じています」という姿勢を貫きつつ、
午前8時ごろから「任意同行 → 逮捕・家宅捜索」
という流れになったのですが、各社の撮影スタンバイはバッチリOK!
ヘリコプターから見た「車を取り囲む報道陣」の映像は
昨日、何度となく目にしましたね。

容疑者が滞在していたのはホテルだったそうですが、
捜査員はあえて地下や裏口からこっそりと連れ出すのではなく
衆人環視の中で歩かせました。これも恐らく当局の意図です。

スムーズに捜査を進めたいのであれば、
メディアは遠ざけるのが常套手段ですから。

私も年に何度か経験しました。
たとえば「これはひどい」と誰もが感じるような凶悪犯の場合、
身柄を移される先の警察署で副署長に問い合わせると
「○時ごろに着くと思うよ」と教えてくれることがあるのです。
容疑者は自分の顔を上着などで隠してもらえるわけでもなく、
フラッシュをバシバシ焚かれて歩く・・・社会的制裁というやつです。


なぜ、大阪地検はこんな「計らい」をしたのでしょう?
長くなってしまいましたので、続きは明日。
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【2008/11/05 21:48】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】

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