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ヘリを見たら全国ニュースだと思え~キー局と地方局の関係
以前のエントリ「キー局と地方局、どこが違う?」では会社や組織の違いを書きました。
きょうは両者の関係も交えながら、ニュースの裏側を。


視聴者としてテレビを見ていると全く意識することはありませんが、
ニュースを取材するには「お金」が必要です。
・・・ただし誤解しないでください。取材先にお金を払うのではなく、
取材クルーの人件費+取材に必要な機材チャーター費という意味です。

私が経験してきたニュースであれば
通常1つのニュースを1班で取材します。1班とは記者+カメラマン。
余裕があるときはカメラアシスタントが付きましたが、
通常は2人一組で行動します。
カメラマンは自社所属の人もいれば、その日だけ手伝ってくれる外注の人もいます。

また取材に使うカメラは業務用で、1台数百万円。三脚もけっこう高価。
テープはベータカム形式で(昔のベータがここに残っているんです)
デジタル用の30分テープが1本数千円。これを何本も使います。
カメラ用のバッテリーやケーブル、マイクなども含め、お金が湯水のように必要です。

つまり取材には「人件費」と「機材の購入・メンテナンス費」がまず欠かせません。

地方で大きなニュースがあるとキー局のクルーが取材にやってきます。
向こうも遠征なので通常は1班ですが、
東京で研修したときに見せてもらったのは「1ネタ2班」で、記者は現場に行かず
ディレクターとカメラマン(+アシスタント)で行動するパターンでした。

「いいなあ。キー局は取材体制に余裕があって・・・」とうらやましく感じたものです。


キー局と地方局の差が顕著に出るなあと感じるのは
「ヘリコプターによる空撮取材」です。
キー局はもちろんのこと、地方局でも大きなところは
自社で専用ヘリを持っている(あるいは契約している)ので
突発的な事件・事故の際に、いつでもヘリ取材ができます。

ヘリ取材のメリットは大きく2つ。
・現場の全体像がつかめ、臨場感がある
・規制線が張られている(立入禁止の)場所でも、ある程度撮影が可能になる


ただ当然ながら、ヘリコプターを飛ばすにはお金が必要です。
繰り返しますが、あなぐま所属のX局は倹約主義だったので
ヘリコプターを毎回チャーターしていました。なんとその費用は・・・

約10分で数十万円!

地方局は系列ネットワークを通じてニュースを全国に流すと(通称“のぼり”と言います)
経費などを負担してもらうことができるため、
大きなニュースが起きると「ヘリを飛ばす=全国ニュースにする」のが常でした。

もしあなたの地方で、事件・事故の現場があったとして
上空にヘリコプターが1機2機ではなく何機も飛び交っていたとしたら

「あ、これは全国ニュースに出るのかな?」

とチェックしてみてください。

<関連リンク>キー局と地方局、どこが違う? 新聞とテレビ・報道の違いは?報道の現場は怒号が飛び交うのが日常茶飯事
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【2008/03/01 21:57】 | 報道・制作の経験談 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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