週末ローカルニュースに変革の余地はあるか?
「ずっと変わらないものにはビジネスチャンスがある」
という言葉があります。
であれば、ここには可能性が眠っているかもしれません。

月曜日から金曜日まで、地方局は
昼・夕方を中心に1日1時間〜2時間程度、ニュース番組を放映します。
内容も、意欲ある企画取材からグルメに至るまで多岐に渡っています。
特にここ数年、各局とも「夕方ワイド」「生活情報の強化」などに力を入れています。

ところが土日はどうでしょうか?

もし興味があれば、あなたの住む地域のニュース項目をチェックしてください。
そこには
・交通事故や火事が起きました
・催し物が開かれました
・季節の風物詩が見ごろを迎えています
・展覧会が開かれています

こういった項目ばかりが並んでいないでしょうか?

そして注目は放送時間。
平日は1〜2時間も割いている内容に、1日あたりせいぜい10分〜20分。
これを地方紙に例えれば、ふだん40ページの紙面が8ページくらいに減る勘定です。

何故こんなことが起きるのか?大きな要因は3つです。

1)土日は社員の多くが休みを取らなければならない→週末は3〜4クルーで回す
2)平日取材のネタ元を支えている「記者クラブ」も土日は休みである
3)これらの事情からキー局も土日はニュースが少なく、地方局もその編成にならう


・・・何か問題ある?

と言われてしまえばそれまでですが、
平日は「尺が足りない」と10秒でも20秒でも切り詰めて原稿を作るテレビ局が
土日はうって変わって、10秒でも20秒でも「尺を伸ばそう」としてニュースを作る。
この姿勢に現役当時は何の疑いも持っていませんでした。

でもよくよく考えれば、平日も土日も同じ1分1秒。
あんな冗長な土日ニュースをダラダラと放送し続けることに意義はあるのでしょうか?
たとえば、10分のうちデイリーニュース枠を思い切って半分にして
残り5分で、その週イチバンの企画(特集)を再編集・再放送するとか、
1週間のダイジェストを放送するとか・・・工夫の余地はないでしょうか?
(キー局はどこもやっている手法ですよね)

実際にはマンパワーの問題や番組コンセプト・見せ方などに議論の余地はありますが
週末のローカルニュースにはもしかすると
「地域報道の変革」
の可能性が秘められているのかも・・・?と
そんなことをふと思った週末でした。

テーマ:就職活動応援 - ジャンル:就職・お仕事

【2008/03/08 19:12】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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