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続)1ドル100円割れで報道は何ができるのか
4日前のエントリでは、
マスコミはこの事態に対して、「こんな問題が!」「ここも大変だ!」ばかりではなく
「こういうカラクリでこういう背景があるんだから、こういうことを考えなくてはダメだよ」
というストーリーを書いて、啓発・啓蒙に努めるのが責務だ!

という趣旨を書いたのですが
今日はさらに激しい値動きで円高ドル安が加速し、日経平均も急落!
・・・口あんぐりって感じでした。


全テレビ局のエアチェックはできませんが、
ネットで各紙の社説などを斜め読みすると、だいたいこんな趣旨が並んでいます。

●サブプライム問題は深刻で、米国経済への不信がこの事態を招いている
●日本は輸出関連企業の業績に影響が出そうだ。一方で、上昇し続ける原油や小麦などの価格を低下傾向に転換できる見込みが出て、国内消費にはプラス材料でもある
●米国政府は策を講じるべきであるし、日本の政局も日銀総裁後継人事で滞留している場合ではない


再び「ぐっちーさん」のサイトから引用を。

債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら | 試金石
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/c5b5ff65e17d1a336a8fcb57211c4aeb

 前から書いているように今回のドル安に関してはG7によるコントロールは機能しない。外貨準備のトップ10には日本しかおらず、主要保有国はすべてG7以外。12年ぶりといわれますが、当時との違いはこれに尽きるのですよ。
(中略)
 問題は中国(香港、台湾も入れて)、シンガポール、ロシアなどの現在のベスト10メンバーとスクラムが組めるか。これらが動けば今回のドル安は止まる可能性が高い。しかし、「昔の名前」ばかりで出た場合、投機筋は見逃さないと私は思います。ドルを狙い撃ちにしてくる可能性が高いと私はみます。さて、どうなるやら・・・・


あらためて問いたいのは「報道にできることは何か?」ということ。
ちょっと考えを掘り下げてみました。

まずニュースを「良いこと」「悪いこと」という軸で考えてみます。
世の中「こっちからみれば良いことだけど、逆からみれば悪いことだよ」という話題が多く、
一方的に「良いニュース」「悪いニュース」というものは少ないんです。
その中でどちらかへの傾きが強いほど、ニュースの色は付けやすく
特にそれが悪い要素ばかり目立つ話題になれば、比例して声色も強まる傾向にあります。

今回のニュースは、マスコミとしては「悪いニュース」という捉え方が強く
対する世論もそう遠からず、と感じている人が多いでしょう。
ただ「急な値動き=制動できない値動き、何とかして!」という面がフォーカスされがちで
「市場の意図は自然なもので非難できない」という市場経済ゆえのロジックも手伝って
報道の切り口がやや貧弱なものになっています。

たとえば、日本の一般市民が為替取引に積極的に関与しているのであれば
「どうぞパニックにならず、落ち着いて事態を捉えましょう!」とキャンペーンして
ニュースを通じた間接的な緩和策を講ずることが可能になります。
しかし今回の主役は海外のマーケッターたち。日本のニュースはほとんど見ません。

すると別の間接策でこの事態を緩めたいという考えが浮かびます。
こんな背景から「日本政府・アメリカ政府の金融政策への期待感」に言及せざるをえない。
しかし、両者への期待が届いたとしても、その実行動の効力に大いなる懸念があり
どうしても報道の矛先が鈍ってしまう。ぼやけてしまう。
ややもすれば政府批判を繰り返し、全ての原因をそこに帰結させかねないのでは?
・・・私は今回のニュースをこんな風に見ています。

※こう考えると、報道という営みは性質上「政治は期待できるものである」
という価値観を前提にして成立してるのかもしれないな・・・とそんな考えも浮かびますが。


ぐっちーさんのエントリや関連記事を読むにつけ、
もしかするとアプローチすべきは「金融外交」しかもBRICSあたりに対する外交
これは日銀うんぬんもありますが、財務省や外務省の動きが大切なのかな?と。
そういったところにフォーカスして、何か新たな糸口を見い出せるような
「提案型の報道」ができるとよいのだけれどなあ・・・と思うのですが、どうでしょう?
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【2008/03/17 21:43】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
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