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名将に「自分の限界と人生の意義」の相関性を学ぶ
先日書いた受験生のお話のつづきです。

   ◆大学受験の小論文は「論理構成力」に尽きる
   http://anaguma1.blog98.fc2.com/blog-entry-288.html


3回ほどの指導で小論文はどうにか形になってきました。
・・・まずはひと安心。

来週の今ごろ彼は前期試験に臨むのですが、それはあくまでも練習。
本番は来年の春、難関医学部へのチャレンジです。
少なくとも現段階で、彼の得点は決して高くありません。
周囲の17-18歳と同じ方法を採用して、同じように努力していては
差を埋めるのに大変な時間と労力がかかるだろう
と思うのです。


つまり、何か「工夫」をするしかありません。


この年(33歳)で「受験勉強」というタスクについて
真剣に考えることになろうとは思ってもみませんでしたが、
要するに私の見立てでは

[1]学ぶべき知識の範囲の中で重要度の高いものを選びとる(情報選択)
[2]ただ公式化するのでなく、文脈をともなって理解する(読解)
[3]情報を脳に記憶させる+効率的に引き出せるよう訓練する(記憶処理)
[4]問題を読み、求めるテーマと必要な情報を記憶から引き出す(読解)
[5]ミスなく短時間で、正しい解を求め書き出す(スピード&正確性)

この5つが受験勉強に重要なプロセスです。
[1]-[3]は事前学習、[3]-[5]は実戦(テスト)ですね。

彼の場合、それぞれの基礎能力は十分あると思います。
しかし、これまで各プロセスにかけた絶対的な時間、
つまり努力が足りない。特に[1][3][4]が少ないのです。
(諸事情で学校に行けない時期もあったとのこと)


そこへ

「睡眠時間を5時間に減らす」

というアイデアが出てきました。
彼の体を慮ると(どうかな?)と心配になる部分もあるのですが、
状況を打破するのに「爆発的な何か」が必要なのも事実です。

睡眠時間を減らせば、当然ながら
1日にできることの範囲が広がります。
ひいては「自分の限界点」を広げることにもつながるでしょう。
ただ「やりすぎ」は禁物です。
睡眠を2割削っても、脳の回転が2割落ちるのでは意味がありません。


・・・ふと、イビチャ・オシムのことを思い出しました。

日が暮れるまでグラウンドにいて、
夜はヨーロッパのサッカー中継を研究して、
ちょっと寝たら、また朝が来て。
24時間サッカーのことを考え続けていた監督です。

ジェフの監督になった時、彼は就任の挨拶もなしに
初日から選手をひたすら走らせる過酷なメニューを与え
気が付けばチームは強くなっていたという話があります。

「限界を作るな。走れ」

とにかくタフでストイック。
それでいて叡智に富んだオシムの生き方は
私に衝撃を与えたのでした。

『オシムの言葉』(木村元彦著/集英社)より引用

2004年8月1日対レアル・マドリード戦後
「レアルと違い、ジェフは今いる選手で戦っていかなければならない。人生もそう。自分たちが歩むべき道を探していかなければならないのだ。日常生活の中で、平坦な道のりはない。上に上がってゆくには何らかの危険を冒し、何かを犠牲にしなければならないのだ」
(P148より抜粋)

「守るのは簡単ですよ。作り上げることより崩すことは簡単なんです。家を建てるのは難しいが、崩すのは一瞬。サッカーもそうでしょう。攻撃的ないいサッカーをしようとする。それはいい家を建てようとする意味。ただ、それを壊すのは簡単です。戦術的なファウルをしたり、引いて守ったりして、相手のいいプレーをブチ壊せばいい。作り上げる、つまり攻めることは難しい。でもね、作り上げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?」
(P200より抜粋)



得るものがあれば失うものもあるかもしれない。

とにもかくにも、17歳の若者は
自分の限界を広げることに決めたようです。

私はどうなんだろう?
「オシムの言葉」を読みながら考え込む夜。


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【2009/02/19 22:45】 | 元記者の日記 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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