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続・あなぐま就職自戦記[12]報道へ2ヶ月レンタル移籍
(前回までのあらすじ)
新入社員として地方局で奮闘していたあなぐま(2000年)の日記。
営業部で4ヶ月の研修を経て、2つ目の配属先に移ることになりました。

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その28「そして大決定」(2000年7月28日)


本日、あなぐまの2つめの所属先が決定しました。「報道制作」です!

今回の異動は10月以降もにらんでのことだと思います。10月以降はふたたび異動して、別の部署で働くことになる予定なのです。その部署で自分が担当する仕事を念頭において、「営業」と「報道制作」の2つの部署で経験を積み勉強する、というのがこの6ヶ月間の研修の本当の意味なのだと私は理解しています。

今の心境としては、少々複雑です。確かに報道制作は入社前に希望していた部署ですから期待はものすごく大きいです。しかし、それだからこそ「2ヶ月」という時間でどのくらいの仕事をして、どのくらいの経験を積むことができて、どのくらい自分が満足することができるのかなあ、という不安があります。生活のサイクルが急に変わってしまうであろうことに対する不安もあります。

しかし、10月以降の自分の役割がはっきりしたことによって、自分の中に目的意識ができあがり、ある程度のビジョンも持つことができるようになりました。営業での経験と報道制作の経験をどうやって次の仕事に活かしていくか、ということを常に頭の中に描きながら頑張ってみるつもりです。



その29「初日でした」(2000年8月1日)


今日は報道制作での初日でした。

なによりも身のひきしまる思いがしたのは、今朝の集合が「午前7時」だったこと。先輩のアナウンサーとカメラマンさんと3人で取材のおともをしました。テーマは「ゴミのリサイクル」でした。団地でインタビューをひろって、ゴミ収集車を追いかけて、リサイクル処理工場を訪問して、あっというまにお昼になりました。時間が過ぎることがこれほどまでに早く感じたのは久しぶりのことでした。

帰ってきてカメラマンさんとお話するうちに「カメラ講座」を受けることに。ENGと呼ばれる取材用の大きなカメラの基本的な使い方を教えていただいて、そのあまりにも多い手順と操作に混乱しながらも撮影の練習をしました。自分が試しに撮影したテープを見てみようとVTRを巻き戻していると、デスクから「事件が急に発生したので、現場にすぐ行って話を聞いてきてくれ」と言われました。

そうなんです。何と配属初日から取材をしてきたのです。混乱する頭と心をなだめながら、カメラマンの方に励まされつつ、現場に到着するとパトカーと警察官とやじうまと記者。「うわっ、何か見たことある風景!」と動揺しつつも何とか聞き込みをはじめました。よかったなと気付いたのが、4ヶ月の営業の経験か「度胸」のようなものが自分の中にあったことです。もちろん聞き込みが十分にできたというわけではありませんが、頑張れば何とかなるかもしれんぞ、という気持ちになりました。

気がつけばもう夕方。やはり新しい環境に身を置くと、時間が過ぎるのがものすごく早く感じるようです。まだまだ足りない部分が多く、その道の長さに気の遠くなるのでした。明日も頑張ります。



その30「緊張→焦燥→充実」(2000年8月6日)


<2日目>

この日は「甲子園に出場する**高校が県庁を訪問」という取材についていく予定でした。取材の予定を書いてあるホワイトボードを前の日に確認したところ、9:00と書いてあったので、私は(間抜けなことに)何も考えずに8:45に出社しました。出社して、汗を拭きつつ、のんびり缶ジュースなぞ飲んでいた私はふと「あっ!9時に県庁っていう意味だったんだ!」と気づき、デスク(報道部のチーフ)に謝りました。イメージでは「何考えてるんだ、おまえ!」というふうにどやされるのかな?と思っていたのですが、ことのほか冷静に対処されました。そのことで逆に「自分の取材はすべて自分の責任なのだな」という風に感じることができました。

結局この日は、前日のリサイクル取材のつづきに同行。会社に戻ってからは編集作業のやり方を「教えてもらう」わけにはいかないので、「見つめる」ことにしました。朝の失敗もあってあんまり成長した気がしない2日目でした。

<3日目>

この日は大忙し。朝は「動物園で小学生が飼育体験」というニュース取材に同行。取材が終わり帰ろうとすると、カメラマンさんに「いつまでもついていくだけじゃ何にもならないし、15分あげるから取材して記事書いてみたら?」といわれチャレンジ!社に戻って記事を書いたのですが、先輩の記事と比べると実力の差が歴然。ああ・・・頑張らなければ、と思っているところに火事の知らせ。地図で場所を調べ、先輩と二人で大急ぎで直行しました。

何とか取材を終え帰ってくるとデスクから「雪印製品の販売再開」の取材にスーパーへ向かえとのこと。スーパーではカメラマンさんと二人でしたので、私が初の「インタビュー録り」に挑戦することに。いろんな瞬間にすべて「何がしかの失敗をする」「何か足りない」と感じることがものすごく多いのですが、そんな事はおかまいなしに挑戦が次々にやってきます。充実感と焦燥感と緊張感の連続です。取材を終えて戻ると、フロアディレクターの練習。ああ疲れたと思いながらも、みんなもっと忙しい中で頑張っているのです。私も負けちゃおれないと自主的に編集の練習。そこにふと現れた同期のアナウンサーが、いろいろと編集のあれこれを教えてくれながら、世間話もしながら、1時間ほどの時間を付き合ってくれました。皆さんありがとう。

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報道制作の仕事はとにかく「時間が長い」です。
今、メーカーで働く私は朝6:30に起きて、電車に乗って、8:30ごろ仕事が始まって
夕方5:30にはチャイムが鳴って、そこそこ残業して、また電車で帰るという生活ですが
報道センターには、チャイムもへったくれもありません。

あるのは「ニュースのオンエア時間」だけ。
例えば11:50と夕方6:30にニュースがあるとすれば
1日の全ての行動は、その時間から逆算して流れてゆきます。
そして24時間、いつでもニュースは発生します。(特に事件事故)
もし台風や地震でも起ころうものなら
災害がひと段落するまで、ずっと戦いのような時間が続きます。

もちろん入社前から想像していた世界なんですけどね。
たった4ヶ月とはいえ、別のセクションを経験してから飛び込んだことで
「どことなく客観的に見た報道制作」が私のファーストコンタクトとなり、
結果として、こういったブログを書く時の「複眼的思考」の一助となっているのも
何か1つの運命なのかなとそんなことを感じます。


続・あなぐま就職自戦記[13]報道のとにかく慌しい日々を読む
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【2008/12/09 22:45】 | あなぐまの就職自戦記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】

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