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Yahoo!動画の野球中継に必要な人員の数はいかほど?
最近ビックリした話を。

パ・リーグ全球団の来期試合を「Yahoo!動画」で配信
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080125/gte.htm

 ソフトバンクの100%子会社であるG.T.エンターテインメント株式会社(GTE)は、プロ野球パシフィック・リーグ全球団から2008年度主催試合のインターネット配信権を取得。さらに、パ・リーグ5球団から2009年度のネット配信権と、08、09年度のCS/CATV/IPTVの独占放映権を取得した。
 インターネット配信権を取得した試合は、オープン戦28試合、パ・リーグ公式戦360試合、セ・パ交流戦72試合、パ・クライマックスシリーズ5~8試合。これにより、GTEは、ソフトバンクグループが提供する動画ポータルサイト「Yahoo!動画」や、携帯電話向けの「Yahoo!動画(ベータ版)」などを通じて、パ・リーグ全試合のライブ、ハイライト映像を配信していく。


ちなみに私はスポーツ大好きなので、
「野球中継のディレクター」はものすごく楽しい仕事でした!
(今でもバイトで呼んでくれるならやってもいいかなと思うくらい・・・)
でもアレってすごく大変なんですよ!特に機材と人手がたくさん必要。

キー局が中継すると10台以上のカメラを使いますが、地方局はお金がありません。
いちばん簡素なところでは「4カメ」体制というのが最低ライン。
バックスクリーンとネット裏、1塁側と3塁側に1台ずつカメラを置く。
でもボールを追うのに精一杯で選手の表情などおさえられたものじゃありません。
私がいた局は「6カメ」がスタンダードでした。

さて問題。
6カメ体制に最低限必要な人員の数はどのくらいでしょう?


とりあえずの答え。
<球場内>
1カメ・・・バックスクリーンからホームベースを狙う
2カメ・・・1塁側スタンド上段から、ボールの動きなどを狙う
3カメ・・・3塁側スタンド上段から、ボールの動きなどを狙う
4カメ・・・1塁側スタンド下段から、選手やベンチの動き、表情などを狙う
5カメ・・・3塁側スタンド下段から、選手やベンチの動き、表情などを狙う
6カメ・・・バックネット裏から、ピッチャーや電光掲示板などを押さえる
※試合が始まるとカメラマンは身動きが取れないのでバイト君が何人かフォローにつく
実況アナウンサー・・・言わずもがな、の花形ポジション
解説者・・・アナウンサー1人では進行が単調になりがちなので1人~2人必要
アナD・・・アナウンサーのそばでメモを渡したり、進行を手助けするディレクター

<中継車>
ディレクター・・・試合の流れやデータなどを駆使しながら、中継を演出する
スイッチャー・・・6台のカメラから送られる映像を瞬時に判断し、最高の映像に仕上げる
裏スイッチャー・・・リプレイ専用。表スイッチャーとは違う視点で映像を切り取る。
編集・・・「試合のダイジェスト」や「リプレイ」などを試合中に編集し、すぐにスタンバイ
VTR収録&出し・・・収録の管理&事前に作ったインタビュー映像などを送出する
TD・・・テクニカルディレクターの略。中継技術に関する一切を取り仕切る
音声・・・スタンドの音声で臨場感を出しつつも、実況の声をしっかり届ける
テロッパー・・・スコア、選手名、データなどさまざまなテロップを選び、切り替え
データ入力・・・テロップに反映される試合中のデータなどを入力

てなわけで、6カメ中継には最低でも20人程度のスタッフが必要です。
・・・で、話をYahoo!動画にもどすと、何と「毎日3試合を同時中継」だそうです!

ということは、最低でも1日60人のスタッフが必要で
各地を転戦するのだから、交代要員も含めて倍の人数は欲しいところ。
機材の数も「球場固定カメラ」かと思いきや、地方球場の試合までカバーするらしい。
さらに毎日ダイジェスト映像もあるらしく、編集スタッフもどこかにいるに違いない。

う~ん、いったいどれだけの資本を投下しているのか!?
すげえな Yahoo!動画。

てなわけで、私は時間がある限り、プロ野球を楽しませていただきます。
マスコミ志望者の皆さんは
「何台カメラがあって、何人体制でこの中継やってるんだろう?」
「なぜテレビ局は手を出さないパリーグ中継が、ネットでは成立するんだろう?」

などと考えながら見ると、また違った驚きや発見があるかもしれませんよ。

Yahoo!動画 - パ・リーグ 熱球ライブ!
http://streaming.yahoo.co.jp/special/sports/pacific_league2008/
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【2008/03/21 23:25】 | 元記者のニュース解説 | トラックバック(0) | コメント(0) 
tags:【体験談】 【ニュース】 【技術】

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